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平成28年8月22日 定例記者会見 項目別

伊方原発の再稼働について(質疑)

(徳島新聞社)
 四国電力の伊方原発についてなんですけれども、8月12日に再稼働して、本日、一応フル出力に達するということで、四国電力としては9月7日の営業運転を目指しているという状況の中で、今のところ特段の問題は起きていないということだと思うんですけれど、現状を踏まえて改めて知事のコメントを。

(知事)
はい。この伊方原発再稼働に向けましてはね、我々としても、まずは第一義的に立地県である愛媛県、こちらの中村知事さんから、毎度、様々な行動を起こすときには手紙をいただいているところでありますし、また、愛媛県から、インシデント、様々なこの事故があったりした場合には、すぐ、他の県にも、四国の各県にも連絡を四国電力からするようにと、もちろん我々もそうしたことを求めてきたところでありますのでね、こうした形が今取られていると。
 また、政府としては、世界最高峰の安全基準といったものでもって対応するし、当時、最初は民主党政権、そして今の自民党政権となる訳でありますけどね、バックフィット、つまり、普通は過去に遡ってこれ何かをするってことはない訳なんですが、バックフィットも辞さないと、こうした話が出てきて、そしてこれを行っていこうということでありますので、まずはこれを前提にしっかりと対応してもらいたいと、そしてもし、いざ発災となった場合の避難の問題であるとかその受け入れ、これは伊方(原発)だけの問題ではなくて、高浜(原発)をはじめとする関西電力、こちらの話についてもこれは関西広域連合の話として、我々徳島、こちらに受け入れをすると、京都の皆さん方ですねと、いう形を取っていまして、決して伊方(原発)だけの話ではないと。
 しかし、鹿児島の川内原発、ここに向けては前知事さんの方で、周りの市町村長さんからこうした点を電力(会社)に求めてくれと、特に避難対策ですね、あるいは意見を言うということに関してもう少しと、こうしたところがあまり聞き入れられなかったと、これらが実は鹿児島知事選挙の争点になったと、そして、三反園新知事さんが誕生ということもこれありですね、やはり、避難についての関係の、特に市町村長さん、住民の皆さんと直結をしていますので、こうした声といったものをしっかりとやはり汲み取っていくと、電力(会社)側にもその対策を求めると、こうした点はやはり重要なんではないのかなとこう思っています。
 その意味では、今、中村知事さんの元でこうした点についてはしっかりと対応していただいておりますし、情報提供ということもいただいておりますので、まずは事故なく無事に達成されればなと、このように思っています。

(幹事社)
 他にありますでしょうか。

 
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