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平成28年10月31日 定例記者会見 項目別

平成28年度「徳島県文化賞」及び「阿波文化創造賞」の受賞者決定について(説明)

 では以下3点、発表をさせていただきたいと思います。
 まず、第1点目、平成28年度「徳島県文化賞」及び「阿波文化創造賞」の受賞者決定についてであります。
 「徳島県文化賞」、言うまでもなく徳島県版の文化勲章と呼ばれておりまして、本県の芸術文化の向上・発展に関し、特に功績の顕著な方を、顕彰させていただいております。
 昭和50年、制度が作られてから昨年度までで41年間となる訳でありますが、これまで40名、そして2団体の皆様方に贈呈をさせていただきました。
 また、「阿波文化創造賞」につきましては、平成17年度徳島県文化振興条例、この制定を機といたしまして、今後のご活躍とそして本県の文化振興への貢献が期待をされる、期待を込めるということで、特に、若手の方に顕彰させていただいておりまして、これまで10名、そして1団体の皆様方に贈呈させていただいております。
 この度、2つの賞の本年度の受賞者につきまして、県内有識者の皆様方で構成をいたしております徳島県文化賞選考委員会において、ご選考をいただきました結果、まず、「徳島県文化賞」については、永年、徳島県美術家協会の理事などを務められ、本県の美術・デザイン分野において、普及・振興にご尽力をいただいております、グラフィックデザイナーの坂本 三千一 (さかもと みちかず) 様、また、「阿波文化創造賞」につきましては、県内の藍染作家の皆さんが多く所属をする徳島県藍染研究会の事務局として、また、藍染の作家としても藍染の普及・振興に取り組まれておられます、四国大学生活科学部講師の有内則子 (ありうち のりこ) 様、それぞれ決定をさせていただいたところであります。
 まず、「県文化賞」ご受賞の坂本三千一様におかれましては、今も申し上げましたとおり美術・デザイン分野の草分けといたしまして、その普及・振興にご尽力をいただきました。特に第22回国民文化祭とくしま2007の本県での開催をはじめとする大規模イベントの開催に当たりまして、企画委員として尽力をされてこられました。本県の文化芸術の振興に果たされた役割は非常に大きいものとこの度「徳島県文化賞」を贈呈させていただくものであります。
 次に、「阿波文化創造賞」の有内則子様におかれましては、今も申し上げましたとおり藍染の作家として、特にこの藍染研究会、初心者からプロの染色家までを対象として、幅広く藍染の技術の向上や普及・振興に尽力されるとともに、ご自身としても藍染作家として、その普及、また創作活動などに意欲的に取り組んで来られました。特に、東京オリ(ンピック)・パラ(リンピック)のエンブレムが、組市松紋の藍色となりましてね、やはりジャパンブルーと呼べるのは阿波藍のみということでありますので、今後、藍染めを通じて徳島をどんどんPRを国内外にしていただく、そうした期待を込めて、この度「阿波文化創造賞」のご贈呈となったところであります。
 贈呈式につきましては、「徳島県文化賞」については、11月15日火曜日に予定をいたしております。また、これを記念をして、11月13日日曜日午後から11月16日水曜日までの間、あわぎんホール2階 特別展示室におきまして、受賞を記念して、功績を紹介する展示を行う予定といたしております。
 また、「阿波文化創造賞」につきましては、12月2日金曜日にそれぞれ予定させていただいております。

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