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平成28年10月31日 定例記者会見 項目別

鳥取県中部地震について(説明)

 次に2番目、鳥取県中部地震についてであります。
 10月21日金曜日、14時7分、鳥取県中部を震源といたします、マグニチュード6.6、最大震度6弱、この地震が発生をいたしまして、多くの県民の皆さん方も「うわっ」っとこう思いになられたと思います。私も会議中でありましたが、震度3、徳島県ほぼ全域と非常に長い間の横揺れがしたところで、場合によっては南海トラフ(地震)が来たんじゃないかとこう思いになった方もおられたんじゃないかと思います。
 ただ、エリアメールが一斉にこれ携帯(電話)あるいはスマホで鳴るものですから、ぱっと見ると気象庁からということで、震源地鳥取と出ていたんですね。徳島でこれだけ揺れて、そして震源地は鳥取、これは鳥取はただ事ではないだろうな、すぐに会議を中止を致しまして、危機管理部とともに対策に入ったところでありますが。と言いますのも,鳥取県と徳島県、お互いに同時被災を受けない、そして、防災、災害意識の強い県同士ということで、隔遠地協定を結んで、数次にわたり様々な教訓を基にしてその教訓を生かすということで、協定の更新、これを行って参りました。
 つい先般は熊本地震、特に住家被害、こうしたものへの対応、早くしないと一体どういうことになってしまうのか、エコノミークラス症候群で亡くなる人も出るということで、応急危険度判定であるとか、あるいは被災した家屋、その調査を早くして罹災証明を速やかに出せるように出来ないだろうかということで、実は9月12日に平井知事さんとの間で協定を巻き直したところだったんですね。
 危機事象発生時相互応援協定という名前なんですがね。そこで、発災直後、平井知事さんのほうにこちらでの体制をすぐ、電話というのはなかなか通じないところもありますので、メールをさせていただきました。14時20分ということでありますけどね。
 そこで、震度6弱になりますと、相手方から要請がなくても直ちに、自動的に連絡調整員、リエゾンと呼んでおりますが、これを向かわせる。また、消防防災航空隊、防災ヘリとともに現地へ駆けつけるということで、それぞれ3名、リエゾンについては松茂、つまり徳島阿波おどり空港からセスナ機をチャーターをして鳥取空港の方へ、そして防災ヘリもということで行きました。
 そして直ちに、もうその日のまだ(午後)6時よりも前の時点で連絡活動、調整活動を行ったところであります。
 そして翌日(22日)平井知事さんの方から10時の災害対策本部、その冒頭で徳島からの応援の話と、そして応急危険度判定を速やかに徳島県に要請をするとこのお話がありまして、4名、11時半に土曜日でありましたが、現地へ向かっていただきました。また、ブルーシートが足りないということがありました。つまり、雨模様に鳥取がなってくるということがありましたので、ここは県のトラック協会の皆様方に積めるだけのブルーシートと土のう(袋)、更にはそれらを押さえるためのロープ、これらを14時にスタートをして現地に持っていっていただいたところであります。
 そして、今度は翌日、日曜日であった訳でありますが、23日、ここは平井知事さんの方から一気に危険度判定を行う、これによって住家被害が分かる訳ですね、つまり、家に住み続けることが出来るのか、ここはもう住めないのか、この判定は早くしなくちゃいけない、やはり車の中で寝泊まりしてしまう。また、罹災証明、こちらの方も早く出したいということがありまして、応急危険度判定士、また、罹災証明を出す、その根拠となります住家被害・認定調査員、これらを合わせて11名、更には、保健師の皆さん方も足りない、避難所対応がと、保健師チーム3名などなど、17名体制で現地に向かっていただいたところでもあります。
 また、この段階で既に徳島市の皆さん方は倉吉市に水道が(機能していない)ということがありましたので、給水車を派遣を(して)いただいておりましたし、また、徳島県と鳥取県がカウンターパートをお互いに結んでいるというだけではなくて、メッシュを細かくということで鳥取市は徳島市、また、米子市は阿南市、境港市は鳴門市ということで、今回被害の一番大きい倉吉市、ここは吉野川市がカウンターパートになっておりましたので、川真田市長さんたちがこちらについてもすぐに物資と、そして人員を派遣をいただいたところであります。
 こうした形で、今度は月曜日、議会の閉会日でありましたが、その前に更にこの住家被害・認定調査員、今度は徳島市、阿波市からもお出しをいただきまして、そして一気にその体制を固めていくと、ただ、鳥取県の町村の中でもこの調査員、ほとんどいない状態でもありますので、こちらから送った人間がそこで講習を行い、直ちに、そして翌日から行動が出来るようにという形も取らせていただいた。
 また、平井知事さんは関西広域連合の方にもお出でになられまして、特にこの罹災証明を速やかに出していく必要がある、これからもどんどんどんどんそうした家屋が見つかってくるであろうということがありまして、徳島からはこうして(派遣して)いただいているんだがと、関西広域連合全体からも応援をいただきたいと、こうした話が先週の金曜日にもあったところでありまして、関西広域連合としても直ちにこうした対応も行うということとさせていただきました。
 こうした形で徳島としては、市町村の皆様方も含めまして、今日現在で、31日現在ということでありますが、計86名体制で支援をさせていただいております。
 また、私も実は米子の方にこの土日、つまり、29、30(日)、特に30日、眞子内親王殿下をお迎えを致しまして、我々35都道府県の知事が集まりまして、そして、東京オリ(ンピック)・パラ(リンピック)に向けてのカルチュアルオリンピアードですね、文化オリンピアード、その障がい者芸術、これについて障がい者の皆様方の芸術活動をしっかりと応援をオリパラに向けてしていこうと、文化プログラムの一環として35名で知事同盟を立ち上げまして、そのキックオフイベントをちょうど米子で行う予定になっていたんですね。
 ということで、皇室行事にもなったものですから、当然その式典にまず出て、そして午後から倉吉市のほうへ赴きました。その前に、土日には「新鮮なっ!とくしま号」、特に避難所生活の中で温かいものが食べられないのがつらいというお話がマスコミの皆さんを通じて出ておりましたので、この「新鮮なっ!とくしま号」、食糧を満載に致しまして、土日と29,30(日)、倉吉市の方へ駆けつけ、そして30日には私の方からも鳴門金時入りの「おぜんざい」ですね、配らせていただきました。 当然、被災された皆様方、また、ボランティア活動をされている皆様方に対してということでありまして。
 また、更にはその前に倉吉市役所の方も訪れまして、石田市長さんからも徳島からの、また、各市などからの応援に関しても感謝のお言葉をいただくとともに、ちょうどあそこは赤レンガ、そして白壁の町として有名なんですね。かなり被害がそうしたところに起こっている、重いレンガが故にそこが落ちてしまう、土壁が崩れてしまうと、そうした実態もつぶさにお話しいただいたところでありまして、我々としてもこれからもしっかりと応援をしていく旨、申し上げたところでもあります。
 また、倉吉市が中心となってその周辺の町村の学校給食、一手に(倉吉市給食センターが)引き受けておられたんですね。その給食センターが大きな被害を受けたと、そしてマスコミの皆さん方を通じて、こちらも学校給食、金曜日発災で土日をはさんで次、月曜でしたんでね、そして、パンと牛乳しか配ることが出来なかったといった旨が出されましたので、ここについて給食センターも視察させていただき、ちょっと今年度中に再開は難しいと教育長さんからもお話をいただいたところでありまして。
 本県で備蓄をしておりましたおいしい備蓄商品、これを使っていこうということで、阿波尾鶏入りのカレー、あるいは徳島の春ニンジンのジュース、こうしたものを学校給食に使っていただきたいと、これらも現地の方にお届けをし、そして月曜からの学校給食に少しでも、一助となればといったことでご提供をさせていただきました。
 また、倉吉市の方にはボランティアセンター、こちらが立ち上がっておりまして、本県からも社会福祉協議会、これは鳥取と徳島の社会福祉協議会同士がカウンターパートとなっておりますので、社協の皆さん方が4名現地に派遣をされておりますので、この4名の皆さん方の激励もさせていただき、そして更にこれからもボランティアの皆さん方の受け入れ、しっかりと行っていただきたいと、こうした点を申し上げたところであります。
そうした意味で今回の鳥取のこの中部地震でありますが、直下型の地震ということで、熊本地震と並び、大きな教訓を我々にも与えてくれているものと、改めましてこの度被災された多くの皆様方に対し心からお見舞いを申し上げるとともに、我々徳島県としてもカウンターパートとして市町村の皆様方、また社協の皆さん、また多くの協定、あるいはボランティアを結んでいる皆さん方、こうした皆さん方と応援を行っていきたい、このように考えているところであります。
 以上2点、こちらはコメントをさせていただきました。