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平成28年11月14日 定例記者会見 項目別

徳島市中心部のまちづくりについて(質疑)

(毎日新聞社)
 毎日新聞です。今、徳島市政の方がですね、遠藤市政が半年過ぎて、これから12月、3月とですね、本格的に街の中心部の街づくりの設計をこれからどう打ち出していくかという段階だと思うんですが、その度に県の方の協力を得られないのかというような場面が多くあるんですけれども、知事としては中心部の設計をこれからしていくにあたって、エールといいますか、注文といいますか、どういった視点でご覧になってるかと、ちょっとお考えを聞かせてください。

(知事)
 遠藤市長さんが市長さんになられて半年という中で、これまでの大きな課題だと言われている西新町どうするのか。あるいは、駅前の街づくりですよね、これは鉄道高架とも関わってくると。また、文化センターの後釜どうしていくのかといった点で、これも矢継ぎ早に有識者会議を立ち上げ、そして今議論を進めていくということですので、まずはこうした動きに対しては大いにエールを贈ると共に、何度もこの場でも申し上げているように、その出てきた結果に対してですね、十分ご相談に乗っていきたいと考えています。
 元より鉄道高架の話については当然、県市協調でやると、で、これにJR四国という3つのプレーヤーがいる訳ですんでね、やはりそれぞれが納得をする形、これが出て行かないとなかなか共同歩調が難しい。今はやはり徳島県都の顔作りをどうするのか、それによってじゃあJRをどれだけ多くの皆さん方が今まで以上に使うのか、ここのところがJR四国の皆さんにとってみると最大関心事と。
 なんとか我々の案である部分都決(都市計画決定)というね、いわゆる南東部分、ここについてはやりましょうとなってくれたんですけどね、やはり市としては全体、花畑踏切も含めて全体をなんだと、その部分が取れないとなかなか、JR四国としてはちゃんと乗降客が増えるという保証がなければこの案には乗れないと、だからそこはいたちごっこになっちゃってる部分がありますんでね。そこが市の方がしっかりと、で、これは当然西新町の問題であるとか、文化センターの問題であるとか、こうしたものが実はそこに結びついてくるんですよね、そこがいかに集客に結びついてくるとか、で、そうした人たちがどう公共交通機関を使ってくれるのか、ここがポイントになってきますんでね。
 そうした意味ではこうした、おそらく遠藤市長さんも十分そこはご理解されていることと思いますんでね。県都徳島の顔作りはもとより、こうした鉄道高架事業、そして高架事業というのは東西交通、こうしたものの流通を良くするというだけではなくて、やはり、南海トラフ巨大地震を迎え撃つ、高台をいかに作っていくのか、鉄道高架をダーッとね、そこを高架でいくのか、あるいは盛り土でいくのかというのでもだいぶ違ってくるとは思いますけどね、高架になっても逃げる場所は出来る訳ですし。そうしたものを考えると、地域の住民の皆さんにとってみるとね、なかなか高台がないと。でも、都市部の真ん中にね、避難タワー作るっていうのはなかなか難しいじゃないですか。でも、鉄道高架だとそこに逃げる場所が出来るんだから。 
 現に、四国横断自動車道、鳴門のジャンクションから徳島インターチェンジ間、あそこには約5千人弱の皆さん方が避難出来る、また、陸の防潮堤としても使えるということになっていますんでね。
 そうした意味では、都市部真ん中にあまり高台がない中で、住民の皆さん方、あるいはオフィスに来ている人たちが逃げられる場所が出来ると、こうした平時、災害時、ともに重要な事業だと思っています。
 そうした意味では、JR四国の皆さん方もあるいは市民・県民の皆さん方も「うん」と言っていただけるようないい案を、まずはお待ちしているということですね。

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