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平成29年1月4日 年頭(臨時)記者会見 項目別

世界農業遺産について(質疑)

(朝日新聞社)
 西部4市町が例の世界農業遺産にまたエントリーされてまして、年末に一応国内選考が通りました。で、前回もそうなんですけども、今回もやっぱり協議会としての中にはですね、県という形では入っておられないと。県としてこの登録へ向けた動きをですね、どういうふうに評価されて、今後国内選考を通っていよいよ本選考が今年度中に流れに入ってくるという話になりますけれども、その中で具体的に県としてはどういうふうな支援、もしくは協力というような形をお考えなのか、具体的なところがもしおありになればお訊ねしたいんですが。

(知事)
 はい。これについてはホップ・ステップ・ジャンプといいますかね。まずはにし阿波観光圏、まあこのエリアということになるんですね。こちらについては観光圏制度、最初に出来たときにこの中四国で最初に選ばれると。で、次、改定になってもまた、中四国で最初ににし阿波観光圏、こちらが選ばれるということになりました。
 当然、ここはインバウンド対策、海外から最低でも2泊3日ここに居ていただこうとなると、その地域の魅力を増さなければいけないと。そこで農林水産省の制度として、「食と農の景勝地」、こちらの制度。こちらにやはり手を挙げていただいて、当然これもうちの農林水産部、あるいは西部総合県民局が全面的に協力をさせていただいて、「そらの郷」の皆さん方が認定を受けるということになりました。
 特に、西日本としてはこのエリアだけということになりました。そうした中で、今度は世界農業遺産2度目のチャレンジとなる訳でありまして、1回目は少しバラバラ感があったという指摘も実はあったんですね。しかしこの、急傾斜地における農法といったものについては、まさに世界に示すこのにし阿波の一つの農業形態、まさに文化というふうに言える訳でありますので、今回については県においてもバックアップを全面的にさせていただいておりました。そういった形の中で、第1次審査を経ていよいよ現地調査、最終の審査などが行われてくるということになって参ります。県として決して協議会に入らんだとか何とかっていう話ではなくて、1回目からの経緯もありということで、全面的にバックアップをさせていただいて、何とか、この「食と農の景勝地」だけではなくて、世界農業遺産という形でも、それが「にし阿波観光圏」全体にとっての魅力を世界に向けて発信が出来ると、このように考えておりますので、まさにホップ・ステップまでは順調に行った、いよいよジャンプということになるかと思っています。

 
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