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平成29年1月30日 定例記者会見 項目別

一般国道195号「出合ゆず大橋」の完成について(説明)

 次に第2点、一般国道195号「出合ゆず大橋」の完成についてであります。
 那賀郡那賀町平谷から日真の間におきまして、かねてより整備を進めておりました一般国道195号・出合大戸バイパスの「出合ゆず大橋」が完成する運びとなりまして、来る3月19日日曜日、地域の皆様方と完成式を執り行う運びとなりました。ということでね、
(パネル「一般国道195号出合ゆず大橋の完成について」を提示して)
 では「出合ゆず大橋」、どこでどんなものかということですね。ちょうどこれが那賀川でね、ここの部分。
 この「出合ゆず大橋」につきましては、那賀町の特産品であります、ゆずの花びら、こちらをね、イメージ、これね、ゆずの花びらね、ゆずの花びらをイメージさせていただきまして、淡い黄色を橋の色彩に採用しております。橋の名称につきましては、末永く、地域の皆様方に愛着を持っていただけますように、那賀町内の未来を担っていただく小中学生の皆様方に募集を行い、決定をいたしたものであります。
 県南地域を東西に走る一般国道195号、地域の皆様方の通勤、通学など日常生活を支えるとともに、本県と高知県との地域間交流を促進をし、産業・観光の振興にも大きく寄与をする主要幹線道路であり、また、発災時には緊急輸送道路として、人命救助、あるいは生活物資等を輸送するまさに重要な「命の道」でもあります。
 しかし、今回の区間、「出合から大戸」の区間につきましては、道路幅が狭いうえに見通しも大変悪く、特に、出合トンネルの前後では、県内では唯一、日常的に、信号機の処理による片側交互通行を余儀なくされるなど、まさに交通の難所と呼ばれておりました。
 このため、「出合大戸バイパス」事業に着手をいたしまして、平成15年度までに、1.7キロメートルの区間を完成をさせ、残る出合橋から出合トンネルの区間の整備を進めてきたところ、このたび、バイパス区間の最後の大規模構造物であります、地域の皆様方にとっては長年の悲願でありました「出合ゆず大橋」が完成することによりまして、国道195号で最大の交通の難所、この解消が図られ、人、モノ、まさに流通、その流れが一気にスムーズとなります。
 なお、今年の夏には、残る橋の南側現道との接続部分も含め、バイパス全体の2.2キロメートルが完成する予定であり、さらに利便性、快適性、そして安全性が向上することとなります。
 このたび、完成をいたします「出合ゆず大橋」が、丹生谷地域に輝く新たなランドマークとして、ダム湖の水面に爽やかなゆず色のアーチを写し出し、長安口ダムや川口ダム自然エネルギーミュージアムなどの周辺施設とも一体となって、地域の活性化の一翼を担いますとともに、新たな人と人とのまさに「出合(であい)」、未来に向けた交流の架け橋となりますように大きく期待をいたすものであります。
 県といたしましても、今後とも地域の皆様方の安全・安心な暮らしの確保はもとより、地方創生を牽引をいたします道路ネットワークの整備に、鋭意、努めて参ります。

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