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平成29年4月17日 定例記者会見 フルテキスト版

「徳島県ニーダーザクセン州公式訪問団」の派遣について(説明)

(幹事社:司会)
 それでは、よろしくお願いします。

(知事)
 おはようございます。それでは、今日は私の方からは4点、少しいつもより多いですが、発表をさせていただきます。
 まず、第1番目は、徳島県ニーダーザクセン州公式訪問団の派遣についてであります。
 2007年の9月に調印いたしました、本県とドイツ・ニーダーザクセン州との友好交流・提携が本年、節目となります10周年を迎えることとなります。これににあたりまして記念事業として、4月今月ですよね、州都ハノーバーで開催をされております、世界最大級の産業技術見本市「ハノーバーメッセ2017」に徳島県ブースを出展をするのに併せまして、来る4月23日の日曜日から4月28日の金曜日の期間で、私を団長とする「徳島県公式訪問団」9名を派遣することといたしました。この訪問団には、県議会をはじめ、教育、スポーツ、経済などの各界を代表をいたします皆様方にご参加をいただきまして、各分野におけるこれまでの交流を更に深めていただくこととしております。訪問の際には、ニーダーザクセン州のヴァイル首相、また友好交流提携の締結時の州の首相を務められておりましたヴルフ元大統領との会談をはじめ、ハノーバーメッセにおきましては、本県ブースにヴァイル首相、また経済省のリース大臣をお招きをいたしまして、徳島県が世界に誇るLED応用製品や藍関連製品の展示等、徳島ならではの先進的な産業技術こちらを紹介をさせていただきまして、出展企業の皆様方とともに、世界に向けて発信をできればと、このように考えております。
 また、ハノーバーメッセで開催をされます「日独経済フォーラム」では、私も歓迎のスピーチを行う他、フォーラム終了後のレセプションにおきましては、映像による観光のPRを行いますとともに、県産品を多くの皆様方にぜひこの機会に味わっていただこうと考えております。
 さらに、2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」ホストタウン構想においてドイツを相手国とするキャンプ地の誘致を目指した州スポーツ連盟への訪問、またリューネブルク博物館におきます板東俘虜収容所をテーマとして開催をされる展覧会のオープニングセレモニーへの参加、2019年板東俘虜収容所・関係資料のユネスコ「世界の記憶」登録に向けました共同申請による協議など、現地において、各分野における積極的な交流を図って参りたいと考えております。
 さらに、今回の訪問団の派遣に併せまして、「阿波おどり訪問団」こちらを派遣をし、ハノーバーメッセイベントをはじめとした様々な会場で徳島をまるごとご披露しようと、徳島の誇る「あわ文化」の魅力を世界に向けて、あますことなく発信ができればとこのように考えております。
 なお、徳島県貿易協会の海外市場調査団も、ハノーバーメッセ視察を中心に関連行事に
ご参加をいただく予定でありまして、経済交流の更なる進展を期待するところであります。今回の訪問によりまして、次の10年に向けた、更なる交流の拡大、ニーダーザクセン州との新交流新時代ですね、このドイツとの更なる強い絆これらを構築することができればと、分野としていえば、経済、文化、スポーツ、教育、学術たくさんあるわけでありますが、様々な分野における国際交流こちらを通じまして、県勢の発展にしっかりと繋げていくことができればと考えております。

「日本創生のための将来世代応援知事同盟サミットinとくしま」開催について(説明)

次に第2点目、「日本創生のための将来世代応援知事同盟サミットinとくしま」の開催についてであります。
 言うまでもなく我が国にとっての待ったなしの課題これは「人口減少社会の克服」と「東京一極集中社会の是正」つまり、地方への新しい人の流れの創出これが、大きな鍵となるところであります。このような中、私をはじめ13名の知事、知事会の中では若手知事会と呼ばれているですけどねこの13名の知事で組織をする「日本創生のための将来世代応援知事同盟」こちらでは、若い世代の皆様方が是非地方で暮らしていただき、そして結婚をされ、子どもさんを生み育てることのできる社会の実現そのために各県が創意工夫切磋琢磨をして、ときには団結・連携をし、共同事業の実施や、国への政策提言を行っているところであります。
 この度、その事業の一環として、「日本創生のための将来世代応援知事同盟サミットinとくしま」こちらを、来る5月の20日の土曜日となりますが、JRホテルクレメント徳島において、開催をする運びとなりました。このサミットの来賓には、地方創生を担当されておられます山本内閣府特命担当大臣をお招きをいたしまして、オールジャパンの視点によるアドバイスまたご提案をいただくこととしております。「メインテーマ」については、「しごとの創出」と「女性の活躍」としているところでありまして、13県知事がその想いを熱く語り合うパネルディスカッションやフリートークを繰り広げていきたいと考えております。基調講演の講師には、本県ご出身で東証一部上場これを成し遂げられました株式会社メディアドゥの藤田社長さん、そして故郷徳島では特に木頭柚、こちらを東京でブランディングをしていこうと様々な徳島この名前を地方創生という観点からも発信をいただいているところでありまして、ご自身の生の体験談をご講演をこの機会にいただければと考えております。
 このような全国規模しかも知事さん方が13名集まるというサミットが徳島で開催をされるという、平成17年には全国知事会議徳島で行ったところでもありますけどね。こうした好機これを逃すことなく例えば今「ICTと言えば徳島」ということで、国の働き方改革、キーワードはテレワーク、モバイルワーク、在宅勤務そしてサテライトオフィス、そのモデルは全て徳島にありということでね、そうした意味では、それを各県の知事さん方にも実感をしていただこうということで、「テレワークセンター徳島」と遠隔地でありますメンバーのひとつである宮崎県、そして会場をウェブシステムでつなぐ、つまりテレビ会議システムですね、意見交換を行う。また、スーパーハイビジョン「4Kといえば徳島」ということで、4Kテレビによります各県のPR映像の放映、また阿波文化といえば、もう言うまでもなく、2度の全国を代表する国民文化祭ですね4大モチーフということで阿波おどり、阿波人形浄瑠璃、そして阿波藍、ベートーヴェンの第九、様々な演出やおもてなしなど「徳島の強み」、「徳島らしさ」これらを発信したいと考えております。
 さらに、サミットのフィナーレといたしまして「日本の将来を担う世代」の希望や夢をかなえることのできる社会の実現に向けた「とくしま声明」こちらを採択をいたしまして、ご参加をいただいた皆様の日本創生への想いを込めまして、徳島の地で高らかに宣言をしたいと考えております。
 なお、サミット会場には、300名の皆さん方がご入場可能となっておりますし、13県の特産品こちらが当たるお楽しみ抽選会も、ご用意をさせていただいておりますので、是非、若い世代の皆様方や子育て世帯の皆様方、また将来世代の皆様方はもとより、将来世代を応援、支援をしたいなと、こうした多くの県民の皆様方にご来場をいただければと、心からお待ちをいたしているところであります。 
 このサミットを通じまして、志を同じくしているこの13県の知事さん方としっかりと団結をさらに強めていきまして、地方創生なかりせば日本再生はない、一億総活躍そのモデルを打ち出していければと考えております。

「vs東京」コンセプト・ブルー(阿波藍)PR動画の公開について(説明)

次に3番目、「vs東京」コンセプト・ブルー、阿波藍ですねのPR動画の公開についてであります。
 本県が、平成26年の9月9日、丁度地方創生「東京一極集中の是正」ていうのが、9月3日に打ち出されたところであったんですよね。丁度日を一にしたということで、本県の共通コンセプト「vs東京」マスコミの皆さん方にもそのエッジが効き過ぎているんじゃないかとかね、多くの御講評もいただいたところでありまして、この大都市・東京を比較の対象として、地域ならではの魅力、これを発信していこうと。何と言っても一番の肝は、よく当時はね、徳島が東京に喧嘩売っとんか。なんて、喧嘩売っとんじゃなくて、東京にはもう戦わずして負けている。負け犬根性なんていう言葉も当時色々言われていましたんで、地方はそうではないよ、それぞれの分野で東京に勝るところがたくさんある。だから、これをしっかりと東京と切磋琢磨していこうと、だからあえて「徳島vs東京」とは言ってないですね「vs東京」だと。ここは「宮崎vs東京」でも、「鳥取vs東京」でも、「高知vs東京」でも構わないわけです。とにかく東京にはもう勝てないそんな思いではなくて、東京と互いに得意分野で、合していこうではないか。こうした思い、そして東京と一対となって日本を盛り上げていこうと、対決というのは対決、対と読めますのでね、これをその年の12月に当時の舛添都知事さんにも持って行った。舛添さんからも、是非東京オリンピック・パラリンピック御協力をよろしくと言っていたら、エンブレムの色が阿波藍になっちゃった。こうした訳でしてね。そこで東京が打ち出したのが何と翌年「&東京」。例えば「徳島&東京」で日本東京オリパラを盛り上げようとかね、つまりなんかね徳島のリバーシブル版ていうような感じでして、そうした意味ではこの国全体に大きな影響といいますかね、これを与えたんではないか、手前味噌ではなくてね、こう思っているところであります。そこで、口で言っているだけでは分からんていうことでありますので、当時その第一弾といたしまして、約3分30秒ちょっとかな、YouTube(ユーチューブ)で動画の映像を流したところ、10日間でなんと再生回数10万回ということで多くの皆様方に見ていただいたということでありまして、これから遡ることもう2年半が経ったところでありますので、この場で発表させていただいてからこの期間の様々な点について我々第二弾あるいは第三弾と出してきたということでありますので、是非大都市の皆様方に気づきを更に持っていただこうと、今も申し上げた「vs東京」日本語に直せば対決の対、対(つい)なんだということで一対となってそして未来を築いていこうと、こうした点についてね是非この「vs東京」のコンセプトいろんなところで今発信をさせていただいているところでありまして、この後ろね、阿波藍の色で出させていただいていますが、このコンセプトブルー阿波藍、この基調色でありますねこれを是非もっともっと発信をしていったらいいんではないだろうかということで、職員の皆さん方の名刺これはもとよりでありますが多くの企業団体の皆様方にもこの「vs東京」そして阿波藍の色これを名刺などでどんどん御活用をいただきたいということであります。そうした意味で様々なこの阿波藍というものを東京オリンピックパラリンピックそのエンブレムの色に選んでいただいたということもありましたので、これを機会として更にジャパンブルー阿波藍これを国内外にどんどん発信をしていこうと考えたところでありまして、本年の1月にはオリパラのこのエンブレムの制作者であります野老朝雄(ところ・あさお)さんによりますオリパラ・エンブレムに続く「組青海波(くみせいがいは)」ならぬ「組藍海波紋(くみあいがいはもん)」こちらをデザインをしていただいて、今もPRを強力に展開をしているところであります。
 更なる取組みといたしまして、この度「vs東京」の基調色としてのこの藍色に着目をして、阿波藍をPRするための2本目の動画を更に制作をし、本日、初お目見えとなったところであります。そこで1本目につきましては、藍色及び藍染めの感性こちらを刺激をいたします抽象的な動画として、「AI-TOKUSHIMA:SOMETHING BLUE(アイ トクシマ:サムシングブルー)」これは約1分間制作をしたところでありまして、特別に洗練をされた「青」のイメージこちらをご覧をいただきたい。そしてまた、2本目の動画こちらは「AI-TOKUSHIMA:THE STORY OF JAPAN BLUE(アイ トクシマ:ザ ストーリー オブ ジャパンブルー) 」こちらは約3分20秒、こちらでは、藍の特別な色その魅力を感じとられた方々に、その藍の染料であります「すくも」について、歴史を知っていただこうと江戸時代、そして徳島が全国の屈指の産地であったと、どちらかと言えばそういう説明用の動画となっているところでありまして歴史的に見ても「藍と言えば徳島」というブランドイメージを確立をすることを目的としているところであります。
 それでは、この2本の動画、少しご覧をいただきたいと思います。
(「vs東京」コンセプト・ブルー(阿波藍)PR動画(2本)を映写)
 とご覧いただいた二本ということでありまして、今のは言葉は日本語ですが、やはり海外に向けても阿波藍これをPRをしていこうということを考えていけば、英語版、テロップこちらもご用意をしたいと考えております。この2本の動画につきましては、様々なイベントまた関係施設こうした所でどんどんPRを発信をしていきたいと、そして国内外へ「藍と言えば徳島」だ、こうしたブランドイメージをしっかりと確立をしたいと、このように考えております。

コウノトリのヒナへの足環装着について(説明)

 それでは、最後4番目コウノトリのヒナへの足環の装着についてであります。
 昭和46年、一度は日本の空から絶滅をした野生のコウノトリでありますが、今年の3月に、鳴門市で待望のヒナが誕生をいたしました。
 これは、コウノトリの野生復帰事業を行っております兵庫県豊岡市とその周辺を除けば、「全国初」まさに快挙となったところであります。このことは、徳島の環境これが極めて豊かであるということを、コウノトリ自身が示してくれたものと考えるところでありまして、これまで地域の皆様方が、コウノトリを温かく見守ってていただいた、そして定着や繁殖に向けて、熱心に取り組んできていただいたこのことが大きな成果として表れたものでありまして、改めまして心から感謝と敬意を申し上げたいと思います。
 現在、巣では3羽のヒナ、すくすく育っているところでありまして、先般私も現地に赴きまして、もちろん近くにはよれませんので遠くから望遠鏡でのぞかせていただきましたが、本当に大きかったですよね。親鳥から丁度雄からエサをこうもらっている瞬間だったんですけどね、雄の方がこう食べたものをこう戻してね、そしてそれをおねだりして、パパパッと食べちゃうところでありまして、瞬く間に本当に大きくなった、こうした印象を持っているところであります。
 そこで、今後の予定となるところでありますが、ヒナがある程度育った段階で、個体識別をするための足環こちらを装着をすることとなります。
 足環の装着作業については、県が今年2月設置をいたしました「コウノトリ足環装着プロジェクトチーム」が、「兵庫県立コウノトリの郷公園」の専門家の皆様方の支援をうけつつ、5月の2日火曜日に行う予定といたしております。
ということでね、ではどんなものをつけるのか、(コウノトリの足環2個を提示して)こういう足環ですね。こういう足環となります。
よろしいですか。また、こちらにも(机左側)に置いておきます。
 このヒナに取り付ける足環でありますが、コウノトリのいわば名札のようなものでありまして、国の特別天然記念物であるコウノトリの保護また、野外での個体群を管理するために、活用されることとなります。もう少し突っ込んで言ってみますと、いつどこでそのコウノトリが生まれたのか、親は一体だれなのか、どこから飛んできたのか、こうしたものを足環から知ることができるんですね。これらの情報は、コウノトリを守りそして、育てていくためには非常に大切な情報でもありますことから、兵庫県豊岡市周辺で生まれているヒナには、足環が取り付けられているところであります。こうしたなか、本県で誕生したヒナにも、もちろん、足環を装着いたしまして、徳島で生まれたコウノトリが、これからどこで、どう成長をしていくのか、見守っていければなと考えているところであります。そして、これは将来に向けての夢となるわけでありますが、ゆくゆくは、徳島生まれのコウノトリが、新しいパートナーを見つけそして、是非徳島に帰っていただければなと、
そして、徳島で更に新しい子孫が誕生しそして、コウノトリが繁殖をしていく、こうした日を今のうちから祈りたいとこのように考えております。
以上、私の方からは4点です。よろしくお願いをいたします。

(幹事社)
 では、まず発表事項の方から質問をお願いします。

「日本創生のための将来世代応援知事同盟サミットinとくしま」開催について(質疑)

(徳島新聞社)
 2枚目の発表の「日本創生のための将来世代応援知事同盟サミット」についてなんですけど、若者に向けて、徳島にはこんなすばらしい産業だったり企業があるっていうことをもっとこう若い人に知ってもらう、PRをしていく必要があると考えているんですけれど、若者の選択肢を増やすという意味も含めて、県としてこれからどういったPR方法を用いて若い人に訴えていくことを考えているのか、お聞かせください。

(知事)
 若い世代の皆様方といえば、技術にしても様々な点で最先端のものをこれをできれば自分がそういう方面で活躍したいと、こうよく考えますね。
 今はじゃあ何が最先端か、言うまでもなく第4次産業革命と。IoT、ビッグデータ、そしてAIと。で、特にこのIoT、Internet of Thingsということでいけば、光ブロードバンド環境を始めこれを活用してということでの働き方改革ですね、国がテレワークだとこう言って、しかもサテライトオフィス、モバイルワーク、在宅勤務というね、それぞれに徳島、全国のモデル、例えばサテライトオフィス、神山町、美波町、三好市はじめね今では24県下市町村ある中で9市町になんと45のサテライトオフィスが展開をされて、しかも美波町ではね東京サテライトオフィス、美波町を本社にするところまで出たと。いかに東京から本社を移してもらうのか、そうしたことも今、まち、ひと、しごとということの中で、言われている中で、もうすでにそうしたものができてると。そしてさらには、コールセンター、データセンター、平成15年の4月には0であったものが、今では18社25事業所にまでなってきている。1,000を超える特に女性を中心とする雇用がここに生まれると。
 まさに徳島としては、この第4次産業革命その大きな部分、そしてこれに加えて光ブロード環境を活用してのまさにスーパーハイビジョン4Kね、8K・4K同時に行ったのは徳島だけ。これはブラジルでのワールドカップサッカーの時ね。8Kは東京・横浜・大阪では行われたんですけれどね、あと、徳島では4Kと同時にやりましたんで。4K・8K同時に行ったと。こうした映像ということで、神山での4K映画祭、国際映画祭であるとか、あるいは2度目となりました徳島国際短編映画祭と、こうしたところで映像産業に携わる皆さん方も、映像をやってみるんだったら徳島でやってみようと。映像も非常に裾野が広いんですよね。もちろん映像を撮る側、あるいはそれを編集する側、音声、さらにはその舞台をどうしていくのか。脚本をどう書くのか。非常に裾野が広い。こうしたものを徳島でできるんだ。そしてその発表の場が、しかも海外にまで発信ができるんだというね。こうした点もまさにこの第4次産業革命その中核となってくるところでありますので、今その一例を申し上げたところでありますし、さらにもう1つ、これと全く真反対の世界ね。先ほど阿波藍の映像も見ていただいたところでありますが、今若い皆さん方がこの藍に大変着目をし、これによって様々なものを作り上げていこうと。もちろんこれを染めて、衣類であるとかタペストリーであるとか、こうしたものだけではなくて、名刺入れから始まって木材ねえ、もう様々なものを藍で染めてしまおうと。サーフボードも、あるいはサーフィン用のトランクスもっていう形でね。今や、どんどんどんどん若い人たちが、この藍に着眼をしてくれていると。そして藍を自らも作っていこうと。やはり生産に限りがあるということでね。まさに、新たな6次産業化といっても過言でないところでありまして。
 そうした意味では、徳島では城西高校であるとかね、阿波藍を活用してということで、様々なエシカル、取り組んできていただいている、徳島商業の皆さん方もそうでありますし。そうした意味では、若い世代の皆さん方が関心を持つものというのが、非常にこの今軌を一にして、国がそれを取り上げてくれてきている。阿波藍、藍の色も東京オリパラのエンブレムの色となったところですし、ジャパンブルーとね。なんといっても、侍ジャパン始め皆そうでありますけど、何とかブルーとつけてくるじゃないですか。サッカーなんかまさにそうですけれど。こうした形で徳島、ぜひ若い世代の皆さん方に、で、私を除く12人の知事さん方、皆やっぱり若いんですね。最初に5名で立ち上げた。そこが今13名に広がってるところでありますんで、ぜひこの若い知事さん方、一応私も全国知事会で年でいくと若い方に入ってるんですけどね、やはりこの若い感性といったものをそして各県のそれぞれ持っているやっぱり個性があると思いますので、それを一堂に会するんだと。そうすることによってコラボレーションというね、新たなチャンスも生まれてくるし、逆にああそうかってそれがヒントになる、これもあるだろうし。これを熱く知事さん方にトークバトルじゃないですけどね、していただこうと。
 こうして、多くの皆様方に、もちろん会場は300名の皆さん方でありますんでね、限りがあるわけですから、これをまさにテレビ会議システムを通じて、どんどん発信をしていくと。ライブ中継ということもこれ今ではできますんでね。そうした形で多くの、国内外の若い皆さん方におお日本もがんばってんじゃないかと、こうしたものをこう見ていただけるようなそうした場にしていければと、こう考えています。

(朝日新聞社)
 関連で、確認かたがたですけれど、13県の知事は全員来られるんですか。

(知事)
 今のところ、長野県が副知事さんとお聞きをしておりますが、それ以外はお越しになると、このように聞いております。

(朝日新聞社)
 知事同盟というのは、いつ結成されたんですかね。

(知事)
 一番最初13人になったとき、徐々にこうね人数をこう最初5人から。ちょうどまだ私が1期目の時からですね。ちょうど40代の知事集まってということで、当時は徳島、佐賀、鳥取そして山形、宮城とこの5名で最初に結成をしたのが1番最初ということですね。その後メンバーの入れ替わり知事さんを辞められた方も出たりこうするもんですから、もう少し裾野を広げていこうじゃないか。あるいは、そのうち今度は自薦がこう出てきてねぜひ入りたいという話が出てきて、今では13名になったと。

(朝日新聞社)
 名前が変わってきたということですか。

(知事)
 名前は変わりました。というのは、特に日本創生という言葉、これが国が打ち出したということであれば、やはりその日本創生をしっかりとサポートをする。これは地方創生なかりせば日本創生はないという言葉がこう出たときであったんですけどね。やはり、日本創生のための将来世代、その応援をする知事同盟だと。少し長いなっていうのもね、これあったんですけどね。よく、次世代何とかっていうことがあるじゃないですか。それだとちょっと子育てだけ中心になるのかなっていうことがあったんで、そうではなくて日本創生というもう少し長いスパンの中で、将来世代これはもう小さいお子さんたちから、あるいはまだこの世に生まれていない子どもさんたちも含めてということもとらえられるんではないかと。将来世代をしっかりと育んでいこうと。ということで、出会いの場こうしたものをつくるっていうのもあるんですね。

「徳島県ニーダーザクセン州公式訪問団」の派遣について(質疑)

(徳島新聞社)
 ドイツへの公式訪問団の件なんですが、期間中ヴァイル首相と板東俘虜収容所の世界記憶遺産に関して共同申請の協議をされるということなんですが、実現に向けての意気込みといいますか、その辺をお聞かせ願いたい。

(知事)
 この板東俘虜収容所、奇跡の収容所ともいわれ、当時の松江所長さんの人道的な捕虜の皆さん方への取扱といったものが、捕虜の皆様方の琴線に触れる、そして自由な生活がこの板東俘虜収容所にあったと。もちろん、俘虜の皆さんですから、鉄条網の中で暮らすわけではあるわけですが、そこにパン工房があったり、あるいは酒房ですね、お酒、ビールなどをこう作るところがこうあったり、あるいは演劇が演じられたり、オーケストラが3つあってそして毎夜のようにコンサートが開かれると。
 また、器械体操を始めドイツの様々なスポーツも許され、当時の板東今の鳴門市の皆さん方との交流もどんどん進んだ。これによって、様々な土木技術今眼鏡橋なども残っているわけですけれどね、ドイツの最先端のそうした技術が、板東の皆さん方を通じ徳島日本に広がっていったということになりましてね。ていうのは、この板東俘虜収容所の捕虜の皆さん方、千名近くおられたんですが、この皆さん方はチンタオの捕虜の皆さんなんですが、職業軍人はほとんどいなかったんですね。ほとんど何か手に職を持たれていた方が多かったということで、さらには印刷、これはもう印刷所があって新聞がねバラッケというのが出されていたりしまして、貴重な資料が実はたくさん残っているんですね。
 もちろんドイツサイドにもあるということがありますので、ぜひ日独両方でしっかりとこの奇跡の収容所なんといっても戦争で敵同士だったものがまさに奇跡の収容所となって友情を育み交流を生み出しそして様々な技術を伝承すると。そしてその感謝の念を込めて演奏いただいたのが、アジア初演、日本初演のベートヴェンの第九。当時は、捕虜の皆さん方ですから女性がおりませんので、パートもなかなか難しい。これも工夫をするとか、楽器はほとんど手作りで作られたわけでありますがね。で、仁木文化堂さんにこれ引き継がれていくわけですが、これでも全部があるわけじゃないんですよね。大変重要なパートとして、ファゴットという長い楽器があるんですがこれなかなか作れなかった。でも、これがないことには第九にならない。その分は、考えに考えてオルガンを使ったとかいう、音楽史上でも大変貴重な点がこれ残されているということで、ちょうど演奏会のプログラムの中にロシア戦線で戦っている味方に対して思いを込めての演奏会ということで、そのプログラムの中に、赤十字のマークを入れてくれたということがこれあって、赤十字ゆかりの地にも実は選ばれているんですよね。ということでありますので、ぜひ今世界中がどちらかというと自国ファースト、自分の国だけ良ければいいとか、あるいはシリア、北朝鮮情勢を見ていると、本当に大丈夫だろうかと。三次と名のつく大戦が起こってしまうんじゃないだろうかという、こうした危惧を持っている人たちが、世界中に実はおられるんではないか。また、多くの難民が出ていると、こうした点を考えると、今こそこの板東俘虜収容所での奇跡の交流、この史実を世界に打ち出して、そしてもう一度、絆、友愛、こうしたものを思い出そうじゃないかと。こういった事実があったんだぞということをしっかりとユネスコ世界の記憶を通じて発信ができれば。
 ということであれば、日本単独というよりは、日独両方でやれればいいんではないか、というのが今回のその一歩、きっかけということで、この点について、ヴァイル首相の方にもしっかりと協議を進めていこうと。
 なんといっても日本の立場っていうのは、いわゆる戦勝国なんですね。ドイツの立場っていうのは敗戦国なんですよね。こうした点を考えるともし逆の立場であったら、普通喜んではいはいっていうことになるのかどうかという点もあるんですよね。
 ただでも、ドイツニーダーザクセン州の皆さん方はここでの捕虜の皆さん方が多かったということで、ドイツニーダザクセン州と平成19年秋、友好提携を結ぶことになるんですが、そのきっかけとなる経済ミッション、ここは大塚グループの三代のオーナーでありました大塚明彦さんがドイツの経済ミッションを招聘をいただいて、そこで私はヴルフ首相、当時ニーダーザクセン州首相と初めてお会いをした。その場で、実は乾杯の音頭の挨拶をとったのが若い青年だったんですよ。普通だと、ヴルフ首相だとかあるいは経済ミッションの代表とか、こうした人たちが普通するじゃないですか。若い男の子が出てきてね、乾杯のご挨拶ですって。あれって思ったら堂々たる挨拶をされた。どんな挨拶をしたのかって、実は私がここにいることが、徳島県とニーダーザクセン州、まだ友好提携してないですよ、あるいは日本とドイツの友好の証だって。で皆、えってこうなるじゃないですか。実は自分のおじいさん、ひいじいさんと言ったのかもしれませんが、ドイツ語で話ししてましたんでね。が、板東俘虜収容所にいたっていうんですね。で、人道的な扱いを受けて元気にニーダーザクセン州に戻った。おかげで自分までたどり着いてくると。そして、僕がいるんですと。ということで、板東俘虜収容所、この奇跡の収容所というのは、まさに僕の存在、私の存在がそのものなんですと。ということで、感謝をして乾杯と。もう皆、思わずううっていう感じだったんですよね。そこで実はヴルフ首相の肩を叩いて、どうって、あの若い子がここまで言うんだから、両方で友好提携結んでみない、と私からオファーをして、ヴルフさんもそうだよねと。
 ちなみに当時ニーダーザクセン州は、ドイツでも800万を有する雄州なわけですから、世界各地と100を超える友好提携をしていたんですね。で、ドイツニーダーザクセン州の州議会で、これがあまり効果無いじゃないかと成果出てないじゃないかと、実はだいぶ責められていたという背景も後にわかるんですけどね。そこで当時のヴルフ首相の方から友好提携やろうとなったときに、実は全部それ止めたってわけですよ。それで、日本じゃどことやるんだと、日本の徳島とやるって言ったから頼みますねと、こういう話で、翌年のハノーバーメッセ、ちょうど平成20年が日本がパートナー国となったハノーバーメッセだったんですね。第一次安倍内閣の安倍さんとメルケル首相が取り決めた。で、そこでやはりメインを全部これは徳島が飾った。それから9年となるわけですよね。ハノーバーメッセからいくとね。という形が、これありますので、ぜひドイツの皆様方にもご理解をいただいて、決して戦勝国だ敗戦国だということではなくて、その垣根を乗り越えて友情と友好が芽生えて、そしてお互いが感謝の念を持つと。このやっぱり歴史的な事実このまま日本とドイツだけが知ってる、ドイツでも今ひとつニーダーザクセン州以外は知らないというところもこれありますんで、あまりにももったいないじゃないかと。これをぜひユネスコの世界の記憶の方へ持って行けたらどうだろうかと、こうした点をぜひその後の後、私とすると三代目のニーダーザクセン州の首相になるんですけどね、ヴァイル首相始めニーダーザクセンの皆さん方にもご理解をいただければなと、このように考えています。

コウノトリのヒナへの足環装着について(質疑)

(NHK)
 コウノトリのヒナなんですが、これまでも出てると思うんですが、コウノトリによる波及効果っていいますか、経済効果っていいますか、どんなものがあると考えられると思いますか。

(知事)
 これは、昨年産卵をして、そして雛の誕生を待って雛が無事誕生したらそれだけ自然が豊富であるということから、例えば鳴門の様々な農産品であるとか、第一次産品ですよね水産物も含めてそうしたものが自然に優しいものだということで、コウノトリブランドこうしたものを作るというのはどうだろうかと。
 ところが残念なことながら、孵化しなかったという経緯がこれあったんですね。ということで、実はそうした点を地元の皆さん方と共にずっと温めてきているということで、このたび無事にねえ、雛が誕生したわけですので、この雛が誕生し巣立っていくとそうしたタイミングになるのかどうかということですかね。そうした形でやはりこのコウノトリブランド、そしてそれはイコール自然が大変豊かなんだと。そして周りの皆様方がそれを育むんだと。過去から現在そして未来へと。
 そうした点、またコウノトリという普通だとこう皆がね、こうわあっと押し寄せてって、わあっ珍しい珍しいって言って、どこか行っちゃうと。そうではなくて、じぃっと我慢をしてというか見守っていただいたというね。そうした見守りといった点、これも様々な点で今痛ましい事件が全国各地であって見守っている立場が殺してしまうとかね。そうした点を考えるとこのやはりじぃっと見守る、その雛の成長を見守っていくんだというね、見守りというのも大きな意味を持つんではないのかと。そうした地が鳴門であり、徳島だと。経済波及効果と考えてしまうとそのようにね、そろばんの世界になっちゃうんだけどそれよりもそうしたブランドイメージといったものがどんどん全国に広がっていくんじゃないか。また発信を我々としてはしていくべきだとこのように考えています。

(幹事社)
 他に、ございますか。
 報告事項、発表事項以外の質問をお願いいたします。

新海部病院の運用について(質疑)

(徳島新聞社)
 土曜日に海部病院完成式典があって5月8日で本格的に運用がされ始まるということなんですけれど、施設的には完成して今後運用面での医療提供体制の課題とか、そういった点どう風にお考えでしょうか。

(知事)
 いよいよ、5月の8日から高台移転、これは東日本大震災発災以降公立病院として高台移転をした第1番目ということがありまして、我々としては南海トラフ巨大地震をしっかりと迎え撃つ、そして東日本大震災発災の教訓を活かしていこうということで、この新しい海部病院、高台に移転をさせていただき先般完成式典と内覧会これを行わさせていただきました。
 もちろん、南海トラフここから病院が機能しなくなってしまうということがないようにということ、また私も東日本大震災発災の時には、発災から10日後、宮城県の方これは関西広域連合がカウンターパートとして、宮城県は徳島県、兵庫県そして鳥取県とこう取決めをしたということがありましたんで、村井知事さんのところへ行き、また各医療施設、東北大学病院こちらの方も訪問させていただき、院長さんともお会いをした。後の総長さん、学長さんでありますけどね。ということで、いかに平時から災害時のことを考えていないとどんな医療機関も機能しないということ、また津波の猛威まざまざと実感をさせられたんですね。ということで、あの宮城の被害状況というのが、将来の徳島に重なるということがありまして、直ちに海部病院もちろん地元の皆さん方も海部病院大丈夫だろうかと。まさに海抜0m地帯にあるような状況ですんでね、ご心配がどんどん膨らむ前に高台移転これを進めていこうという風に思ったところなんですね。ということで、地元牟岐町の皆さん方にも用地の点など多くの点でご協力ご理解をまた海部郡の皆さん方にもご協力をいただきまして、このたび高台移転無事行うことができ、5月の8日から開院となるところです。
 そして、今後の点ということも考えて、命の道となります海部道路ですね、その一部をなす牟岐バイパス、そのインターチェンジこれとまさに隣接をする形をとろうと。1つのモデルとしては、既に先発をしている美波町立病院ですね、美波町の国民健康保険病院、美波町立病院でありますが、こちらがまさに由岐インターチェンジの真横、高台移転を進めたところで県も支援をさせていただきましたがこうした形、また牟岐町の皆さん方があそこを広域の避難広場にする。また私は日赤の支部長でもありますので、日本赤十字社徳島県支部としてのあそこに備蓄庫、これも同じエリアに用意をしようと。いわゆる新たな防災拠点、県南のこれの大きなメイン施設になるということであります。
 また、そうなってくると今、例えば日赤の徳島赤十字病院であるとか、あるいは県立中央病院、あるいは県立の三好病院、私が手掛けてきた病院でありますけどね、これらについては全部病院の棟の上にヘリポートがあるんですね。でも1つしかない。普通はドクターヘリそこで離発着すればいいんですが、でも双発の自衛隊のヘリ、例えば小松島にあるSH60Jとかね。9.7tあるんですね。なかなかこれが離発着するっていうのは難しい。でも実際津波でっていうことになると、多くの津波にのみ込まれて、でも救助された人たちが運ばれてくるわけですよね。そうしたら、こうしたヘリコプター、ピタッとやっぱり着地できないことには、浮かした状態ホバリングしながら大抵こう作業するんですけどね、これでは安定して対応できないし1分1秒を争うわけですから、やはりそうした点からいくと、着陸できるというのは非常に大きいということで病院本体にしかも10tまでOKと。この海上自衛隊の分は9.7tなんでOKなんですね、双発ヘリ小松島にあるやつは。
 それともう1つは、更に大きな陸上自衛隊の双発ヘリ10tを超えるものですね。これも対応可能にするようにということで、駐車場を立体駐車場化をして、最上階ここのところに12tまでいけるヘリポート、つまりツインヘリポートをもう災害を想定をしてそして同時離発着、物資にしても被災者にしてもできるような形をとったということでもあります。
 そして、病院の各フロアも平時ではどういう機能、いざ発災となったらどういう機能ともう最初のうちからリバーシブルに対応できるようにする。そして例えば壁面でも、映像でマスコミの皆さんにも出していただいてましたが、タペストリーとか少し絵なんかがこう飾ってある。パッとひっくり返して取るとそこが、例えば酸素が取れるとか、あるいは窒素が取れるとかそういう救急用に対応というものができる。非常用のコンセントも赤のコンセントでザッと並んでるんですね。という形で常に南海トラフ巨大地震が来るんだ、迎え撃つんだということを前提として整備をしております。
 そして、平時の対応としてはさらに、ここは県南の特に医療の結節点、昨年12月には海部郡3町、そして那賀郡那賀町ですね4町との間で海部那賀モデル、そのための協議会そして協定を締結をさせていただきましてお医者さんの相互交流、研修、こうしたものを行っていこうと。その中核が海部病院になるということでありまして、そうした意味では多くの若いお医者さんたちを始め、研修の場にしていく必要があるんですね。ということで、新たに地域医療研究センターをこの中に、そして寝泊まりをきっちりと快適にできるような形これをとっております。また昨日、初期臨床研修の会ドクターのね皆さん方の会もあったわけですが、その前段階となるお医者さんの卵、医学生の皆様方にも研修をしていただこうと。そうした実践の場にもしていければと、このように考えておりまして、まさに県南の平時、災害時の県民医療最後の砦として機能をさせていければなと。もちろん療養環境としても、これまでの徳島赤十字病院あるいは県立中央病院、県立三好病院とこれらの状況をさらに技術の粋を集めた形で、今回作らさせていただいております。以上です。

四国新幹線について(質疑)

(朝日新聞社)
 四国新幹線のことで、ちょっとおたずねしたいんですけども、いろいろ今ちょっと何となく雰囲気が出てきてるということで、四国4県とですねいろんな財界含めてどうしようかというようなご議論があって、従来からいろんな整備の考え方が色々取りざたされているんですけれども、特にこうポイントになるのは東西の線と南北の線をどうするのかという話で、これ仮に優先順位をつけるとすれば、知事はどういう風にお考えになられますでしょうか。

(知事)
 はい。まあ丁度先ほど衆議院の決算行政監視委員会もね、開催をされて丁度この四国新幹線が話題となっていました。つまり、新幹線が北海道へ行き、新幹線の無いエリアっていうのが四国だけになったっていうのが、そのご質問の主旨。そしてJR四国、JR北海道、JR九州と。私も丁度昭和62年、国鉄改革財政面でやりましたんでね、国、まあ自治省におりましたけど。このときにJR6社の中で、自立のできないのがこの3社だということで、財政的な支援。これは基盤安定のための基金を作って、その運用益でもって支援をしていこうという財政支援ですね。あるいは3島特例という税制、固定資産税、償却資産とかね。こうしたものの特例というものを設けて支援をすると。しかし、将来的にはJR東日本あるいは東海、西日本のように上場をしていく。そうした道を諦めることはないんだという形でやってきた中で、まず九州に新幹線が出来た。特に不動産これが非常にうまく当たったということで、JR九州が黒字化をし、そして株式上場となると当然3島特例から逃れて今は2島特例になったんですね。
 しかしJR北海道は逆に新幹線はいったんだけど大変厳しい赤字経営となると共に在来線を半分廃止をすると、大変厳しいものを打ち出したところなんですね。実はDMV、デュアル・モード・ビークルもJR北海道がずーっと開発をしてきたんですが、もうこの開発もままならないということで、我々が引き継ぐという形になった点でありましてね。となってくると、JR四国も大変厳しいだろう、いや、もっと厳しいんじゃないかと。まあ各路線がどう廃止されるかっていうのを発表されるんじゃないか、こうした話も実は予測としてはあったんですよね。
 しかし、JR四国としては初めての四国出身の社長さん、徳島、阿波池田ご出身半井社長さんがなられて、廃止を前提として議論するんじゃないんだと。各路線それぞれの将来どうしていくのか、これを当然我々行政、経済界、地域の皆さんとしっかりと連携を組んで、前向きに考えていこうと大変ありがたいご提案を頂いたんですね。ということで、それぞれの分についての収支をまずは地域の人たちにも分かって頂こうということで発表していくと、まあこうなった。当然そうした中で新幹線、ドル箱として考えるというのが良いのか、人の流れとして新幹線の通るところであればJR九州じゃありませんが、不動産的にじゃあどんどん、どんどんそうしたものが進むということも当然これは考えられると、一つの起爆剤になるんでは。新幹線だけで儲けるということでは全然ない。その、まさにストック効果でやっていこうと。
 そこで、新幹線昭和48年に全幹法という全国新幹線鉄道整備法こちらが制定をされて、今ご質問の四国には2つの新幹線ルートが提示をされています。つまり、岡山から四国に入って高知へ抜ける縦軸というもの。それから大阪から徳島を通って、そして松山を通り最終的には大分まで抜けるという横軸と。この2つのものが、いわゆる整備新幹線の1つ下、計画路線、基本計画路線と、こうなっていますね。しかしこれが、まあこれらもはじめて山陰新幹線だとかたくさんまだあるんですけどね、ずっと店ざらしになってきたじゃないかと。やはりこれを機会にまた地方創生ではこうした鉄道網というのも重要じゃないかと、高速の鉄道網もね。この地方創生回廊というのを安倍総理が打ち出した。もちろんリニアの基軸にはなっているんですけどね。
 そうなると整備新幹線を全部やり遂げてから次考えようっていうのが従来の考え方だったのですが、やはり、B/C(ビーバイシー)という費用とそれから利益こちらにベネフィットとコストですよね、それだけで考えるんではなくて、やはりストック効果をこの機会に一気にと。特に今インバウンド2020年に2000万って言ったのが昨年2400万を超えた。そして2020年には3000万、4000万。そして2030年に6000万となってくると、今のままの交通体系ではとてもとても多くの海外からのお客さんたちを全国に運ぶことが出来ないだろうということで、平成29年度の新年度の国の予算で、調査費がついた、しかも増額査定で。基本計画路線をどうしていくのかということに今なったんですね。ということで、今お話の熱を帯びてきたというのはそこにあります。で、この優先順位をという話なんですが、まずB/Cという従来の考え方からいくと、瀬戸大橋を使ってやっていく縦軸、これが1を超えるっていうのが実は民間での出した結果で出ているんですね。だからまず四国として縦軸これを国の方がB/C、B/Cと言うんであれば、まずはエントリーをしようではないか、という形でまずはまとまっているというのが一つ。それからもう一つは今北陸新幹線の京都から大阪のルートがいよいよ与党として決まったんですね。要は京都から南回りで大阪へ入る。となってくると誰も大阪に来ることだけ考えてないんですよもう。インバウンドどうするんだと。羽田空港、成田空港もういっぱいと。じゃあこれから羽田空港に2本滑走路作るのかと。兆円単位のお金をこれからかけるのかそれにと。こんな話なんですね。あるいは青函トンネル、新幹線用にもう1本掘るんかとかね。だったらもう逆に関西国際空港、今2本滑走路あるんですが、これをもっともっと活用する。さらには同じ空整域、大阪ベイエリア内になんと関空をはじめ5空港あるんですね。私が常に色々な場で言ってきた関空、伊丹、そして神戸、徳島、南紀白浜とね。7本滑走路があるんです、徳島の2500メートルはじめね。これを有機的に結ぶことによって、じゅうぶんインバウンド対応していくことが出来るではないかと。
 となってくると、今関空にこれは基本計画路線ではないんですが新幹線を大阪から入れようと、奈良の方では奈良にリニアが通るということになっていて「いや、リニアを通そう」と。いずれにしてもこの高速交通を入れようということで、今与党、自民党の方ですね。あるいは関西エリアではもう盛んに燃え上がってるね。具体的にもうこれは文章化されている。となってくると、関空が新幹線の北陸新幹線の例えば出発地点ていうのはありえないんですね。下手するとこれ盲腸線になっちゃう。だったらもう関空島まで来たんだったらその向かいにある淡路島に渡れば、そしたら今度は淡路島と徳島との間は、大鳴門橋が新幹線併用橋でもう既に整備されているわけなんです。ストック効果出せるんですよね。ということでもう一気に関空新幹線を含む四国新幹線その具現化をというのがもう関西では当然のことになってきている。つまりこれは横軸ということですね。
 つまり四国として基本計画路線として書かれた縦、横、こうしたものについてやはり我々としてはしっかりとその具現化を図っていくと。もちろんその優先順位という言葉があるのかもしれないけど今全国をそういう鉄道網あるいは高速道路結ぶ地方創生回廊ということを考えると、やはりこうしたものをもちろんこれを税金だけで本当に作っていくのかという点はあると思うんですけどね。今やこれだけの低金利時代なわけですから。色々な手法というのが当然考えられるし、世界中のお金がどこへ持って行ったらいいのか、こうした悩みもあるところですからね。こうしたものをどんどん持ってきて、そして稼ぎそして返し、またこの技術をどんどん世界に売っていくと。例えば中央構造線の近くを走る四国新幹線横軸ということであれば、まあ縦軸もそうなんですけどね、これはもう地震大国と言われているトルコであるとか、マレーシアであるとか、インドネシアも新幹線作りたいと、こうしたところにとっても、絶好の技術になってくるんなんですよね。ということで、これはまさに成長戦略、次世代の成長戦略に必要であろうと私がかなり言い続けてきて今では私がそんなに言わなくても今日こうして質問をいただけるぐらいにまでなってきたと。私が最初にこの新幹線の話を言ったときにこの場で一斉に言われたのが「お金どうするんですか?」と。もう今から何年前になりますかね。非常に懐かしい話でもあったんですけどね。
 ということで、丁度平成24年ですよね、4年の5月、近畿知事会でこの話を私が言い決議になり、その6月に四国知事会にて決議をし7月に香川で全国知事会があったときに全国知事会としてこういう方向で未来ビジョンを描いていこうと、これが、今やとうとう具体的な話になってきたということですね。

(幹事社)
 その他、ございますか。

就任1年を迎える徳島市長について(質疑)

(朝日新聞社)
 県庁所在地の徳島市、遠藤さん、一応今回この4月でちょうど1年になるんですけれども、側でいろんな、こちらのお立場からもずっと見ておられてですね、今この1年でこうずっとやってきた中でのいろんな県としてのご注文があったりとかですね、ちょっとこの辺もまだもうちょっと課題として残るかなというような点が、もしおありになりましたら少しお話しいただけますか。

(知事)
 はい。遠藤徳島市長さんがご就任1年を迎えられたということでね、その意味では公約をされた西新町の問題であるとか、様々な点については精力的に取組みをされているんではないのかなと、このように思っています。もちろん西新町自体のお話については、再開発については裁判案件になっているということはこれ当然あるわけなんですけどね。そうしたことを考えていきますと、精力的にやられているんではないかと。例えば広域のゴミ処理問題についてもそうですけどね。ということで、私としては注文というよりもしっかりとこれからも頑張って頂ければと。まあ県として、鉄道高架を初め、共にやっていく。
 例えばLEDアートフェスティバルであるとか、にぎわい創出の話ですね。まあこうした点ではやはり共に力を合わせてやっていくといった点は多々出てくる。もちろん災害対応ということもこれありますし。なんと言っても県都の顔である徳島市でありますんでね、やはり県市協調という言葉、これがあるようにね、しっかり頑張って頂くと。それからやっぱり地方創生という観点からは県内24の市町村のやっぱりリーダー格である徳島市でありますんでね、やはり様々な働き方改革を始め、まち・ひと・しごとの三位一体であるんですけどね、そうした点を新規事項どんどん打ち出していただきたいなと。これから大いに頑張りいただければとこう考えています。

(幹事社)
 他にございますか。ではなければ、本日はどうもありがとうございました。

(知事)
 はい。お世話になりました。

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