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平成29年7月26日 臨時記者会見 項目別

AI活用「阿波おどりFAQサービス」実証実験の実施について(説明)

(司会)
 ただ今より、「AI活用『阿波おどりFAQサービス』『実証実験』についての共同記者会見」を始めさせていただきます。
 初めに、本日の「出席者」をご紹介させていただきます。
 まず、株式会社テレコメディア 代表取締役社長 橋本力哉(はしもとりきや)様でございます。

(テレコメディア)
橋本でございます。よろしくお願いいたします。

(司会)
 次に、ソフトバンク株式会社 常務執行役員 佐藤貞弘(さとうさだひろ)様でございます。

(ソフトバンク)
ソフトバンクの佐藤でございます。よろしくお願いいたします。

(司会)
 次に、株式会社ティファナ・ドットコム 取締役 野澤良尚(のざわ よしひさ)様でございます。

(ティファナ・ドットコム)
 ティファナ・ドットコムの野澤と申します。よろしくお願いいたします。

(司会)
 そして、徳島県 飯泉嘉門 知事でございます。

(知事)
 本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

(司会)
 以上、4名の皆様から発表をさせていただきます。
 それでは、まず飯泉知事からコメントをお願いします。

(知事)
 まず、少し2日前にさかのぼっていただきたいのですが、7月24日、日本全体にとってまた、徳島にとりましても、大変歴史的な日となったところであります。それは何か、丁度東京オリンピック開幕3年前ということで、全国では、東京オリンピック開幕式、その時の交通混雑を防ごうということで、全国一斉にテレワークを行おうと、今働き方改革、そのキーワードとしても、テレワークいわれるわけでありますが、その中で、地方公共団体として百名規模以上で、最初に参加を表明したのが、もちろん徳島県ということで、全国一斉テレワークディと。
 また、7月24日は、今年の3月県議会から提案をされ、出来上がった条例「徳島藍の日を定める条例」が成立をし、そして7月24日、この日を「とくしま藍の日」このように定めました。そのこころは、東京オリパラの公式エンブレムの組市松紋の藍色。藍色といえば、ジャパンブルー、阿波藍ということで、これを機会に全国、そして世界へ阿波藍をPRしていこうと、7月1か月間を「とくしま藍推進月間」、1日からは、県庁舎を藍色のLEDでライトアップもする多くの記念事業を県内外ですすめているところであります。
 そして、3つ目これは何か。明治開闢以来、この国の統治機構、全て各省は霞が関、東京にあったわけでありますが、その頭脳部分、消費者庁並びに国民生活センター、こちらの「消費者行政新未来創造オフィス」が県庁の10階にオープン、初めて東京をヘッドクォーターが離れるという、歴史的な日となったところであります。
 これら、みんな藍、藍と出てくる訳なんですけどね、でもアイというと、AI(エーアイ)といいますと、第4次産業革命3要素の1つ、IoT、Internet of Things、そしてビックデータ、さらにはAI、人工知能ということで、特に将棋、囲碁の世界では、もうAIに名人とか、あるいは何とかというタイトルを持った人すら勝てないという時代が来たところでありまして、まさに、身近な存在としてこれからAIがどんどん全国に、そして世界で発展していこうと。
 しかし、なかなかまだまだ県民の皆さん方、国民の皆さん方にはAIってどんなもの。どのように使われるの。こうした点が、不明な点が多い。これをぜひ、本県が世界に誇るコンテンツ、キラーコンテンツとも呼ばれておりますが、「阿波おどり」を通じて、AIを県民の皆様方、また阿波おどりに訪れていただく国内外の皆様方に実感していただこうと、阿波おどりを通じました、まさにAI、その実証実験を行ってみたいというものであります。
 今回の実証実験につきましては、「株式会社テレコメディア様」、また「ソフトバンク株式会社様」、「株式会社ティファナ・ドットコム様」の3社のご支援ご協力のもと、阿波おどり期間中、観光客の皆様方をはじめ、国内外の皆様方からの阿波おどりに関する、演舞場であるとか、公共交通機関であるとか、また駐車場といったお問い合わせにつきまして、AIを活用して、迅速にお答えするFAQ(エフ・エー・キュー)とよく呼んでいますが、FAQサービス、いわゆる「よくある質問と回答」これを県のホームページ内に開設いたします。
 今回のサービスは、従来は「キーワード検索」、だいたい検索する時には「キーワード」を入れて検索するのが、ネット上では普通なんですが、このキーワード検索といういわゆる「検索型のFAQ」とは異なりまして、自然言語、つまり、普通に話しかけるこの言葉で、利用者が質問を投げかけ続けることによりまして、質問途中でも、サービスを提供する側から質問候補を次々と提示、すなわち、サジェストさせていただきながら、知りたい情報までたどり着いていける、いわゆる対話型ですね、「対話型かつ提案型のFAQ」となっているところであります。
 こうしてお話をしていても、それって何っていうことになりますので、やはり百聞は一見に如かず、後ほど、実際に動かしているデモを皆様方にご覧いただきたいと思います。
 その言語につきましても、インバウンドを考えまして、英語はもちろんのこと、中国語、また韓国語にも対応するところであります。
 百数十万人規模の皆さん方が来られるというこの徳島の阿波おどり、4カ国語対応のAIを活用したFAQサービスを設置するのは、おそらく「世界初めての試み」ではないのか、このように思うところであります。
 では、その開設期間、一体いつになるのか。7月27日から8月16日、鳴門市、だいたい阿波おどりは吉野川河口からさかのぼっていく、8月の9日の鳴門市、そして8月12日の徳島市、そして13(日)からはさらに今度は西へということで、最終的には8月16日に三好市、つるぎ町まで行われるところでありまして、県内各地で行われる「阿波おどり」に対応して、コールセンターが例えば開いていない24時間、サービス利用が可能とさせていただきたいと考えております。
 それぞれの役割を少しくわしく申し上げて行きたいと思います。
 今回の実証実験における、4者のそれぞれの役割としては、
 まず、県におきましては、県ホームページを実証フィールドとして提供させていただきまして、阿波おどり関連情報の収集や提供を行わさせていただき、「株式会社テレコメディア」様におかれましては、県庁のいわゆるFAQを行っていただいている「すだちくんコールセンター」で蓄積した知見と多言語通訳のノウハウを活用していただきまして、Question And Answerですね、QAコンテンツの作成を行っていただきます。
 また、「ソフトバンク株式会社」様におかれましては、まさにAIを活用したFAQソリューション、「APTWARE」(アプトウェア)のプラットフォームの提供をしていただくこととなります。
 そして、「株式会社ティファナ・ドットコム」様におかれましては、ユーザー用画面の開発、ヒューマンインターフェイスのところですね、と県ホームページと連携するためのシステム設計を行っていただくこととなります。
 県といたしましては、今回の世界初の実証実験を通じまして、AIを活用した県民サービスの向上、また業務の効率化、東京オリンピック・パラリンピックをはじめとした、インバウンド対応といった点について、取組みの進化にしっかりとつなげていきたいと考えております。
 今回の実証実験の実施にあたりまして、大変ご尽力をいただいております、橋本様、佐藤様、また野澤様をはじめ、3社の皆様方に、あらためまして心から感謝申し上げたいと存じます。
 「一歩先の未来」を先取りする「実証実験」に、多くの皆様方がぜひご参画いただきまして、AIを直接、体感体験していただきたいと思います。
 ぜひ、明日10時に県のホームページをご覧をいただければと思います。
 私の方からは以上です。よろしくお願いをいたします。

(司会)
 ありがとうございました。
 続きまして株式会社テレコメディア橋本社長からお願いいたします。

(テレコメディア)
 はい、ご紹介をいただきましたテレコメディアの橋本でございます。ただいま飯泉知事からお話がありました通り、私どもテレコメディアは今回データのコンテンツを作っていくところ、FAQのですね、データの生成というところを担当させていただいております。 今回のAIのエンジンというところでですね、プラットフォームになる部分なんですけれども、こちらをソフトバンク様のAPTWARE(アプトウエア)という基盤を使わせていただいているんですけども、こちらのAPTWAREはですね、AIというとかなり多岐に渡りいろんな商品がありますが、その中でもですね、短期間で、かつローコスト、そしてなにより多言語対応というのができる国内で随一のそういった仕組みでございまして、僭越ではありますけども私としてもですね、たいへん注目をしているAI、FAQシステムを活用させていただいております。今回のデータ生成につきましてはですね、私ども大きく3つの特徴があるというふうに思っております。
 まず第1に、このデータ生成というのは、先ほど知事のお話にありました通り、対話型で、自然な言葉でもいろいろ対応が出来るとそういうしくみなものですから、日頃ですねコールセンターで私どもお客様と対話を続けているわけでございまして、徳島県内4か所にですねコールセンターを設置させていただいて、日々私ども業務をさせていただいているわけですけれども、そういった対話の中で培ったコミニュケーションノウハウ、こういったものを活用させていただいております。
 加えて徳島4拠点ということでですね、阿波おどりはもとより徳島県のことにも精通している社員、スタッフがたいへんたくさんおりますので、今回のデータ生成についても、徳島をよく熟知しているメンバーが、それぞれの立場で今回のQ&Aを作成させていただいたというのが、1点目でございます。
 そして、2つ目は、約8年間に渡ってですね、私ども県庁コールセンター、いわゆるすだちくんコールセンターの運営を受託させていただいております。こちらのすだちくんコールセンターは、県庁に対しての様々なお問い合わせが入ってくるコールセンターなんですけれども、こちらも当社のスタッフが日頃対応させていただいているということもありまして、阿波おどりに関するですねお問い合わせであったり、こういったことにもこの8年間の中で、数多く対応させていただいてきました。こういったノウハウ、知見、こういったものも今回のデータの中には盛り込まさせていただいて、こちらが2点目でございます。
 そして、3点目、こちらはですね、国内約3万か所で利用されている、当社の多言語コールセンターのノウハウを活用させていただいております。今回は、英語、中国語、韓国語ということでありますけれども、現在では、約14か国語のコールセンター、言語に対応するコールセンターを国内の方で運営させていただいておりまして、こういった多言語コールセンターのノウハウも、外国の方から様々なお問い合わせが入ってくるわけですけれども、こういったノウハウあるいは経験を生かして、今回は英語、中国語、韓国語のデータ生成に役立たせているというようなことがあげられます。
 以上3点が、私どもが今回の実証実験を通じてですね、提供させていただいているテレコメディアとしての立場となります。
 このAI・FAQシステムは一度作ったら、それですべてが完成するということではありませんで、コールセンターのオペレーターであったり、いろんな仕事でもそうですけど、常に勉強していきながら、経験をつみながら、成長していくというところがありますけれども、コールセンターのオペレーションと同様にですね、この阿波おどりFAQも日々の体験をこのFAQシステムがすることによって進化をし続けます。ですので、どんどん、どんどん成長していって、より多くのお客様のお問い合わせにも対応していくように、毎日進化をしていく、ここに大きな多くの特徴があるというふうに思っております。
 限られた阿波おどり開催中の時間ということでですね、限られた時間での実証実験というふうになりますけれども、こんな身近なところにAIが活用されているんだというを、少しでも体験していただくことが出来ればたいへんうれしく存じます。
 私からは、以上になります。

(司会)
 ありがとうございました。
 続きましてソフトバンク株式会社佐藤常務からお願いいたします。

(ソフトバンク)
 ソフトバンク佐藤でございます。
 このたび、私どもソフトバンクが、今回のFAQエンジンのプラットフォームに当たる部分のご提供をさせていただいくこととなりました。
 昨今ですねAI、IoT、ビックデータ、ロボティックスと非常に多くの言葉が飛び交う毎日であるわけですけども、それをいかに具体的に、お客様、私どもで言いますとお客様、こちらでいいますと市民の皆さんにですね、ご活用いただくかというところが、いよいよ次のステップに入ってきたということで、私どものAI技術の1つが今回ご採用いただけたということは、私どもにとりましても、非常に大きなチャレンジであるというふうに考えております。
 AIといいましても、いろんな種類がございます。先ほど、知事の方からもございましたけれども、囲碁や将棋で勝つAIもあれば、ヘルスケアに使うAIもあれば、今回のように自然言語を処理して、多くの方との接点をより密に、なおかつ正確に行おうというようなAIもございます。その中でも私どもが持っている技術の中から、最も今回の取り組みに適しているだろうと思っておりますAPTWAREというプラットフォームをご提供させていただけるということは、今テレコメディアさんからもございましたけれど、AI自体は育てていく技術でございます。AIの中身をいかに学習させて、より人間の感覚に近いものに持って行くか。また、市民の皆さん、お客さんが要求することにいかにタイムリーに答えていけるエンジンに育てていくかと。ですから、先ほど私がチャレンジと申し上げましけれども、このAIのエンジンをいかに実用に耐えるものにしていくか、より使いやすいものにしていくか、単なる技術に終わらせるのではなくて、皆さん方の生活の中で縦横に使っていただけるようなプラットフォームとしていきたいと思っております。
 ソフトバンクの企業理念といたしまして、「情報革命で人々を幸せに」、私どもの会社のオーナーでもあります孫正義が、常日頃申し上げていることでございますが、まさに技術を使って人間の生活をより豊かに、より幸せなものにしていくと、そのためのプラットフォーム。それをいち早く取り上げていただいて、皆様方の非常に大事なコンテンツリソースである阿波おどりの一大イベントにご利用いただけて、なおかつ、次のステップも見据えておられるということは、私どもの会社が進むべき方向とも非常にマッチしているものというふうに考えております。
 そういう意味で、今回ご協力いただきます県の皆様方を含めですね、ここに並んでいる協力会社の人間を含め、全力で、このイベント実証実験というものを成功に導きたいというふうに考えております。
 その面でですね、今回のイベントが終わった後もイベント対応に限らず、日頃の市民生活の中にもこういったAI、IoTというものが、次々と導入されていくものと考えておりますので、また、その時に私たちの技術にあうものがあれば、ぜひご提供させていただいて、皆様方の行政活動、市民生活、そういったものの一助になればというふうに考えております。
 以上でございます。

(司会)
 ありがとうございました。
 続きまして株式会社ティファナ・ドットコム野澤取締役からお願いいたします。

(株式会社ティファナ・ドットコム)
 株式会社ティファナ・ドットコムの野澤と申します。
 この度は、AIを活用した実証実験の実施に参画出来ることをとてもうれしく思っております。
 先ほど知事の方からお話もありましたように、この実証実験は、対象ユーザーの規模からも、またそして4か国語対応間のAIサービスの側面からも、世界初の試みとなっとおります。
 この世界初の実証実験の結果ですとか、また逆に課題も出でくるかと思いますが、そういった部分につきましては、貴重な体験ということで、今後の活用に活かしていければなというふうに思っております。
 また、同時に今後AIというものが、県民の方々のサービス向上にどのように関わっていけるのかというところも、この実証実験を通じて見極めることができればなと同時に思っております。
 今回の私どもティファナ・ドットコムでは、ユーザー側の画面開発とあとホームページとの連携という部分を携わらせていただきました。
 AIを利用される方々が、AIをより身近に感じていただけるように、そして、利用するに当たって戸惑うことがないようなユーザーインターフェイス、そういった部分のご提供とご活用をこの実証実験を通じて伝えられればなというふうにも同時に思います。
 国も後押ししているAIという分野ですけれども、先月末に東京ビックサイトで開催されましたAIエキスポに出展いたしました際には、NHKさんをはじめとして11のニュース番組に取り上げていただいたりと、AIに関する関心が、日に日に高まっているのを実感いたしました。
 また、メデイアでは、今年はAI元年というふうにもいわれておりますように、あらゆる業種業態が、どのようにAIを使っていくのかというところを模索している。一方、また一般の方々にとりましては、AIをどこでどのように使っていくことが、より便利で効率的なのか、というところの課題も喫緊としてあるのではないのかなというふうに思っております。
 工場内の産業ロボットと異なりまして、今回の実証実験はあたかも人と話をしているかのように、ユーザーの疑問に答えていくという対話、会話という我々にとって、とても一番身近なシーンでのAI活用という形になっております。この結果や課題を通じまして、今後県民の方々に便利に感じていただく、ご用途をご提案申し上げたり、ご開示申し上げたりすることで、今後お返しできることを期待したいなと思っております。
 以上でございます。

(司会)
 ありがとうございました。
 それではただ今より、AI活用「阿波おどりFAQサービス」のデモを行いたいと思います。解説の方は株式会社テレコメディアの西村様から、よろしくお願いいたします。

(テレコメディア)
 デモを担当いたしますテレコメディアの西村と申します。
 それでは、全体像ということで、先ほど、お話がございましたとおり、明日の10時から、県庁様の県のホームページのバナーから、AIの画面の方にアクセスができるといった状態ができます。
 AIのエンジンをソフトバンク様のAPTWARE、画面の構築をティファナ・ドットコム様、私どもテレコメディアがFAQコンテンツを作成させていただくということで役割を担っています。実際に、利用者様はですね、パソコンとスマートフォンいずれからでもアクセスが出来るような今回しくみとなっております。
 続きまして、今回の技術的な特徴について2点申し上げます。1つ目が自然言語処理ということでございまして、自然な人の発話ですね、これを理解をしてAIに盛り込んでいくという技術が1つ。もう1つがサジェストの機能ということで、のちほどデモでもご覧いただこうと思うのですが、1文字入れるごとにですね、データセンタの方にデータが飛んでいきまして、お客様が聞きたいことを絞り込んでいくというような技術、こちら2点が今回の技術的な特徴ということになります。
 そうしましたら、画面の方に移って、実際の動きをご覧いただきたいと思います。
<デモ画面を表示>
今画面が出て参りました。トップ画面はこのような画面になっております。ここに文字を入力していきます。例えば、阿波おどりですから、「阿波おどり」とやりますと文字が赤くハイライトにされます。これがサジェストの機能ということでございまして、1文字送るごとに述語の候補をデータセンタに問い合わせて絞り混んでいくというような流れになります。
 ここでは、「阿波おどりの日程は?」ということで自然発話のような形で入れていきます。そうするとこのような画面が出て来まして、「どちらの阿波おどりですか?」と聞いてきます。ここで入力することも出来るんですけれども、あらかじめ選択肢の表示もされていて、
ここをボタンをポンとクリックしてあげますと、徳島市の阿波おどりがこうですよということでご案内がされます。
 例えば、「どこで見るのがよい?」こんなことなんかも聞いてみたいことの1つかなと思います。こうするとですね、「どこで見たいですか?」といくつか出てきます。例えば、演舞場ですねということで「演舞場」としてあげますと、このように出て参ります。
 よくありそうなのは、初めて行く場所なのでなかなか分からないということなので、例えば、「駅からどれくらいかかるの?」とかというふうに言ってあげると、このような形で出て参ります。
 今回アクセスというところで、リンクができる機能があります。今回はグーグルマップとつなげて、実際、駅から藍場浜であればこういうふうなルートになりますよと、こういうことで表示させることなんかも今回の中に盛り込んでおります。
 回答の時に、ご質問について解決しましたかということで、「はい・いいえ」というボタンが出てくるようにしております。ここで、例えば、はいと押していただきますと、はいと押されたもののログが、データの方として蓄積されていきます。
 逆に、いいえの方につきましても、蓄積されていきます。従いまして、お客様が知りたいことに本当にたどり着けたのかというところをですね、このトラフィックを通じて、私どもが把握をして、次のコンテンツ作成に活かしていくこんなようなことも出来るというように考えております。
 例えば、「せっかくだから踊りたい」、こんなことなんかも聞いてみたい1つかなと思います。そうしましたら、にわか連のことなんかも出てきます。「にわか連って?」、こういう発話に対しても、自然言語処理で吸収して回答することが出来ております。
 周辺的な情報についても今回入れております。例えば、「おいしいお店を知りたい」、そうしたら、「こちらをご覧ください」ということで、リンクをさせると阿波ナビさんのページに飛びまして、ここの中からお食べになりたいものなんかを選ぶというようなこともできますし、「せっかくだからお土産も」と、こちらもリンク貼られまして、阿波ナビさんですかね、の方に飛ぶような形になっております。
 下の方、会話的なところも、今回大事なところだと思っておりまして、こういう案内をとりあえず、もし、お客様が「ありがとう」というふうに言ってもらえたら、ちゃんとそこに答えようというところだったりですとか、こんなしくみがあって「徳島県っていいね」とやると
<デモ画面:「ありがとうございます!褒められると照れるですだち(≧▽≦)」>
照れるすだちくん、こういうような会話コンテンツも入れこみながら、実際のお客様に楽しみながら使っていただければと思って、今回臨んでおります。
 非常に簡単にはなりますけれど、動くとするとこのような形となっとおります。
 明日の10時から、アップされるんですけれども、もし、今日ご希望の皆様方がいらっしゃれば、先に今認証がかかっているんですけれども、IDとパスワードを後ほど希望者の方にお配りしたいなと思っておりますので、ぜひ触っていただいてこんなことなのかということをご覧いただければ幸いでございます。
 私からは、以上になります。

(司会)
 ありがとうございました。
 ここからの進行につきましては、幹事社さん、質疑の方をお受けさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

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