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令和3年10月徳島県議会臨時会知事説明

 本日、県議会臨時会を招集致しましたところ、議員各位におかれましては、御出席をいただき、誠に有難うございます。

 ただ今、提出致しました議案の御説明と合わせ、当面する県政の重要課題について御報告申し上げ、議員各位をはじめ、県民の皆様方の御理解、御協力を賜りたいと存じます。

【新型コロナウイルス感染症対策】
初めに、「新型コロナウイルス感染症対策」につきまして、七月中旬以降、感染力の非常に強い「デルタ株」による感染爆発「第五波」が全国に拡大する中、本県におきましても、お盆や夏休みにおける「人流増加」で感染が急拡大し、四月・五月の「アルファ株」による「第四波」を上回る「過去最大の波」に見舞われました。
このため、「とくしまアラート」を、国基準の「ステージ4」、最高レベルの「特定警戒」に初めて引き上げるとともに、本県二度目となる「飲食店への営業時間短縮要請」を行うなど、県を挙げて、徹底した「感染の封じ込め」対策を展開致しました。
この結果、全国平均を上回るペースで進んだ「ワクチン接種」浸透の効果とも相まって、九月に入ると、「県内の感染状況」は、徐々に落ち着きを取り戻し、
・十月十日には、「九十日ぶり」に新規感染者数が「ゼロ」となり、
・さらに、同十二日には、「とくしまアラート」の五指標七項目全てが「ステージ1」の基準を下回るなど、
順調に改善傾向が続いたことから、「県・専門家会議」委員の皆様の御意見を踏まえ、十月十三日、「とくしまアラート」を七月十一日以来、実に「九十四日ぶり」に「全面解除」致しました。
本県でも過去最大の感染拡大となった「第五波」の封じ込め、その後の「感染防止対策の徹底」に御協力いただいている県民や事業者の皆様、さらには、医療の最前線で御対応いただいている医療従事者の皆様に対し、心より感謝申し上げます。

 この間、感染防止の「切り札」とされる「ワクチン接種」につきましては、先の九月定例会で表明致しましたとおり、希望する全ての国民への接種が完了する「十月から十一月の早い時期」を想定し、国の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」が示した「努力により到達しうる接種率」(六十代以上「八十五%」、四十代~五十代「七十%」、二十代~三十代「六十%」)を「十月末までに達成する」との目標を掲げ、「ワクチン接種推進WEEK」によるアスティとくしま「大規模集団接種会場」での接種機会の確保、特に、接種率が相対的に低い「若年層」を想定した「予約なし」接種の実施など、「接種の加速化」に全力で取り組んで参りました。
この結果、県民の皆様の御理解、御協力、並びに、市町村や医療従事者など、関係者の皆様の御尽力により、当初の目標を「約二週間」前倒し、「十月十八日」をもって、全ての年代で「目標とした接種率」を達成致しました。
その後も順調に接種が進み、十月二十七日時点で、ワクチン接種可能な「十二歳以上」の県民の「二回目接種率」は、全国平均を大きく上回る「八十一.八%」に達し、新型コロナ前の「安全・安心な日常生活」を取り戻す「ワクチン接種」は、多くの県民の皆様に、その効果を実感していただけるところまで進んでおり、引き続き、希望する全ての県民の「二回接種完了」に向け、しっかりと取り組んで参ります。

 現在、「とくしまアラート」は全て解除されておりますが、全国的にも、「新規感染者数」が急速に減少した要因は明らかになっておらず、今後、年末にかけて、感染拡大「第六波」が到来すると言われていることから、引き続き、「施設におけるクラスター対策」や「帰省者等に対する事前PCR検査」、「人流調査」にしっかりと取り組むとともに、県民の皆様に対し、
・ 「基本的な感染防止対策」を徹底いただき、特に「マスク」は、より感染防止効果が高い「不織布マスク」を着用いただくこと
・ 「県を跨ぐ移動」については、「移動先の感染状況」を踏まえ、慎重に判断いただくこと
など、改めてお願いしているところです。

 加えて、全国的に「ワクチン接種」が進む中、政府が導入を検討している「ワクチン・検査パッケージ」につきましては、「大規模スポーツイベント」や「観光分野」において「技術実証」が開始されており、国から都道府県に対し、地域の「イベント」や「飲食店」などを対象に、「技術実証候補の募集」が行われたところです。
本県におきましても、「徳島ならではの技術実証」の早期実施により、官民挙げた「ノウハウの蓄積」を進め、アフターコロナに向けた「経済再生対策」に速やかに繋げるため、
・県主催の「秋の阿波おどり」や「健康を考える県民のつどい」
・民間主催の「飲食を伴うジャズライブ((特非)徳島ミュージックユニオン 主催)」や「ドリンクラリー二〇二一・限定解除へ挑戦!!(徳島県社交飲食生活衛生同業組合 主催)」
の計「四件」のイベントで「技術実証」を実施することとしており、地域の実情を踏まえた「きめ細やかな制度設計」がなされるよう、国の取組みに積極的に協力して参ります。

【補正予算案の概要】
次に、提出議案について、御説明申し上げます。

 まず、第一号議案につきましては、新型コロナウイルス感染症の「第六波」を見据えた体制確保を図るとともに、本県の「喫緊の課題」に切れ目なく対応するため編成した総額「十八億円」の「十月補正予算案」であります。

 まず、一つ目の柱「新型コロナ対策」では、

先の感染拡大「第五波」の経験をしっかりと踏まえ、「検査体制のさらなる強化」のため、濃厚接触者や接触者への「行政検査」について、感染拡大期においても、速やかに検査を受けていただけるよう、「診療・検査協力医療機関」との連携体制を一層強化するとともに、「検査関係機器」をさらに充実して参ります。
併せて、入院や検査など、「公費負担に係る予算」を十分確保し、「第六波」の到来にしっかりと備えて参ります。

 次に、本年十二月開始予定の「新型コロナワクチン・三回目追加接種」に向け、実施主体となる市町村が円滑にワクチン接種を行うことができるよう、市町村間の「広域調整」や「進捗管理」等の支援を行うとともに、引き続き、ワクチン接種に係る「専門的な相談体制」を維持し、県民の皆様への「分かりやすい情報発信」に努めて参ります。

 さらに、「軽症者等の療養体制」につきましては、今後の感染急拡大にも即応できるよう、引き続き、現行の「宿泊療養施設の運営」を継続するとともに、サポート医師や看護師等による「健康観察支援体制」をしっかりと確保して参ります。

 次に、二つ目の柱「喫緊の課題への対応」では、

徳島の魅力を全国に発信し、県民の「スポーツ振興」や「にぎわい創出」を図るため、「とくしまマラソン二〇二二」開催に係る県負担金を計上するとともに、ランナーはじめ「全てのマラソン関係者」が安心して参加できるよう、日本陸連策定の「ロードレース再開についてのガイダンス」に沿った運営を強力に支援し、万全のコロナ対策を講じた「安全・安心な大会」実現に繋げて参ります。

 次に、南海トラフ巨大地震では、「大きな揺れ」や「津波」による甚大な被害が想定され、「迅速な救助活動」を展開するには、緊急車両等への「燃料供給体制の確保」が重要となります。
このため、場所を選ばず、タンクローリーと直結することで給油ができる「移動式燃料給油機」を、昨年度に続き、「県の防災拠点」に配備することにより、「いざ発災時の災害対応力強化」に、しっかりと取り組んで参ります。

【副知事の選任】
次に、第二号議案及び第三号議案につきましては、「副知事の選任」について、地方自治法の規定により、議会の御同意をお願いするものであります。

 以上、「新型コロナ対策」及び「本日提出の議案」について、概略を御説明申し上げましたが、今後とも、次なる感染拡大「第六波」を迎え撃ち、「再度の感染拡大」を何としても阻止すべく、全力で取り組んで参ります。
議員各位におかれましては、原案どおり御賛同賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 
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