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令和5年9月15日(金)09:57~10:08

<菊地政策創造部長>
ただいまから、庁議を開催いたします。
本日の議題は、お手元にお配りの資料のとおりであります。
はじめに、「『徳島新未来創生』政策集の策定」及び「徳島新未来創生プラットフォームの始動」につきまして、総合政策課から御説明いたします。

<河原総合政策課長>
総合政策課の河原でございます。
まず、「徳島新未来創生」政策集についてでございます。
資料1ー1として「徳島新未来創生」政策集(概要)、資料1ー2として「徳島新未来創生」政策集をお配りしておりますが、資料1ー1の概要にて御説明させていただきます。
1ページを御覧ください。政策集の全体概要でございます。この政策集は、次期総合計画策定に先立ち、本県における予算編成や事業構築の方向性を示すものとして策定するものであります。
まず、1ページ上段、「県政運営の方向性」として、(1)時代認識につきましては、少子高齢化の進行による労働力不足をはじめとした、社会情勢が変化する一方、DXやGXなど、時代の変化に合わせた変革が求められております。現在、地方同士がしのぎを削る「地方創生戦国時代」を迎え、今後10年間を地方創生、徳島創生の正念場とし、あらゆる施策を講じていく必要がございます。
続きまして、(2)県政の方向性では、本県が目指すビジョンとして、「未来に引き継げる徳島の実現」を掲げ、達成すべきミッションとして、「安心度・魅力度・透明度の向上」を掲げ、異次元の政策実現を進めていくことが不可欠となります。
次に、1ページの下段を御覧ください。「各分野の政策方向性」として、安心度・魅力度・透明度の向上に向け、17の戦略を掲げ、「未来へ引き継げる徳島の実現」を目指します。
続いて、2ページを御覧ください。各分野の政策方向性について、主な項目を取りまとめたものでございます。今後、この政策集を基に、予算編成作業を進めるとともに、県民の皆様からの御意見や県議会での御論議を頂きながら、新たな県政運営指針となる次期総合計画の今年度内策定に向けて鋭意、取組を進めることとしております。
続きまして、徳島新未来創生プラットフォームの始動についてでございます。資料2「徳島新未来創生プラットフォーム」、「徳島新未来創生政策集」相関図を御覧ください。図の右側には、先ほど御説明いたしました「徳島新未来創生政策集」の17の戦略をお示ししております。
そして、図の左側に示しておりますように、政策集における各分野の戦略を網羅する形で、12の「徳島新未来創生プラットフォーム」を本日始動させることといたしました。各プラットフォームは、政策集の政策体系の下、各部局に政策の横串を刺す政策形成拠点となり、統括役である主務幹部と副幹部の配置に加え、連携の推進役として、事務局長と事務局を配置しております。このプラットフォームが核となり、部局を超えて、現場の声をはじめとする様々な情報の共有や政策間の連携を図っていただき、政策本位で機動的な運営を行っていただくようお願いいたします。
説明については以上でございます。よろしくお願いいたします。

<菊地政策創造部長>
ただ今の件につきまして、何か御質問、御意見等はございませんか。
それでは、後藤田知事より御指示をお願いいたします。

<後藤田知事>
皆さん、おはようございます。
昨日からの9月議会におきましても、皆様方、各部局、県庁全体における対応、準備も含めて、改めて感謝申し上げ、またよろしくお願いします。
そして、この度は、いよいよ新時代の「徳島新未来創生」ということで、正に県版骨太の方針が定まりました。この議論につきましても、皆様方、各部局で御議論いただいて、このような新未来創生に向けたプラットフォーム、正に発射台を一つ一つお作りいただいて、そこから政策集ということで皆様方にお作りいただいて、心から感謝を申し上げたいと思います。
ポイントとしては、このプラットフォームというのは、あくまで発射台であり、そこで何をするかというのが、新時代で、新次元である、これが一番大事でございます。もちろん、我が県独自のものをしっかり研究しなければいけませんが、0から1を生むというのは、なかなか難しいわけでありますので、再々申し上げますが、国全体の先進事例、世界の先進事例といったものをしっかり学ぶというふうに、姿勢を改めて、やっていただきたいと思います。
更には、やはり新時代でありますから、若い人たちが本当に徳島でずっといたいな、また同時に県庁に入りたいなと思えるように、ぜひ現場の若い人たちにも、しっかりと自覚を持って、考えていただくような、そんな体制を皆様方に整えていただければありがたいと思っています。
本当に改めまして、皆さんのおかげで、いよいよ各発射台が整って、ここから新時代に向けて、新次元の弾込めを改めてお願い申し上げます。
今後は、この発射台で何をするかということが大事であります。それに合わせた部の編成、国でいうと省庁再編、こういったことを考えておりますので、皆様方には大体伝わっていると思いますが、各部局、また現場の意見も改めて吸い上げていただいているところだと思いますので、今後はそういった行政改革も、この政策に合わせた形でしてまいりたいと思っております。
最後に、総論的な話でありますが、これをやっていく上では、財源が必要でございます。その財源確保というのは、行政改革はもちろんでございますが、ふるさと納税をはじめ、企業誘致、様々な形で税収を増やしていくということでございます。
更には、行政改革の一部ではありますが、再々申し上げますが、働き方改革といったこと、特に現場が意欲を持って、やりがいを持って働ける、そんな環境を作っていただきたいと思います。
一つ例を挙げますと、「ノー残業デイ」という言葉がございますが、これは違和感があります。残業を前提としている言葉なんですよ。残業が当たり前で、「ノー残業デイ」を作るという、この感覚、意識を変えていこうじゃないですか。「残業するデイ」、「残業あるデイ」、こういうふうに変えていただきたいと思います。残業の理由はなんでかと。人が足りないんだったら、言っていただきたい。人を増やしてほしい、こういったことを見て見ぬふりをして、先延ばしをしていくというのは良くないことでございますので、立ち止まって、「ノー残業デイ」を廃止します。逆に「残業するデイ」、「残業あるデイ」というのをしっかりと現場の皆様が理由、根拠を示しながら、やっていただく。こういう形でないと、なかなか進まないです。残業する前提で一日のスケジュールを組む、こんな慣習もついてしまったのではなかろうかなと思っていますので、働き方につきましても、新次元、異次元に改革をお願い申し上げます。
改めて、未来に引き継げる徳島、私は「サステナブルー」というふうに、今後、県外で、世界でも申し上げたい。「サステナブル」と藍染め、青色ダイオードの青を掛けて「サステナブルー徳島」で。もちろん今、キャッチフレーズは検討しておりますが、副題はこんな形で発信していきたい。これは現在もそうでありますし、未来にも意味がある言葉であり、そして、徳島らしい「インディゴブルー」、青色ダイオードの「ブルー」を掛けたわけでございます。
「サステナブルー徳島」に向けて、皆様方、いよいよ来年度の骨太方針の実現に向けて、何とぞお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。どうぞよろしくお願いします。

<菊地政策創造部長>
ありがとうございました。
本日の議題は以上となりますが、ほかに何かございますでしょうか。
それでは、以上で庁議を終わります。
 

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