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令和5年5月18日(木) 9:54~10:01

<菊地 大学・産業創生統括監>
これより庁議を開催いたします。
それでは、本日初登庁されました後藤田知事より「ごあいさつ」をお願いいたします。


<後藤田知事>
お疲れ様でございます。ただ今、初登庁の儀式を、多くの県庁関係者の皆様にお出迎えを、温かいお出迎えをいただきました。大変感激をしております。
そして今日は第一回目の庁議ということで、皆様方におかれましては、国でいえば大臣であられます。本当に要職であり、また、良くも悪くも権限を持つ、司司の部局でございます。
そういう中で私自身、国会議員22年努めて参りまして、そしてまた私の大叔父は官房長官、警察庁の長官も務めさせていただき、また私の国会議員生活の中でも、多くの先輩方にいろんなことを学ばせていただきました。
私が一番心に残っているのは、先代、後藤田正晴氏から「権力というのは抑制的でなければいけない。」この言葉が頭から離れておりません。本日知事就任に当たっても、その想いはみじんも変わることがございません。ぜひ、皆様方におかれましても、その想いを共有していただき、そして民主主義というのは、文字どおり主権が民にある、国民にある。徳島県政におかれましても、民主主義は、主権は県民にあります。県民主役、県民目線、現場主義、これは当たり前のことでありまして、知事の顔色をうかがうことではなく、県民の顔色を見る。県民の皆さんのため息を聞き漏らさない。こういう県政に、皆さんとともにして参りたいと、こう考えております。
そして、地方創生戦国時代、これからは全国大会であります。各47都道府県、そして1700を超える基礎自治体がしのぎを削っております。その戦いにしっかりと勝ち抜いていくこと。そして全国と渡り合える徳島県にしていく。都会に憧れる必要はございません。都会が逆立ちしても敵わない。我が徳島県には自然や食や、そして文化や歴史や、そして何よりも県民の力がございます。
この県民の力と、都会にはまねできない徳島県の素晴らしい魅力を最大化していくことが、私ども県庁・県職員の務めだと思っております。その想いも皆様方と共有して参ればありがたいと思っております。
そして、県庁のリーダーとして、県民の力を最大化するには、皆様方、そして県庁職員、全ての方々、県職公務員全ての皆様方の力を最大化していくこと。これが私の責任の一つでもございます。
そのためにも、フラットな、意見を言いやすい、風通しの良い、こういう県組織にして参りたいと思っております。意見具申はどんどんしていただきたいと思います。そして、本当に悪い事実をすぐに伝えていただきたい。そして、危機管理を怠らないこと。また、議論したことは、熟議したことは、決まったことは皆と一緒に、同じ方向を向いて進めていくこと。こんなことも皆様方と共有して参りたいと思います。
就任に当たりまして、様々な政策、これは6月議会に向けて、所信表明と合わせて、また皆様方現場の声を、各部局の声を聞かせていただいた上で、所信表明、6月議会、そしてさらには来年度に向けた骨太方針。これに挑んで参りたいと、このように思っております。
本日は初庁議ということで、私自身の県政に対しての考え方、そして県庁のあるべき姿、これについて想いを開陳させていただき、今後、皆さんとぜひ、その想いを共有していただければありがたい。このように思っております。
選ばれし、そしてたくさんの経験を積んだ幹部の皆様方のお力をしっかり頼りながら、そして皆さんの意見もしっかり賜りながら、県政運営を進めて参りたいと思いますので、今後共の御指導、お願いを申し上げまして、私からの初庁議のごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。


<菊地 大学・産業創生統括監>
ありがとうございました。
以上で、本日の庁議を終わります。
 

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