令和5年5月17日16:20～16:26

＜飯泉知事＞
さあ、それでは、私としては徳島県知事として最後の庁議ということになりますので、一言皆様方にお礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
この中には当然、私と22年以上お付き合いをいただいた皆さん方をはじめとして、様々な経歴の皆さん方がおられる訳であります。
しかし、今の県政、これまでお支えをいただいてきた同士であることには違いが無いところでありますので、これまでお支えをいただきましたことにつきまして、まずは心から感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
皆さん方の、それぞれの分野のお支え、これがあったればこその、この知事としては20年、部長時代を入れると22年を超える形で、そして今では様々な分野で何か新しい物事、これを行われるんだということであれば、各県が、知事さん方が、「まずは徳島県、何かやってるはずだから。これをネットなどでまずは探してみよう。」部下の皆さん方にこのように命じる。こうした点が今では日常茶飯事。
また、国の皆さん方も、かつては我々が各省庁の様々な施策、どんな動きがあるんだろう、こうした点を直接聞きに行く、あるいは、様々な点で探索をする。こうした場合が多かった訳ではありますが、陳情を政策提言に切り替える。今ではそれが国も地方も当たり前のことになった、こうした時から大きな転換が図られるようになり、霞ヶ関におきましてもやはり現場主義、国民目線ということであれば地方、じゃあその分野の中でまず最初に、ファーストペンギンではありませんが、この分野にチャレンジをしているのはどこだろうか。ほとんどの省庁が徳島県を見てくる。こうした時代を今迎えたところであり、そうした中、あの未曾有の大混乱であるコロナ禍、だれが3年を超えると思ったでしょうか。
しかし、その時代も全国知事会長として、しかし、私一人では何もできないところでありました。皆様方お一人おひとりが、それぞれの分野をしっかりとおさえ、カバーをしていただいたればこそ、あの5月8日を日本も迎えることができたところでもありますし、今日も先ほどまで、かつてはオリパラ、今回は大阪・関西万博に向けての障がい者の皆様方の文化芸術活動、こちらについての新たな知事連盟、新たな形にこれから切り替えていく訳でありますが、その中でも平井会長さんをはじめ、多くの知事さん方から今申し上げたような点、言及をいただいたところでもありました。これもひとえに、皆さん方が本当に献身的に現場主義、県民目線を貫いていただいたればこそということでありますので、あらためて心からその御協力、献身ぶりに感謝を申し上げたいと思います。
そしてこれから、今の位置におられる皆さん方においては、ぜひこれまでの経験、また新たな分野でご活躍をされる皆さん方には、新たな分野を切り開いていく、こうした一点突破。こうした点もこれまで経験を積んできていただいたところでありますので、新たな分野において、しっかりと大きな花を開かせていただき、そしてこれが県民の皆様方、ひいては日本、世界の様々な点に貢献をされますことを心から御祈念申し上げたいと思います。
もう時間も限りが出て参りましたので、最後に一言。本当に皆さん方に支えられての20年、部長時代を入れると22年を超える、この徳島での活動となりました。これからもしっかりと皆さん方にいただいた、そうした御協力に対してのご恩、そして、さらにお支えをいただいた県民の皆様方に、こうした点をお返しをできるような形で、どんな貢献ができるのか。20年間なかなか熟睡する日がなかった訳でありますので、少し熟睡すると良いアイデアが浮かぶかもしれませんので、しばらくそうした充填期間に充てることができればと、このようにも考えているところでありますので、様々なアドバイスなどございましたら遠慮無くお話をいただければと思います。
本当にこの20年間、さらには徳島県としての22年ちょっと、お支えをいただいてありがとうございました。心から感謝申し上げます。

＜菊地 大学・産業創生統括監＞
ありがとうございました。
以上で庁議を終わります。

＜飯泉知事＞
それでは皆さん方、これからも大いに御活躍いただきますよう、心から御祈念を申し上げまして、私からの最後のお礼の言葉とさせていただきます。
本当にありがとうございました。