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令和4年4月1日(金)13:00~

<村山政策創造部長>
ただ今から、新体制となりまして最初の庁議を開催いたします。
私は進行役を務めさせていただきます、政策創造部長の村山でございます。
それでは、最初に知事からご挨拶をお願いいたします。

<飯泉知事>
新年度改まっての庁議スタートということになります。
庁議メンバーも一部替わったところでありまして、その意味では、まずは最初に私の方から本年度の方針、この点について皆様方にお伝えをし、皆様方からはそれぞれの職員の皆様方にしっかりと伝達をよろしくお願い申し上げたいと思います。
まず、重要な点、これは毎年冒頭で言う話なんですが、どうしても公務員の世界、「引継ぎ」という引継ぎ期間がある。場合によっては1か月以上、5月に入って「いや私、4月に着任したばかりです。」ま、こういう課長さんたちが、かつては見られたわけなんですが、今徳島県ではだいたい2週間程度、霞ヶ関とほぼ同じ、こうした形で引継ぎ、そしてその後の事業スタート、行っていただいております。今は何といっても「新型コロナウイルス感染症」との闘い、「感染拡大防止」と、さらには「経済雇用対策」、さらにここに追い打ちをかける「ロシアのウクライナ侵攻」。そして「災害列島」として、本当に毎日のように地震が各地で起きている。こうした点を考えると、今の経済、雇用といった点についてもこれまで以上にしっかりと新機軸を打ち出していく必要があるわけでありますので、その意味でもこの2週間、場合によっては1日でも2日でも早く、そして県民目線、現場主義によって、しっかりと対応していただきたいと思います。
そして2番目、既に今も申し上げました今日本、徳島、三つの国難に直面をしています。「新型コロナウイルス感染症との闘い」第6波、一旦まん延防止等重点措置全て解除になって、なんとなく第6波終焉というようなイメージもある訳でありますが、しかし全国的な傾向を見た場合、5割増し、あるいは6割増しということで、場合によっては「第7波ではないか。」、このようなことも東京を中心に今言われ始めているところでありまして、何としてもこうした傾向というものを断ち切らなければ、経済、雇用、立ちゆかなくなるわけでありますし、そうした意味でこの新型コロナウイルス感染症との闘い、何としても第7波、これを阻止していかなければならない。こんな意味で新年度のスタートを切って、人と人が大きく替わる時期、また、人との交流がある時期。ということで、当初の高齢者施設、ここで打ち出した対策、これを入院施設などを持っている病院、あるいは障がい者施設、また児童等利用施設、こうしたところで適用する形を進めておりますし、また県民の皆様方にも様々な県が実施をしている無料での検査、こうしたものの利用を呼びかけているところでありますので、こうした点についてもしっかりと取り組み、進めていただきたいと思います。また、国が追加経済対策、これをいよいよ検討に入ると言われているわけでありますので、こうした情報についてもアンテナを高く、そしてもし補正予算、そしてそれが成立ということになった場合、直ちに県内でこれが使えるような環境の整備、その準備に取りかかっていただきたいと思います。
そしてこの中での2つ目、「人口減少」。こちらにつきましては、なかなか東京一極集中が是正できなかった。しかし、コロナ禍を契機といたしまして、特に若い皆さん方が「東京などからはもう転職をしたい。」強い意見が出され、令和2年の9月、20代の皆さん方をネットアンケート調査なされたところ、何と65.8%の皆さん方が地方へ転職をしたいと。これを受け、当時知事会長でありましたので、全国知事会として「新次元の分散型国土」その創出を打ち出し、まずは霞ヶ関、中央省庁の本庁機能の地方移転、さらには大企業の本社の地方移転、若い皆さん方がどうしても大学を機に、東京、大阪、大都市部に行ってしまう。地方大学の魅力度向上をと「三つの処方箋」を打ち出し、それぞれが「まち・ひと・しごと総合戦略」に盛り込まれ、まず最初の中央省庁の地方移転、これは既に令和2年7月30日、消費者庁が先陣を切り本庁機能である「新未来創造戦略本部」がこの徳島県庁10階に移って来、新たな国際研究機関も付置されたところであります。そして2番目として、京都に文化庁が移って参ります。
次に2つ目の「大企業の本社の移転」、いきなり本社を、なかなか難しい訳でありますが、我々徳島が東日本大震災発災の時に、特にICTの企業の皆様方がクライアントから「BCPどうするんだ。」と言われたときに、救いの手を差し伸べたのが「サテライトオフィス」。当初は彼らも信用しなかった訳でありますが、徳島に来てみて、徳島が日本で、いや世界で一番通信速度が早いんではないか、こうしたことがどんどん広まり、このサテライトオフィス、各都道府県の立地件数については、平成30年度から総務省の指定統計の中にこれが入ってくることとなりました。もちろん徳島、あの面積が一番広い北海道と毎年のように一位、二位を争っているところでもあります。ということで、この二つ目、これを通じて本社の移転を進める。ただネット環境がどんどんということになって参りますと、ニューノーマル、「どこに本社がある」、そうした形はもう無くなってしまって、こうした意味では本社を移すということではなく、それぞれの会社の活動拠点を徳島に持ってくる、地方に持ってくる、こうした形が生まれてくるのではないかとも思っております。こうした形によりまして、東京都から各道府県へ、2020年、2021年、この増加の比率、実は徳島県は全国第三位となったところであり、一位は東京に接している山梨県、そして二位、本当にコンマ差でありますが奈良県と競うという形になっておりますので、こうした流れをしっかりと、そして若い皆さん方を中心として、やはり地方がいかに魅力があるかといった点、しっかりとお伝えをいただければと思います。
また3つ目の「地方大学の魅力」これも政策提言を行い、これが具現化をし、残念ながら令和4年度からスタートになった訳なんですが、ここは徳島大学、徳島県と共にチャレンジを致しましたが、どこの大学も認められなかった。ただ、特急券を徳島大学は文科省からいただきましたので、この流れの中で医光連携、しっかりとこれを進め、何が何でも令和5年度にはこの定数増、しっかりと獲得できるように、この点についてもよろしくお願いを申し上げたいと思います。
次に3番目として、言うまでも無く「災害列島」への対応であります。今徳島からは、日本のこの災害列島の対応として「二つの新機軸」、これを提言をし、今や国策となっているところであります。一つは、必ず首都直下地震、また南海トラフ、これは来る。これを前提に、様々な対策、手続、こうしたものが平時のうちから行うことができる。これをできるものは全てやってしまおう、「事前復興」であります。二番目、同じ災害を受けても二度と同じ被害を受けない「機能向上」、こちらにつきましても、しっかりと皆さん方と共に、この日本のモデル、これを打ち立て、そしてそれのモデルを徳島に作り上げていく必要がある。そのためには、必要となる財源、これも全国知事会長として時の菅総理に提言をし、「防災・減災、国土強靱化3ヶ年緊急対策事業」7兆円の後継として提言をし、具現化をした「防災・減災、国土強靱化5ヶ年加速化事業」15兆円、これをしっかりと活用し、南へ延びる「徳島南部自動車道・命の道」また、「徳島道の4車線化」これもまさに「命の道」となるところでありますので、これを中心とし、様々な事業、ぜひ強力に、そしてこの5ヶ年で、これまでなかなかできなかったもの、これをチャレンジをする。いわば最後のチャンスとも言って過言では無いと思いますので、しっかりと取組を進めていただきたいと思います。
そして、さらに大きな3つ目としては、この三つの国難を解決をする横軸として世界がしのぎを削る2つのX、「GX、グリーントランスフォーメーション」、そして「DX、デジタルトランスフォーメーション」、それぞれ自然エネルギー協議会会長県として、また、デジタル時代における国民のパスポート「マイナンバーカード」、このヘッドクウォーターである地方公共団体情報システム機構議長県である徳島として、GXとDX、まさに国策を担うんだという気概を持って、そしてこれらの技術を世界との競争となるわけでありますので、絶好の機会である2025年、「未来社会の実験場」というコンセプトを持つ「大阪・関西万博」で関西パビリオン、あるいは徳島パビリオンをゲートウェイとして、「徳島まるごとパビリオン」と、この徳島のコンセプトで世界へ日本の技術を発信をする、その大きな役割を担っていただきたいと思います。
以上、大きく3つ申し上げたところであります。それぞれに当たる、様々な令和4年度の施策があるわけでありますが、この当初予算、この執行を速やかに行うことはもとよりのこと、国経済対策ということになれば当然、補正予算、その編成ということもあります。タイムリーに環境整備を、っていうことになりますと、ここは6月定例県議会を待つこと無く、県議会の皆さん方の御理解を求めて、臨時の県議会、そして国の経済対策をしっかりと県内隅々に行き渡らせる必要がありますので、そうしたスピード感、こうした点についてもしっかりと意を用いていただきたいと思います。
以上、いよいよ令和4年度スタートとなります。ぜひウィズコロナ、アフターコロナ、そして2025年をターゲットとする「ポストコロナ新時代」その幕開けとして、スピード感と、そしてアンテナ高くまい進をしていただきますよう、私の方からはまずは、年頭の庁議に当たりましての方針、提示とさしていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。

<村山政策創造部長>
ありがとうございました。
それでは、酒池副知事、勝野副知事、瀬尾政策監、谷本政策監補の順に、時計回りで一言ずつごあいさつをお願いいたします。

<酒池副知事>
まずは、昨年11月に副知事に就任させていただきました。5か月が過ぎますけれども、この間、皆様方の御協力をいただきながら、新任の方もいらっしゃいますけれども、まずもってお礼を申し上げたいと思います。
先ほども知事の方から、今年度におきましても三つの国難をはじめ、様々な県の課題について積極果敢に解決をしていく必要があるということで、これに対しましては、全庁一丸となって取り組んでいく必要があると思います。
そこで、私の方からは2点、皆さん方にお願いをさせていただければと思っております。
まず1点目は、これまで何度もお話をしてきておりますけれども、まずは部局長さんにおかれましては、「トップマネージメント力の強化」あるいは「部局間連携のオペレーションの強化」をはじめ、今年度におきましては、今外郭団体、あるいは関係機関等々との連携、「リレーション力」、この強化にも注力していただきたいと思っています。
それから2点目につきましては、これも就任当時にお願いをさせていただきました、危機事象への適時適切な対応、あるいは施策実施におけるチャンスロス、こういったものを防ぐという観点から、できるだけ皆様方との情報共有、これを密にしたいと思っておりますので、コロナ禍ではありますけれども、できるだけ副知事室の方にも足を運んでいただき、私の方からも出かけていきたいと思っておりますので、この2点についてよろしくお願いをしたいと思っております。
それから、モットーと言うことで、個人的な事で恐縮なんですが、現在徳島ヴォルティスの社外取締役をしております。このヴォルティスのチームスピリッツといいますのが「アグレッシブ&コレクティブ」ということで、攻守にわたって積極果敢に、そして組織的にやっていこうという意味合いだと認識しておりまして、私もこうしたモットーに基づきまして、皆さん方と共に飯泉知事をお支えをし、県政の発展に向けまして尽力して参りたいと思っておりますので、この1年間どうぞよろしくお願いを申し上げます。


<勝野副知事>
続きまして、副知事を5か月務めさせていただきました。また、4月1日ということで、新年度を迎えまして、改めてご挨拶をさせていただきたいと思います。
私の方からは「県民目線」と「現場主義」というキーワードをどうやったら具現化できるんだろうと、常々思っておりまして、この5か月、職員の皆様ともコミュニケーションを取りながら感じてきたことが、「誰のために、何のためにやるのか」ということと、それを「いつまでにやるのか」という視点が常に必要と、前例の無いこととか、新しいこと、そういったことが今日の話の中にたくさん入っていたと思うけれども、できない理由を言うのは得意な人たくさんいるんです。これは別に徳島県庁だけでは無くて、中央省庁にもたくさんいらっしゃいます。新しいチャレンジをする徳島県の職員の皆さんは、どうやったらできるかという知恵出しをする、ということを管理職の皆さんが率先していただけたらいいんじゃないかと思いました。県民目線て、どうやったら実現できるんだろうと考えたときに、皆さんの職場に一番適切な人が今日入ってきます。新入庁で入ってきた若手の職員の皆さんが一番県民目線を持っていらっしゃると思います。若い人ほど、県民だった年数が長いので、私たちも公務員になって長いので、こういう感覚がどんどん薄れていく。それからもうひとつ、皆さんの身近にいらっしゃるのがご家族です。ぜひ奥様、お子さん、お父さん、お母さん、いろんな人が居ると思うんですけれども、そういった方々に「今現在、こんなことやっているんだけれどもどう思う」ということを聞いていただいたり、あるいは現場に行って、ご家族と一緒にDMVに乗ってみるとか、そういうことをしていただいて、いろんな意見を聞いてみるということが、一番施策に直結することなんじゃないかと思います。
万博が2025年にあるということで、万博に向けたシフトチェンジをしていかないといけないと思っておりまして、全庁的に今までやってきた延長線では無くて、新しい視点で、「万博で何を徳島は発信するのか」ということで、頭を切り替えて、いろいろ新しいことにチャレンジをしていけたらと思っております。
ぜひ私も皆さんと一緒に汗をかきたいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

<瀬尾政策監>
引き続き、政策監を拝命しております瀬尾でございます。私、危機管理環境部と県土整備部を担当しております。それと他部局の公共事業、大規模プロジェクトを担当しており、なるべく早く実現できるように頑張って参ります。
引き続き、県の強靭化等を進めていけるように頑張って参りますので、よろしくお願いいたします。


<谷本政策監補>
政策監補兼危機管理環境部長の谷本でございます。大規模自然災害はじめ、危機事象や環境問題、本日施行されました成年年齢引き下げに伴う消費者トラブルなど、県民目線・現場主義で迅速に対応して参りますので、よろしくお願いいたします。

<村山政策創造部長>
政策創造部長を拝命した村山でございます。2点ほどございます。知事がおっしゃっていた新型コロナ、人口減少、災害列島の三つの国難の打破を成し遂げるために、DX・GXによる新次元の分散型国土を創出するために、国と心を一つに、全国知事会や関西広域連合と連携しながら、時宜を得た政策提言や本県ならではの施策を展開できるように役割を果たして参りたいと思っております。
それから2点目ですけれども、特にということで、ポストコロナ新時代に向けてのマイルストーンでございます「大阪・関西万博」を成功に導くため、新設の万博・発信戦略推進本部において、ヘッドクオーターである万博推進課をはじめとする多くの資源をフル活用し、コンセプトである万博は「ゲートウェイ・徳島まるごとパビリオン」を具現化に向けた取組みを加速することで、新たな人の流れの創出や、誰一人取り残さない持続可能な地域創造につなげて参りたいと思っております。各部局の皆様方としっかりと連携を図りながら、未知の世界を切り開く政策創造に取り組んで参りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

<伊藤経営戦略部長>
経営戦略部長を拝命いたしまし伊藤でございます。今般、先ほど知事からも言っていただいたように、国の経済対策も動いておりますので、まずはその対応に向けてしっかりと取り組んで参りたいと思います。それと共に「DX・GX」というツールをできる限り利用して、私としては働いている皆様が少しでも個人の事情に沿って、適切に働けるような環境を作れるようにテレワークなどのツールもできる限り活用していきたいと思っております。ただその関係で、今まで使いづらかった部分もあったかと思います。そういったアイデアをできる限り多くいただいて、具現化できるように取り組んで参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

<上田未来創生文化部長>
未来創生文化部長の上田でございます。当部におきましては、人権、ダイバーシティ、次世代、子育て、文化、文化財、スポーツなど多岐にわたっているわけでございますが、こういった多様な主体が活躍し、誰もが輝ける社会の実現に向けて、部の名前にもございますように未来創生にしっかりつながるよう取り組んで参りますので、皆様方のご協力方よろしくお願いいたします。

<森口保健福祉部長>
保健福祉部長を拝命しました森口でございます。また、この場をお借りしまして、新型コロナウイルス感染症対策におきまして、各部局、関係機関から多大なご支援をいただいておりますことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。ありがとうございます。
保健福祉部といたしましては、只今、知事からご指示がありましたように、新型コロナ第7波の阻止はもとより、人口減少、災害列島の国難から県民の命と暮らしを守るために、保健、医療、福祉の分野におきまして、市町村や関係機関・団体としっかり連携し、誠心誠意取り組んで参りたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

<梅田商工労働観光部長>
昨年度に引き続きまして、商工労働観光部長の梅田でございます。長引く新型コロナウイルス感染症の影響から県内事業者の「業と雇用」を守り抜くとともに、知事からお話がありました人・仕事の地方回帰の流れの加速、また、アフターコロナ期の消費、観光需要回復が最大限なされるように、積極的な政策展開を図って参りたいと考えております。なお、現在取りまとめられております国の経済対策にもスピード感を持ってしっかりと対応し、県内経済の持続的発展につなげて参りたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

<平井農林水産部長>
この度、農林水産部長を拝命いたしました平井でございます。よろしくお願いいたします。新年度にあたりまして、まずはウクライナ危機に伴う燃油、そして配合飼料の価格高騰はじめ、県内農林水産業に押し寄せます深刻な影響を最小限にとどめまして、生産者の皆様の不安を払拭して参りたいと考えております。そのため、農林水産部一丸となって現在、実施しております県内緊急実態調査の結果を早急に取りまとめまして、現場主義に立ったタイムリーな政策を講じて参りたい。この点、また御相談させていただきたいと存じます。また、お話いただきましたように「DX・GX」、「地方回帰の加速」、さらには「大阪・関西万博の開催」などにより、本県の農林水産業には、まさに千載一遇とも言える絶好のチャンスが到来していると考えております。こうした絶好の機会をしっかりと捉えますとともに、関係機関・関係部局の皆様とも緊密に連携をさせていただきまして、本県農林水産業、そして農山漁村の明るい未来を切り開いて参りたいと考えておりますので、どうか、皆様、よろしくお願いいたします。


<貫名県土整備部長>
県土整備部長の貫名でございます。県土整備部といたしましては、先ほど知事からもありましたけれども、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」をしっかりと計画的に遂行することによりまして、安全・安心で魅力のある県土づくりを推進していく、そして公共事業を執行することによって、現在のコロナウイルス、あるいは物価高騰といったことで冷え込んでおります経済の下支えにしっかりと取り組んで参りたいと思います。今年度も何卒よろしくお願いいたします。

<坂東南部総合県民局長>
南部総合県民局長を拝命いたしました坂東です。よろしくお願いいたします。
南部総合県民局は、災害対応の第一線ということで、最近でも、昨年から線状降水帯、トンガの噴火、そして昨日の太平洋での地震等々、応急体制が急務となっております。まず、この応急体制につきまして、早急に新メンバーで確立し、そして出水期までには、市町村も含めた即応体制を強化して参りたいと考えております。
また、DMVを軸としました地域振興につきましても、関係部局と連携しまして、アフターコロナを見据えた取組みを加速させて参りたいと考えております。人流データ等につきましても、最大限に活用して、これから四国の右下に関して、事前復興を新たな視点として加え、地域のキーパーソンを巻き込んで、地域外のアイデアを活かしながら、「DX・GX」を実装して参りますので、よろしくお願いいたします。

<藪下西部総合県民局長>
西部総合県民局長を拝命いたしました藪下でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
当局が所管しております「にし阿波」につきましては、「剣山・吉野川観光圏」、「食と農の景勝地」、「世界農業遺産」のトリプル認定を受けております、国内外に誇ることのできる大変大きなポテンシャルを秘めた地域でございます。アフターコロナやポストコロナ新時代に向けまして、こうした強みを最大限に活かしまして、今後とも県民目線、現場主義をモットーに、地域完結型の総合行政機関として、地域の皆さまとしっかり連携いたしまして、様々な課題解決に全力で取り組んで参りたいと考えております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


<黄田監察局長>
監察局長を拝命いたしました黄田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
監察局では、公平・公正な県政の推進、県民参加による県政の推進を2本の柱として、島田監察統括監のご指導の下、しっかりと取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

<金井会計管理者>
会計管理者を拝命いたしました金井でございます。
平時はもとより、災害時を見据えた公金の適切な管理・支出・決算、また適切な公共工事の入札、工事検査等にしっかりと取り組んで参りたいと考えております。よろしくお願いいたします。

<伊藤徳島労働局長>
徳島労働局の伊藤でございます。労働局は国の機関でございますけれども、このように庁議に参加させていただき、本当にありがとうございます。庁議メンバーの皆さま方と連携させていただき、一層の労働対策を推進していきたいと思っております。
今年度におきましては、コロナ禍での雇用の維持、また人手不足分野への人材供給等を行うとともに、国難である人口減少、労働力人口減少に対応するため、テレワークなど、より働きやすい環境を整備することにより、育児や介護を行っている方々、また、高齢者や障がい者の方々など、あらゆる方々が働ける環境にすることによって、企業の求める人材の供給に努めていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

<板東企業局長>
企業局長の板東でございます。カーボンニュートラル推進の上でいっそう価値が高まる水力発電、太陽光発電による電気事業をはじめ、4事業を強力に推進しまして、社会経済活動の発展にしっかり貢献して参りたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。

<北畑病院事業管理者>
病院事業管理者の北畑でございます。「県民医療の最後の砦となる」という基本理念のもと、なんといってもCOVIDー19の拡大防止、そしてそれを支える医療人材の育成、5Gを用いた遠隔医療の体制強化、これらの施策を、徳島医療コンソーシアムを構成する公的公立病院と密に連携し、推進することによって、地域医療のさらなる充実と医療提供体制の強化を図って参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

<佐々木病院局長>
病院局長を拝命いたしました佐々木でございます。先ほど管理者から説明がございましたが、まずは医療の最前線を担う県立病院としまして、新型コロナ対策に引き続き全力で取り組んで参りたいと考えております。また、年度末に竣工予定の中央病院ER棟の整備を着実に進めていくとともに、5G、ローカル5Gを活用した遠隔医療の推進など、質の高い医療提供体制の構築に努めて参りたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

<森鳴門病院理事長>
地方独立行政法人徳島県鳴門病院理事長の森でございます。よろしくお願いいたします。
4年度目に入りました。そして、コロナウイルス対策は3年目に入っております。徳島県北部を中心に、香川県東部や兵庫県淡路島も診療圏とする医療と危機管理の拠点として、皆さまに信頼される病院づくりを目指し、「安全な医療を親切に提供することに努めます」という病院理念の実現と、本県医療福祉行政の最適化に貢献するため、第4の県立病院として、第3期中期計画に定めた、鳴門病院のデジタルトランスフォーメーションに向けた「総合医療情報システム」の全面稼働により、医療コンソーシアムの5G連携、さらに感染症にも対応可能な救急総合診療センターの整備、外来化学療法や緩和ケア病棟などがん診療の高度化、津波防潮堤やヘリポートなどの抜本的な防災対策、そして地域包括ケア病棟の整備による地域包括ケアのシステムの進化など、実施に微力を尽くす所存でございます。皆さまの御協力、御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

<榊教育長>
教育長の榊でございます。新型コロナの時代に入りまして、教育がこれほど注目されることはなかったと考えています。午前中に、県立校長や新任教職員に辞令を交付して参りました。その際に、あいさつとしまして、「新たな時代が来ている。こういった時代の中で、今までの教育に漫然と向き合うのではなく、新たな工夫やチャレンジを是非お願いしたい。」とお願いをして参りました。
新型コロナウイルス感染症対策はもとより、知事にご配慮いただきました1人1台端末をフル活用いたしました「GIGAスクール」、「教員の働き方改革」、「ダイバーシティとくしまの推進」を共通戦略としまして、子どもたちの学び・心・からだ、知事からお話しのありました県民目線・現場主義をしっかり踏まえて、学校目線、子ども主義という形でしっかり考えていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。


<小澤警察本部長>
警察本部長の小澤でございます。今年の県警の大きなテーマといたしましては、夏の全国高校総体になります。皇族を本県にお迎えいたしまして、しっかり警護する、これは昨年の秋から準備をしているところですけれども、これを県警としては夏までにしっかりと加速化をしていきたいと思っております。
引き続き、「安全安心を誇れる徳島の実現」ということで、諸活動を行って参りますけれども、例えば犯罪の予防や交通安全、防災等の業務については、当然知事部局の皆さまとの連携、協力していくべきものも多くありますので、そういったものも含めて、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

<村山政策創造部長>
ありがとうございました。
本日の議題は以上でございますが、ほかに何かございませんか。

 今後、このメンバーで県政の重要施策につきまして議論を深めて参りますので、みなさまよろしくお願いいたします。
それでは、以上で庁議を終わります。


<飯泉知事>
それでは、いよいよ新年のスタートです。スタートに当たって遺漏なきよう、そして一歩先の未来を見据えて、しっかりとマイルストーンを着実に打ち込んでいっていただきたいと思います。よろしくお願い致します。

このページに関するお問い合わせ
徳島県 知事戦略公室
電話番号:088-621-2015
FAX番号:088-621-2820
メールアドレス:chijisenryakukoushitsu@pref.tokushima.lg.jp
 
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