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令和3年11月1日(月)16:15~

<板東政策監補>
これより庁議を開催いたします。
最初に、知事からごあいさつをお願いいたします。


<飯泉知事>
10月1日に後藤田副知事が離任され、1カ月間、福井副知事一人体制であったわけでありまして、ちょうど31日付けで福井副知事も退かれるということがありました。
今日から新たに、酒池副知事、また勝野副知事、新しい二人体制がスタート。また、県庁から、そして国から、こういう体制というのも海野副知事さんがおられた時以来ということになる訳でありまして、そうした意味では、様々な意味で新たな体制がスタート、このように言って良いのではないかと思います。
その意味で昨日、総選挙、これが行われ、そして衆議院の体制が大きく様変わりした所でもありますし、この中で岸田総理の方から、まず真っ先にやらなければならないこと。もちろんコロナ対策、これもやらなければならないわけですが、傷んだ経済・雇用、特に観光分野など。そうした意味では、大規模な「アフターコロナを俯瞰をした経済雇用対策、経済対策」、このように呼んでおりますが、これを断行しなければならない。タイムスケジュール的には、11月の中旬に大規模経済対策、これを取りまとめ、速やかに補正予算の編成、そして年内の成立、これを目指していく。今日、高らかにこのことが言われたところでもあります。
また日本全体としては、相変わらず第6波、これを迎え打たなければならない「新型コロナウイルス感染症対策」、そして「人口減少」、つまり「地方創生」への対策。さらには「災害列島」、この総選挙期間中にも、大きな地震が全国各地であったところでもありますので、この「3つの国難」いかにこれを御していくのか。
さらには、世界的にしのぎを削らなければならない「2つのX」、「DX」と「GX」これらもいよいよ軌道に乗る。明日から岸田総理、選挙を終えてすぐに「COP26」、イギリスへ出立ということになっているところであります。世界中のこの動き、これに取り残されない、では駄目で、やはり機先を制していかなければならない日本となったところでありますので、我々徳島県としても、これまで全国知事会長県として、地方、また国との連携、しっかり図ってきたところでありますので、新しい体制のもとで、「国とともに心を一つ」として、この「3つの国難」「2つのX」、さらには、まずは「アフターコロナ」、これをしっかりと俯瞰する形での国の大規模経済対策、これに呼応していく。できればその事業を大いに活用する中で、本県から多くのモデルを打ち立てていく。多くの責務、これが徳島県には今、求められているところでありますので、皆様方におかれましては、新体制のもと、それぞれが、もちろんこれまで積み重ねてきたもの、こうしたものをしっかりと対応していく、これはもとよりのこと、新たな観点から、また「令和の所得倍増計画」、このようにも岸田総理は言われているところでありまして、やはり県民の皆様方に、アフターコロナ、これを俯瞰する中での、「明日への希望」また「年明けへの期待」、これをしっかりと持っていただけるように、そうした対策を行って参りますと、当然、令和4年度当初予算に向けて。もちろんその前に、12月、11月と我々は呼んでおりますが、11月の定例県議会、これも26日から予定をされているところでありますので、こうしたタイムスケジュール、しっかりと呼応するとともに、具体的な様々な対策、弾といったもの。これも、時間がそうあるわけではありませんが、アンテナ高く情報収集するとともに、具体な施策として取りまとめ、そしてこれを、実際に県民の皆さん方にしっかりとご利用いただける。こうした体制を整えていただきたいと思います。
結びとなりますが、是非、この新しい体制で、県民の皆様方がアフターコロナ、
ここに向けての大きな期待、これを持たれているところでありますので、しっかりとこの期待にお応えしていくことができるように、日本のモデル、大きく打ち立てていただきますことをお願い申し上げまして、まずは新体制になった庁議でのご挨拶とさせて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。


<板東政策監補>
ありがとうございました。
それでは、新たにご就任された「酒池副知事」並びに「勝野副知事」からごあいさつをお願いいたします。


<酒池副知事>
本日付で副知事に就任をいたしました酒池でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
私は県庁を離れまして5年7か月、結構長い期間かなと思っておりますけれども、今日ここにですね集まっておられます皆さん方のお顔を拝見しますと、当時一緒に仕事をした人たちも結構多くいらっしゃいますので、懐かしく思いますと共に、今心強く思っているところでございます。私は県庁時代、主に商工労働観光セクションで仕事をして参りましたし、県庁を離れてからも産業振興機構あるいは信用保証協会、こういったところで中小企業の皆さん方の経営課題の解決に向けて、いろんな支援策を展開してきたところでございます。今も知事の方からごあいさつありましたけれども、アフターコロナを乗り切っていく、俯瞰をする中で、やはり景気回復のための経済対策、これをしっかりと行っていかなければならないということでございますが、私のこれまでの経験を十分活かしながら、そういった課題の解決に向けまして、積極果敢にチャレンジをしていきたいと思っております。
それから、この際ちょっと私のこれまでやってきました仕事に対する取組のモットーについて話をさせていただきますと、常日頃、知事の方からお話もありますけれども、現場主義、あるいは県民目線、企業目線、こういったものを徹底をしながら、私の場合は企業とかいろんな支援機関、こういったところと十分リレーション、関係を構築しながら業務をして参りました。また、組織の中で仕事をする際には、どちらかというとトップダウンというよりも、いろんな現場の職員の皆さん方と一緒に、いろんな課題なりを共有しながら処方箋を出していくと。フラットな形での、いわゆるコラボレーション型のマネージメントといったものを心がけてきたところでございます。ちょっと皆さん方にお願いなんですけれども、よく言われるのが「なかなかとっつきにくい」と言われるんですけれども、そんなこともないので、できればですね職員の皆様方には気軽に副知事室の方に足を運んでいただいて、一緒に相談していきたいと思っております。
今後とも飯泉知事をしっかりと補佐をしながら、皆さま方と共に県政発展にむけまして全力を傾注して参りたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


<勝野副知事>
皆さまこんにちは。今日だけ農林水産省に戻ったんですけれども、その前は内閣官房オリパラ事務局というところで、5年5か月仕事をさせて頂いておりました。その前は農水省なんですけれども、東京オリンピック・パラリンピック、皆さんもご覧頂いたかと思うんですけれども、この仕事にまい進して参りまして、次は徳島県ということで、飯泉知事が常に新しい花火を打ち続けてらっしゃるのを横目に見てですね、先ほどモデル事業というお話をされましたが、私は国の立場でよく徳島県をモデル事業にさせて頂いて、県庁の皆さんが本当に受け皿となりうる土壌をお持ちだということで、毎年度のようにいろんな予算をつけさせて頂いた立場にいたんですけれども、今度はいただく立場になりまして、各省の皆さんに「徳島県受けられるよ」ということをアピールしながら、いろんな事業を勝ち取っていきたいなと、知事の話を伺いながら私の役割はそういうことかなと、思って聞いておりました。
皆様方には本当に今まで培ってこられた様々な知見やお仕事あると思いますので、それをまずはいろいろと教えていただいて、徳島のことをよく勉強させていただいた上で、また新たな、いろんなチャレンジをさせていただけたらなと思います。先ほど酒池副知事が「とっつきやすいよ」というふうにおっしゃられてられました。私も誰でも部屋に来ていただいて、いろいろとお話を伺いたいですし、どんどん現場に行きたい方ですので、どんどん連れ出していただいてですね、「今日これがそこであるから行きましょうよ」と言われて、「いいよ」とすぐに行きたい方なので、どんどんと皆にお誘いをいただけたらありがたいなと思います。
お誘いが無ければ勝手に行くかもしれないので、「あれ、なんでここにいるの」みたいな事にならないように、ぜひお誘いをいただけたらと思います。
本当にこれから皆様と楽しく仕事をしたいと、ワクワクしながら参りましたので、ぜひよろしくお願いします。そして私のふる里である徳島県ですので、知り合いとか友達とか、いろんなところに実はいまして、あ~あんなところでというのもありますし、あるいは今までせっかく国で30年以上仕事をしてきたので、今回の人事異動の挨拶は300人以上の方々にメールをしたんですけれども、それでもしたりないくらい連絡がございます。この私が持っている人脈を大いに使っていただいてですね、徳島県のために役立てさせていただけたらと思っておりますので、まずは皆様のお話をいろいろよく聞かせていただいて、勉強させていただきますが、一緒に本当に楽しく仕事をしましょうということで、どうぞよろしくお願いします。


<板東政策監補>
ありがとうございました。
本日の議題は以上でございますが、ほかに何かございませんか。

 特にないようでございますので、それでは以上で庁議を終わります。


<飯泉知事>
それではいよいよ新体制スタートとなります。常に申し上げている県民目線、そして現場主義。両副知事もそれぞれ言われたところでありますので、このモットーを忘れることなく、しかし「3つの国難」、「2つのX」そして今、我が国として必要となっているもの。こうしたものについて速やかに対応できるように、しっかりと取組みを進めていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

このページに関するお問い合わせ
徳島県 知事戦略公室
電話番号:088-621-2015
FAX番号:088-621-2820
メールアドレス:chijisenryakukoushitsu@pref.tokushima.lg.jp
 
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