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令和元年5月7日(火)9:30~

〈司会:志田政策創造部長〉

 おはようござます。令和元年、新体制となりまして最初の庁議を開催いたします。

 私は進行役を務めさせて頂きます、政策創造部長の志田でごさいます。どうぞよろしくお願いします。

 最初に飯泉知事からごあいさつお願いします。

〈飯泉知事〉

 改めまして皆様方、おはようございます。今も志田部長さんからお話がありましたように、いよいよ日本の新しい御代(みよ)「令和」となりました。そして、5月1日から、徳島県におきましても新体制スタートとなるところであります。そこで、私の方から皆様方に以下3点、申し上げたいと思います。

 まず、第1点目は新しく体制が変わるわけでありますから、お役所の中では、大抵、「引継ぎ期間だ」こうした言葉がよく聞こえる訳でありますが、そうした試行期間を置くことなく、きっちりと既に実施体制を組んで頂きたいということであります。

 さらに、具体的に中身を申し上げていきますと、やはり今、「国難」とも言われる「人口減少」、「災害列島」、これにいかに対応していくのか、日本中がその知恵を問われているところであります。

 まず、「人口減少」、何と言っても日本全体が「人口減少」する中で、「東京一極集中」、どんどん加速をしていく、何としてもこれを地方への新たな流れにしなければいけない。そうなりますと、企業、あるいはその企業が東京に集中している理由となる「霞ヶ関」、その政策創造の場をいかに地方に移していくのか。まさに徳島が今行っている消費者庁、その移転といったもの、いよいよ6月の「まち・ひと・仕事創生本部」でその方向が決まろうとしているところであります。まさに大きな「試金石」、これがまもなく迎えようとしているところであります。

 またもう一つ「災害列島」、こちらにつきましても様々な危機事象に対してのモデル、こうしたものが徳島から発信をされ、「いざ発災」となった場合も、徳島をはじめ関西広域連合の方にSOSが入る、そして応援の「ワンストップサービス窓口」が徳島、こうしたことも多々あるところであります。

 また、もう一つは災害が起こってから考える、これでは遅い。当然のことながら、「南海トラフ巨大地震」をはじめ「中央構造線活断層型地震」、こうしたものは起こりうる。また「地球温暖化」から「脱炭素社会」に向かわなければならない、そのぐらいこの「地球温暖化」は大変な状況になってきているところであり、しっかりとその体制を整えていく必要がある、迎え撃つ必要があると、いうことでありまして、そうした意味では「事前復興」この概念を具体的なものとして「徳島から日本」、そして「世界のモデル」として発信をしていく必要があるわけであります。

 こうした国難への対応、これを具体的なものとして進めていくためには2点、これは平成からいよいよ令和の御代となり、令和元年当初予算、いよいよ6月補正の肉付けと併せて「通年予算」となるところでありまして、その執行、その体制をいかに組んでいくのか、ここが大きなポイントとなるところであります。

 また、もう一点は羅針盤としていく新しい県の「運営指針」、その新しい計画をいかに早く作っていくのか、この2点がまずは当面取り掛かるものとなります。

 そして、これを、議会も知事選と同日選挙になったところでありまして、新しい体制となるところで、まさに県政推進の車の両輪となる、県議会の皆様方にいかに御理解をしていって頂くのか、またどう御提言を頂いていくのか、ここも大きなポイントとなるところでありますので、こうした点につきましても全庁挙げてしっかりと対応をして頂きたいと思います。

 こうした形で、いよいよこの2つの国難、日本はまさに未知の世界が目前にあるわけであります。その羅針盤なき世をいかに進んでいくのか、その羅針盤を徳島とする。これまでの「地方創生の旗手・徳島」から、まさに一歩先の未来を具現化し、これからはこの未知の世界の羅針盤をいかに築き上げていくのか、そうした意味でしっかりと対応を行って頂きたいと思います。

 第2点目、これはより強く「県民目線」、「現場主義」、こちらを徹底して頂きたいということであります。これを毎年、庁議の場で申し上げる訳でありますが、先ほどの執行体制のもう一つ、つまり「現場主義」ということであります。

 例えば、新たな体制がスタートをして1か月、2か月経(た)ってレクチャーにおいでて頂いた課長さんたちに「この現場、見たことありますか」このように問います。「いやーまだ4月に着任した、今だと5月ですけどね。着任したばかりなんで現場に行っていません。」これが、判で押したように返ってくる。これでは話にならないところでありまして、大きな課題のあるところ、課題になりそうな所については、皆さん方からしっかりと、まずは現場の第一の識者であります、いわゆる課長さんたちにしっかりとこうした点を伝えといて頂きたいと思います。

 そして、皆さん方自身もそうした現場をしっかりと御覧頂く「率先垂範(そっせんすいはん)」を行っていただければと思います。

 こうした現場主義にもう一つ重要になってくるのが県民目線ということであります。やはり県民の皆さんが日頃考えている点、これは、各種団体ということもあるかもしれません。あるいは県議会の皆さんということも、市町村長さんということもあるかもしれませんが、こうした声をいかに聞き、そして咀嚼(そしゃく)をして県政に反映をしていくのか、良い点については伸ばせば良いですし、課題のある点につきましてはその課題解決の処方箋を速やかに打ち立てていく、徳島だけでできないものであればもちろん国に対しての「政策提言」、しかも、5月は「政策提言」の時期ともなり、8月末の国の概算要求、ここにいかに反映をしていくのか、こうした一番の弾込めの点ともなりますので、この2点、しっかりと対応をお願いして頂きたいと思います。

 そして第3点目、これは私が部長の時代からずっと言われ続け、今回も肌身に感じたところでありますが、徳島県は「情報発信が下手だ」、こうしたことをよく言われます。

 県庁も「あまり何もやっていないんじゃないか」、こうした点を指摘されることでありまして、私は決してそうではないとは思うところでありますが、でも必ずしもそうではない、ということでもあります。

 そこで、しっかりと情報発信を、その意味ではやはり若手を中心とする「タスクフォース」、今では50を超える「タスクフォース」が各部局横断的に、場合によっては各地域の皆さん方と、各団体の皆さん方と構成をしているところであります。こうした「タスクフォース」、しっかりと対応するとともに、その挙げられてきた課題、これを制度改正あるいは予算こうしたものにしっかりと反映をするとともに、これから進めていく様々な施策、これをいかに県民の皆さん方に御理解を頂くのか、いかに全国に発信をしていくのか、こうした点がやはり大きな課題になっているんではないか、そのように思うところであります。

 特に今はインターネット全盛期、そして来年からは「東京オリ・パラ」に向け、日本の情報通信環境が一変をいたします。今の「4G」から「5G」の時代に移るところでありまして、今お持ちの、あるいは県民の皆さん、国民の皆さんがお持ちのスマホが画期的に変わろうとしておりますし、インバウンドで海外から来る皆さん方も、決してガイドブックを見るんでなくて、スマホ、そしてWi-Fi等を活用する中で、その土地に行ってしっかりと情報を得て行動をする、これがちゃんと使えないエリアには行かない、このようにまで言われているところであります。インバウンド対策にも大きくつながるものとなるところであります。

 ということで、若手は割とこうしたものを駆使するところが得意でありますので、様々な情報発信、どうしても役所というのは「紙媒体」に頼りがちとなるところでありますが、確かに「紙媒体」これも必要な場合があるでしょう。どういった媒体を、どの対象に向かっていくのか、あるいはその対象をしっかりと見極めた上で、その皆さん方に一番伝わりやすいツールでもって、これを伝えていく、こうした点について、やはり根本から対策を考え直す必要があるんではないか。静止画からいよいよ動画へ、そうした時代にもなるところでありますので、こうした点は現場主義、県民目線とも被ってくるところでありますので、しっかりとこの情報発信、特に何といっても今年から2025年まで、徳島は、国内はもとより世界への情報発信の「絶好の機会」を迎えることとなります。今年は「ラグビーワールドカップ」、来年は「東京オリ・パラ」、そして再来年はアジア初となる「ワールドマスターズゲームズ2021関西」、徳島がキャンプ地、競技地となろうとしております。

 また今年は「G20」、いよいよ6月の下旬、関西広域連合の地「大阪」で我々も関西広域連合の一員として、これを首脳会談、成功に導くとともに、9月の5日・6日、こちらにつきましてはサイド会合となります「消費者政策国際会合」、こちらが消費者庁と共催という形で徳島県内でおこわれることとなります。こうした点につきましても情報発信の「絶好の機会」である、そのように考えるとともに、さらに2025年、名前の変わった「大阪・関西万博」、その誘致に関西広域連合の一員として取り組んだ徳島であります。前回の昭和45年とは違い、まさにこれを成功に導く、そうした役割を我々は受け持っているところであります。当然、こうしたイベントを成功に結びつける、これはもとよりのこと、その「レガシー」を、ハード・ソフト両面から、やはり残していく必要があるわけであります。

 そうした意味では、これからの「未来ビジョン」、「近未来ビジョン」についても大きく様変わりをするところでありますので、こうした点をしっかりと俯瞰(ふかん)をし、そして「セットバック」、今に戻ってくる「マイルストーン」をしっかりと打ち込んでいく、こうした体制を今のうちからお考えを頂ければと思います。

 ということで、以上3点、申し上げたところであります。皆様方が御理解を頂くとともに、それぞれの組織の所で、しっかりと部下の皆さん方にお伝えを頂き、すぐさま行動に移していただけるようによろしくお願いを申し上げまして、令和元年最初の庁議に当たりましての私からのお話とさせて頂きます。

 どうかよろしくお願いをいたします。

〈司会:志田政策創造部長〉

 ありがとうございました。それでは、後藤田副知事、海野副知事、福井政策監の順に時計回りでごあいさつをお願いしたいと思います。

〈後藤田副知事〉

 改めまして、おはようございます、副知事の後藤田でございます。

 いよいよ、飯泉県政5期目のスタートの年ということでございます。飯泉県政というものが、県民の皆様方の生活にしっかりと寄り添っているということを、まずは実感していただけるように、そしてまた、徳島の将来を、未来を飯泉県政にまかせて本当に良かったと思われるような県政にするために、知事を先頭に皆様方とともに全力で取り組んで参りたい、というふうに思っておりますので、どうかよろしくお願いをいたします。

〈海野副知事〉

 副知事の海野でございます。皆様と一緒に目に見える形で成果が出るように頑張って参りたいと思っております。

 また、新しい知事にお仕えする気持ちを持って、また、私自身が新しい職場に働くという気持ちを持って皆様と一緒に、また知事をお支えしたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします。

〈福井政策監〉

 おはようございます、政策監の福井でございます。

 私の方からまず、危機事象、特に、現在、北朝鮮のミサイルの動向が注視をされます。それから和歌山県、紀伊水道に起きます「スロースリップ」、こういった地震を前兆した現象が起こっております。そういったことで危機事象につきましては迅速な情報収集と全庁的な共有、こういったことを是非お願いしたいというふうに思っております。

 それから、市町村もそうなんですが、各人事異動によりまして、新たなスタッフとなっております。そういったことから、これまで築いてきた情報、人間関係、こういったものを再構築をして頂きたい、というふうに思っております。

 それから、インバウンド対策であります。「国際三大スポーツ」がこれからスタートをいたします、9月の20日から「ラグビーワールドカップ」がスタートを切ります。そういったことで、9月の8日から16日まで、ジョージアが本県鳴門で、「事前チームキャンプ」を実施をいたします。そういったことで徳島県の提供する食材の安全性、それから、宿泊をされる施設の衛生管理、こういったものについても是非もう一度チェックをお願いしたいというふうに思っております。

 それから、この「2021ワールドマスターズゲームズ関西」が終わりましても、これから引き続いていけるような形、いわゆる一部では今年度から「5G」がスタートを切ります。「4K」、「8K」のきれいな画像を使いながら、瞬時に、情報発信をして頂きたい。「徳島は何もやってない」というふうに言われますから、こういったことのないように、積極的に情報の提供をお願いしたい、こういうふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。

〈折野危機管理部長〉

 危機管理部長を拝命いたしました折野でございます。私から2点、申し上げます。まずは、危機事象への対応でございます。切迫する、「南海トラフ巨大地震」をはじめとする様々な危機事象を迎え撃つために、災害対応力の強化を進めてもらいたいと考えております。

 それから消費者庁に対する対応でございます。来る9月には「消費者政策国際会合」がございますので、これに全力を投入して参りたいと考えております。

 さらには、消費者庁の徳島移転についてもしっかりと取り組んでもらいたいと考えておりますので、皆様の御協力を賜りますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。

〈志田政策創造部長〉

 政策創造部長の志田です、本年度、まずは、県政運営の羅針盤となります新たな「総合計画」、これを速やかに策定するとともに、その内容について、県民の皆様により理解を深めていただけるよう、わかりやすい説明を心がけて参りたいと思っております。

 また、「徳島来期総合戦略」、これが最終年次を迎えておりますので、その仕上げを行いますとともに、新たな戦略の策定に取り組んで参ります。

 各部局の皆様方の御協力をどうぞよろしくお願いします。

〈久山(くやま)経営戦略部長〉

 経営戦略部長を拝命いたしました、久山(くやま)でございます。

 経営戦略部といたしましては、まずは、各部局における事業、それから各種の施策を円滑に展開できるよう「人事」、「財政」をはじめとした、内部管理面における役割をしっかりと、果たしていって安定した県政運営を支えるということとともに、更なる「働き方改革」、こちらを中心となって推進いたしまして、生産性の向上、そして、県民サービスの向上を図ることによりまして、「スマート県庁」、こちらの実装を加速させて参りたいと考えておりますので、皆様方の御理解、御協力をどうぞよろしくお願いいたします。

〈板東県民環境部長〉

 県民環境部長の板東でございます。引き続き努めさせて頂きたいと思いますのでよろしくお願いします。

 今年9月、先ほどからお話が出ておりますけれども、「ラグビーワールドカップ」の開催を皮切りといたしまして、本格化する「三大国際スポーツ大会」を契機とした「スポーツ文化」、「レガシー」の創造、発展、継承。

 さらには「女性」、「子ども」、「子育て」支援や、「脱炭素社会」の実現などにしっかりと取り組み、着実な成果につなげて参ります。

 新設された「スポーツ文化局」を中心に、庁内関係部局との連携を一層強めまして、「ジョージア代表チーム」をはじめとした、事前キャンプを成功に導くとともに、この「千載一遇の機会」を最大限に活用いたしまして、「あわ文化」や「文化財」の魅力をしっかりと国内外に発信することで大会終了後も、全国大会や国際大会の誘致につながるよう取り組んで参ります。

 また、「アクティブシニア」による「保育助成制度」の創設や、深刻化する「児童虐待の防止」に向けた体制強化・対策強化にも取り組んで参ります。

 さらには「脱炭素社会」の実現を目指した「水素エネルギー」の社会実装を加速するとともに、6月の「G20」や10月に本県で開催される全国大会を契機とした「食ロス削減」、「プラスチックゴミ対策」など、地球規模の環境課題への取組みを強化して参ります。

 皆様方におかれましては更なる御協力をよろしくお願いいたします。

〈仁井谷保健福祉部長〉

 保健福祉部長を拝命いたしました、仁井谷でございます、よろしくお願いいたします。

 保健福祉部から3点ございます、一つは、「人生100年時代」に向けた対策ということでございまして、糖尿病を始めとします生活習慣病の「予防・重症化予防対策」、それから、県民総ぐるみによる「フレイル対策」の推進。それから、「アクティブシニア」の方の活躍としまして、県版の「介護助士制度」、この本格実施、こういうことにしっかり取り組んで参りたいということがまず1点でございます。

 2点目が「東京オリンピック・パラリンピック」に向けた対応でございまして、特に「障がい者スポーツ」、それから、「障がい者文化芸術」の振興を図ることによりまして、県民総ぐるみでの「共生社会の実現」というものを目指して参りたいと考えております。

 それから、3点目が県民の暮らしの「安心・安全」ということでございまして、福祉避難所の指定促進、それから「地域包括ケアシステム」の更なる進化、そして「海部・那賀モデル」の全県展開ということに取り組んで参りたいと考えております。

 これらの課題につきまして庁外の関係機関、また、庁内の各部局と協力しましてしっかり取り組んで参りたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

〈黒下商工労働観光部長〉

 商工労働観光部長の黒下でございます。引き続きよろしくお願いします。

 まず、当部におきまして、商工労働分野におきましては、「人口減少」や「ソサエティ5.0」など、従来の社会経済システムや企業を取り巻く環境が大きく変化しており、こうしたことを受けまして「労働力不足」、「後継者難」それから、「働き方改革」、さらには「生産性の維持向上」といった、県内事業者が直面する課題の解決に向けまして「県民目線」、「現場主義」に立ち、事業者に寄り添う「伴走型支援」に取り組むことによりまして、本県経済の成長、それと発展に努めて参りたいと考えております。

 また、観光分野におきましては、「三大国際スポーツ大会」や、「大阪・関西万博」を目前に控えまして、インバウンドを強力に推進いたしますとともに、全庁連携のもとで様々なコンテンツの積極的かつ効果的な情報発信、観光消費の拡大に向けた取組みを進めて参りたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

〈手塚農林水産部長〉

 農林水産部長を拝命しました手塚でございます。

 本県の基幹産業であります農林水産業の「成長産業化」を図り、夢と希望の持てる魅力ある産業となるよう「サイエンスゾーン」を核とした、担い手の育成・確保や「スマート農林水産業」の推進、また、大規模災害を迎え撃つ農林・農山漁村地域の「強靭化」や、「気候変動」、「経済グローバル化」への対応など、人材を育て、生産を増やし、そして、「マーケットを拓く」好循環を生み出し、「もうかる農林水産業」の実現にしっかりと取り組んで参りたいと感じております。

 どうかよろしく願いします。

〈北川県土整備部長〉

 県土整備部長、北川でございます。

 県土の強靱化、地方創生に資するインフラ整備に、県土整備部の持つ「現場力」、「強み」をしっかりと活かして県民の皆様に実感できるよう、しっかりと取り組みます。

 どうぞよろしくお願いします。

〈岡田南部総合県民局長〉

 南部総合県民局長を拝命しました岡田でございます。

 地域間競争が激化する中、まずは生活基盤施設の維持発展はもとより、関係市町、引き続き、住民との共同によりまして、自立的・持続的な地域防災力の向上に取り組んで参ります。

 また、関係市町1市4町の産業構造が大きく異なる南部圏域におきまして「国際スポーツ大会」や「大阪万博」等のチャンスの波に乗りまして「DMO」それから、「DMV」の活用などによりまして、「サテライトオフィス」や「若年移住者の声」を積極的に取り入れながら、南部圏域ならではの一体感を醸成し、幅広い観光関連産業の振興に取り組んで参りますので、より一層の御支援賜りますよう、どうかよろしくお願いします。

〈秋川西部総合県民局長〉

 西部総合県民局長の秋川でございます。西部総合県民局が所管しております、「にし阿波」は御存じのとおり、「観光圏」、「食と農の景勝地」、さらには「世界農業遺産」、トリプル認定を受けております全国唯一の地域でございます。

 この認定の効果を地元の方々にとりまして、しっかりと実感してもらえますように、昨年来、私のスローガンとして掲げております、「にぎわい」、「うるおい」、そして「実感」して頂く、をスローガンに引き続き、全力を尽くして参ります。

 さらに、昨年夏の豪雨災害など、これまでの危機事象を教訓といたしまして、「大雨」、「大雪」、「地震」、「家畜伝染病」などの危機管理事象に対しまして、迅速かつ適切な対応が取れるよう、日頃の備えを万全の対策を講じて参る所存でございますので、御支援、御協力の程を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

〈田中監察局長〉

 監察局長を拝命いたしました、田中でございます。

 監察局では公平で公正な県政の運営、そして、県民参加による県政の運営を施策の2本柱として、島田観察統括監とともに、しっかりと取り組んで参りたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

〈桒原会計管理者〉

 会計管理者を拝命いたしました桒原でございます、どうぞよろしくお願いします。

 出納局におきましては、「会計」、「公共入札」、「工事検査」につきまして、適切、公正、厳格に執行して参りたいと考えております。

 また、「働き方改革」につながるよう、「RPA」を活用しました、事務の効率化を進めるとともに、支払事務の迅速化など、県民サービスの向上にも努めて参りたいと考えております。

 関係部局の皆様方には、御協力をよろしくお願い申し上げます。

〈日根徳島労働局長〉

 徳島労働局の日根でございます、知事をはじめ皆様には、日頃から徳島労働局の行政運営につきまして、御支援と御協力を頂いておりますことに感謝を申し上げます。

 徳島労働局といたしましては、令和元年度におきましても、「働き方改革」によります、県内企業の「労働環境の整備」、それと徳島県の実情に合った「雇用対策の推進」、これを重点としまして様々な政策を実施しているところでございます。

 引き続きの連携、御支援をどうぞよろしくお願いいたします。

〈木下企業局長〉

 企業局長の木下でございます。

 県民の皆様から必要とされる公営企業を目指して、「県民目線」、「現場主義」のもと県民生活の向上と地域社会への貢献に全力で取り組んで参ります。

〈香川病院事業管理者〉

 病院事業管理者の香川でございます。

 県立3病院は、御存じと思いますけども中央病院以外は赤字でございまして、トータルは赤字ということで、経営改善にしっかり取り組んでいきたいと思っております。

 また、中央病院は「高度先進医療」を集結する機関でございますので、今年から「ER棟」の建設に向けて努力するつもりでございますので、どうぞ御指導のほどよろしくお願い申し上げます。

〈勢井(せい)病院局長〉

 病院事業者を拝命しました勢井(せい)でございます。

 医療政策、医療におきまして、何よりも病院におきます医療サービスの提供は、県民の皆様の「安全・安心」のために何よりも重要であると考えておりまして、香川管理者の統括のもと、関係機関との医療連携、そしてまた、適材適所の人材配置等に取り組みまして、多様な視点から取り組んで参りたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

〈森徳島県鳴門病院理事長〉

 地方独立行政法人徳島県鳴門病院理事長を拝命いたしました森でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 徳島県北部はもとより香川県東部、あるいは、淡路島も守備範囲とする医療、それから危機管理の拠点として、皆様に「信頼される病院づくり」を目指し、「安全な医療を親切に提供することに務める」という鳴門病院の理念、この実現とそれから、本県医療・福祉行政の最適化に貢献するために微力を尽くす所存でございます。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

〈美馬教育長〉

 教育長の美馬でございます。

 「徳島教育大綱」並びに「徳島教育振興計画第3期」のもと、全国モデルとなるような教育施策をしっかりと展開して参りたいと思っております。

 本県の今年の重点目標として、5つを掲げさせて頂きたいと思います。

 1点目はまず、この12月に開催予定になっております「エシカル甲子園2019」、これを「新未来創造オフィス」等と多様な主体と連携をいたしまして、しっかりと成功させて「先駆モデル」としての消費者教育を展開して参りたいと思います。

 2つ目に、これも全国初となります「県立夜間中学校」の令和3年の開校を目指しまして、まずは県民ニーズの把握、それから人員の配置、また、設備等の調節等をしっかりと進めて参りたい、というふうに考えております。

 3つ目ですけれども、まず小中学校におきましては、令和2年から始まります「新学習指導要領」の円滑な実施に向けてしっかりと対応して参りたい。
また併せて、教員の「働き方改革」についてもしっかりと進めて参りたい、というふうに考えております。

 4つ目に高等学校におきましては、まず、懸案となっております通学制の改革にもしっかりと着手、しっかりと対応して参りたい。そして、また同時に、魅力化、特に普通科の「魅力化」、「特色化」に全力を挙げて対応して参りたい、というふうに考えております。

 最後に「文化の森総合公園」が来年、令和2年に「開園30周年」を迎えますので、特に博物館におきます「常設展示リニューアル」を含めて、記念事業等の企画に、しっかりと全課を挙げて力を注いで参りたい、というふうに考えております。

 こうした5つ、それ以外にもたくさんございますけれども、しっかりとスピード感を持って、いろいろな主体と連携を取りながら、的確に進めて参りたい、というふうに考えておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。

〈根本警察本部長〉

 警察本部長の根本でございます。引き続きよろしくお願いします。

 「安全・安心」を誇れる徳島県の実現に向けまして、犯罪の「抑止と検挙」、また、「交通死亡事故」の防止対策、それから「災害対策」、それから「組織基盤の強化」に取り組んで参りたいと考えております。

 特に「高齢者」の交通事故防止対策、特殊詐欺対策等に取り組むとともに、「徳島中央警察署」の令和3年春の供用開始に向けて着実に進めて参りたいと考えております。

 引き続き御協力のほどよろしくお願い申し上げます。

〈司会:志田政策創造部長〉

 ありがとうございました、本日の議題は以上ですが、何か他にございませんでしょうか。

 それでは、今後このメンバーで県政の重要施策について、論議を深めていきたいと考えております、どうぞよろしくお願いします。

 それでは以上で庁議を終わります。

〈飯泉知事〉

 さあ、それではスタートダッシュ、よろしくお願いしますね。

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