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平成30年10月19日(金)9:30~

〈司会:山本政策創造部長〉

 おはようございます。これより庁議を開催いたします。

 本日の議題は、「平成31年度当初予算編成方針について」でございます。まず、知事からよろしくお願いいたします。

〈飯泉知事〉

 いよいよ、「平成31年度の予算編成作業」スタートとなるところであります。その意味では、一番、気になるところが、地方財政対策、地方一般財源総額は一体どうなるのか、ここが大きなポイントとなります。

 そこで、早い段階から「徳島発の政策提言」、また、全国知事会でも提案をさせていただくなど、こうした提言活動が実り、平成30年度と対比をいたしまして、平成31年度の地方一般財源総額は、ほぼ同水準、同額と、このような方向性が、今、打ち出されているところであります。

 しかし、これで安心かというと、そうではないんですね。当然のことながら、年齢の年次進行によりまして、ますます、社会保障関係経費、この増嵩が気になる。我々としては、いわゆる、義務的経費、三本のうちのいわゆる、扶助費、こうしたところが、増嵩してくるということになるわけであります。

 また、さらに昨今では、毎月のように、国難ともいうべき災害、こうしたものが立て続いて起こるところでありますし、また、地方創生といったものが、来年次はいよいよ仕上げの年「5年次目」、最終の総合戦略の計画年次となるわけでもあります。こうした意味では、様々な増嵩要因、こうしたものが多々あるところであります。

 そこで、まず、来年度の予算編成につきましては、統一地方選が予定をされているということで、平成27年度、つまり、4年前と同様に、「骨格予算」となるところであります。しかし、今、申し上げたこの「県土強靱化」を進めていかなければならない。先般の9月定例県議会におきましても、この点が大きな議論となったところでありました。私の方からも、こうした県土強靱化を、さらに、加速をしていく、その意味では、県政史上初となる11月の補正、そして、2月の補正、そして、骨格予算となる平成31年度の当初予算を合わせ、「15ヶ月予算」という形で、この県土強靭化に対しての「質」・「量」両面から積極的な対応を図っていければと。災害は、まさに、待ってくれることはないところでもありますので、まずは、こうした方針で臨んでいただければと思います。

 また、さらに、2点。今は、「働き方改革」、あるいは、人口減少と、こうした中で、「第4次産業革命」、IoT、ビッグデータ、AIと、これらをいかに活用していくのか、これはまさに、世界的規模で行われているところでありまして、必ずしも日本が、その先陣を切っているわけではないと、このようにも言われております。

 そこで、徳島としては、光ブロードバンド環境はもとより、AI、あるいはマイナンバーカード、こうしたものについてのヘッドクォーターというのも、ビッグデータの関係もあるわけでありまして、この第4次産業革命、これらを、人手不足であったり、あるいは、働き方改革、こうした点にしっかりと、反映させることが求められるところであります。

 また、来年の10月には消費税が8%から10%へと、これは、総理が既にそれを行う旨の表明がなされたところでありました。11月中には、景気の腰折れなど、いわゆる、「経済対策」、「消費税の景気への影響対策」、これらの取りまとめを行う、このようにも言われております。こうした点に対して、しっかりと対処していく意味で、国の平成31年度当初予算はもとより、補正予算、また、こうした様々な対策について、是非、アンテナを高くして、そして、それをしっかりと咀嚼をし、こうしたものを、出来る限り反映をさせていく、これが求められていくのではないか、このように思うところでありますので、アンテナを高くして、スピーディーに対応をしていただければと思います。

 結びとなりますが、予算編成全体は言うまでもなく、「県民目線」、「現場主義」に則ってしっかりとした形、そして、県民の皆さん方が「地方創生をまさに、実感を確信に持って行っていただける」、こうした予算になりますように、是非、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。私の方からは以上です。

〈司会:山本政策創造部長〉

 どうもありがとうございました。

 ただいま、知事から来年度予算編成の基本方針につきまして、お話をいただきましたが、具体的な編成方針に関しましては、平井財政課長からよろしくお願い申し上げます。

〈平井財政課長〉

 財政課長の平井でございます。説明させていただきます。

 恐れ入ります、お手元に3種類の資料をご用意させていただいておりますが、そのうち、A4縦、1枚ものの「編成方針のポイント」によりまして、具体的な点につきまして、ご説明を申し上げます。

 この資料の中央部分をご覧頂きたいと存じます。ただいま飯泉知事から、基本方針が示されましたように、来年度当初予算につきましては、「骨格予算」として、編成作業を進めさせていただきます。義務的事業や継続的事業の計上が中心になるところでございます。要求段階や編成段階におきまして、特に、継続的な政策的経費につきましては、どの事業、また、どの内容を、骨格、肉付け、どちらに計上すべきか、選択、ご判断が必要な場合もあると存じますが、適宜、相談をさせていただきながら進めて参りたいと考えておりますので、ご協力をよろしくお願いします。なお、統一地方選挙後に、改めまして、「肉付け予算」の編成作業を行う予定でございます。

 要求に当たりまして、ご留意いただきたい点が3点ございます。

 まずは、先ほど、知事の方からもお話がございましたように、「県民目線」と「現場主義」の徹底をお願いしたいという点でございます。課題への戦略的なご対応や関係者との役割分担に際しまして、改めて、この原理原則を徹底いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 次に、歳入改革の推進でございます。国庫支出金の活用はもとより、「クラウドファンディング」や「ネーミングライツ」の積極的なご活用をよろしくお願い申し上げます。

 3点目が、歳出改革による大胆な「質的転換」でございます。「ゼロベース」での「真の見直し」に改めて取り組んでいただきますとともに、県土強靭化をはじめ、要求事業の重点化を図るようお願いいたします。また、若手タスクフォースの発想力、それから、感性を可能な限り反映していただけますよう、よろしくお願いいたします。

 資料の下段をご覧いただきたいと存じます。要求基準のイメージのところでございます。
左側にございますように、今年度の新たなインセンティブといたしまして、ゼロベースの真の見直しにつきましては、要求枠を見直し額の2倍を確保いたしたいと存じますので、ご活用いただければと思います。

 政策的経費につきましては、先ほど申し上げましたように、骨格予算と、肉付け予算のいずれに計上するか、個々に精査する必要がございますので、改めて、この点については、別に定めさせていただきます。維持補修費につきましては、前年度比プラス5%、施設管理費につきましては、前年度計上額以内、一般管理費につきましては、前年度予算の95%以内とさせていただきまして、公共事業費、それから、国直轄事業などについても、国の動向を把握いたしまして、骨格、肉付けの判断をして参る必要がございますので、別途、お知らせをさせていただきます。なお、消費税率の引上げに関する対応につきましても、国の対策に関する情報をしっかりと収集をしながら、この点についても別途、全体の指示をさせていただきたいと存じます。

 今後のスケジュールでございますけれども、本日10時半から各部局の予算担当者の皆さんに対しまして、説明会を開催させていただきまして、11月5日を要求書の締め切り日とさせていただきまして、その後、鋭意、作業を進めまして、来年1月中旬頃に知事査定をお願いしたいと考えているところでございます。

 今後、課題解決、そして、健全財政の両立を目指して参りたいと考えておりますので、各部局の皆様には、これまで以上にご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。私からの説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

〈司会:山本政策創造部長〉

 ありがとうございました。ただいまの説明につきまして、何かご質問等ございませんでしょうか。よろしいでしょうか。それでは、本日の議題は以上でございますが、他に何かございませんでしょうか。

 それでは、以上をもちまして、庁議を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。