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平成23年6月7日(火)9:30~

〈司会〉
 おはようございます。これより庁議を開催いたします。
 本日の議題は「平成23年度6月補正予算(案)」についてでございます。まず、知事からお願いいたします。

〈知事〉
 いよいよ6月の補正予算。ただ、通例の6月補正ではなくて、当初予算が「骨格」でしたので、この6月補正予算とで、併せて平成23年度の通年予算となる、いわゆる「肉付け予算」が今日、発表の運びとなったところであります。

 言うまでもなく、今は、「百年に一度の経済危機」真っ只中の時に起きた「千年に一度の大震災」、「国難」真っ只中の状況であります。

 そこで今回の「肉付け予算」については、大きく3つ。
 1つはこの「国難」と言われている状況で、何とかその解決・突破の糸口を見いだすといったことであります。
 それから、もう1つは、やはり今回の大震災を踏まえて県民の皆さんは、おそらく「次に起こるのは、南海地震をはじめとする『三連動』ではないか」と。この「三連動」に対しての備え、県民の皆さんの「安全・安心」、この部分を高めていくということ。
 更には、これから来るであろう日本全体の「経済・雇用」のこれまでにない未曾有の厳しい状況。これをまず県内から、何とかここも回復の糸口を。そして被災地へ、更には日本全体の景気と雇用を何とか回復させるそのヒント・糸口といったものを徳島から発信ができないだろうか。この大きな3つの目標を掲げたものであります。

 これまで積み重ねてきたものをゼロから、やはり見直していく。何と言っても「国難」ということを当時は想定しておりませんでしたのでね。皆さんに色んな知恵を出していただいたんではないか、こう考えております。そこで今回の柱、言うまでもなく「安全・安心」と「経済・雇用」、この「2本柱」ということになります。

 そこで全体、つまり通年予算となったその姿の案。こちらは4,559億円ということで、昨年度、平成22年度の当初予算が9年ぶりに対前年増のいわゆる「積極型の予算」となったこの予算をベースとして、更にこちら、また増となったところでありまして、1.1%上回った「2年連続での積極型予算」ということになります。

 しかし、この「2本柱」の状況、これをもう一度考えてみますと、まず、「安全・安心」。こちらの部分については、対前年23%の増、また、「経済・雇用」、こちらにつきましても対前年15%の増と、この「2本柱」には、かなり特化をした形で予算の集中的な配分をさせていただいているところであります。

 また、国全体、特に昨年は、「公共事業ショック」が起こったところで、「コンクリートから人へ」の命題のもとに対前年82%の予算、つまり国の公共事業予算は18%減となったところであり、これではもう中山間地域の「経済・雇用」、そして県全体の「経済・雇用」、これはもう厳しいなということで、県単独事業を85.6%の増、言うまでもなく全国ではトップ、と言うよりも異常値の、ここまですることによって、何とか対前年4.6%減にくい止めることができたところであります。

 また、この当初予算、昨年の分をベースとしたところで今回、やはり国が特に被災地支援に財源を振り向けるということで、5%の執行留保、こちらを被災地以外の所は掛けられてしまいました。この結果、国は82%の更に91%と、これも厳しいということで、ここも何とか踏み止まろうということで、県では93.0%という形にさせていただいております。

 また、更にこの公共事業の中で、この「安全・安心」、「三連動への備え」、この地震防災関係の対策に約全体の7割近くを振り向けるということに今回の予算状況はなったところであります。

 こうした形での今回の補正予算(案)ということになりますが、やはりこれ以外にもこれまで本県が進めてきた、また、次元をこれまでと違う形で高めていこうと、意欲がある実行主体への「実証実験」、そして更には「モデル事業」、これを全県に広げる。
 また、「トクトク事業」についても、もうこれは当たり前の形となったところでありまして、これからは進化する「トクトク事業」として各部局が知恵を出し合っていただいて新しいものを作り上げていく、こうした予算の形となったところでもあります。

 これから県議会の方にもお諮りをするわけでありまして、ご議決いただいた後には、ここも速やかに執行ができるように、ここはまた各部局大変なところでありますけどね、ここのところをしっかりと、そうしないと所詮いつまで経っても「絵に描いた餅」ということになりますので、こうした速やかな執行にも是非、意を用いていただきたいと思います。

 まあ、多くの要素が入っている今回の「肉付け予算」となったところでありますが、まずは皆様方のご尽力に心から感謝を申し上げたいと思います。本当にご苦労さまでした。これからよろしくお願いします。

〈司会〉
 ありがとうございました。この件につきましてご意見、ご質問などございませんか。何もないようでございます。本日の議題は以上ですが、ほかに何かございませんか。何もないようでございます。それでは、以上をもちまして庁議を終わります。