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平成25年7月17日(水)11:15~

〈司会:妹尾政策創造部長〉
  おはようございます。これより庁議を開催いたします。本日の議題は「新たな政策創造について」でございます。まず,私から御説明をさせていただきます。

  お手元に御配布の資料,「平成25年度新たな政策創造について」をご覧ください。
  昨年度は,課題解決に向けた新たな政策創造の手法といたしまして,具体的な新規事業の検討に着手する前段階におきまして,各部局の施策方向性について知事をはじめ全部局長が出席し協議を行う「サマークリエイト」と,各部局が連携し一体となって取り組む仕組みを明確化し,創意工夫あふれる連携施策の構築を目指す「部局間連携」,これら2つの取組みを新たに実施させていただいたところでございます。

  今年度におきましても,これらをさらに進化させ,いわゆる「ボトムアップ」と「トップダウン」の2つの方式を明確に性格付けした上で,新たな政策創造に取り組んで参りたいと考えております。

  まず,資料の左側「サマークリエイト」,こちらが「ボトムアップ」でございます。新規事業の構築に着手する前段階におきまして,施策の基本的方向性を知事に協議するという手法は踏襲しつつ,今回は,新規・重要項目にポイントを絞った上で,二段階に分けて取り組むことといたしております。まず,各部局におきまして,新たな課題の推進や重要施策の新たな展開について,基本的方向性を整理いただきまして,第一段階として,各部局ごとに「こういうことに取り組んでみたいが,こういう点で悩んでいる。」ですとか,「こんなこと考えてみたが,方向性としてはどうか。」というようなことを,ざっくばらんに知事・副知事・政策監に協議をいただく「ファーストクリエイト」,これを8月下旬から9月上旬頃に実施したいと考えております。

  その後,第二段階といたしまして,「ファーストクリエイト」を踏まえた各部局の「施策の方向性」と,この後御説明いたします「重点戦略プロジェクトチーム」の「連携施策の方向性」について,部局長全員出席のもと,各部局長から知事に説明いただくとともに,新たな部局間の連携構築をはじめ大局的に議論いただく「セカンドクリエイト」,これを9月の中旬頃開催したいと考えております。その後の新規事業の具体化,そして,来年度予算の要求へとつなげて参りたいと考えております。

  次に,資料の右側「重点戦略プロジェクトチーム」,こちらが「トップダウン」でございますが,喫緊に取り組むべき課題について,知事のもとにプロジェクトチームを新たに設置いたしまして,各部局が連携した当年度施策の「戦略的・機動的な展開」や次年度施策に向けた新たな政策の創造に取り組むものでございます。このプロジェクトチーム(以下「PT」という。)は,3つのフィールドで取り組むことといたしておりまして,「フィールドⅠ」は長年の懸案で千載一遇のチャンスをしっかり活かしていこうというもので,「とくしま発信戦略」。「フィールドⅡ」は,成果はある程度出ているが,さらに各部局が連携して大きな花を咲かせようというもので,直面する課題への対応を含め,「災害情報活用戦略」,「TPP対応戦略」,「攻めの海外展開戦略」,「健康寿命アップ戦略」,「スマートエネルギー促進戦略」の5つのPT,(「フィールドⅠ」と)合わせて6つのPTを設置いたします。

  また,「フィールドⅢ」では,今後「サマークリエイト」や「ランチミーティング」など,あらゆる機会を通じまして徳島の発展につながる新たなシーズ(種)を発掘し,適宜PTを設置の上,取り組んでいきたいと考えております。
  このように,今年度は,「サマークリエイト」「重点戦略プロジェクトチーム」による新たな政策創造の取組みを,全庁を挙げて取り組んで参りたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。
  資料2枚目には,スケジュールをお付けしております。また後ほどご確認いただければと思います。
  私からの御説明は以上でございます。この点につきまして,何かございますでしょうか。
  それでは知事からお願いします。

〈飯泉知事〉
  まずは,先般の庁議で申し上げた点を早速具現化していただいて,御尽力に感謝申し上げたいと思います。今,妹尾部長の方から話がありましたように,これは,今,部では,バラバラで「サマークリエイト」は「サマークリエイト」。あるいは「政策創造会議」といいますかね,この「重点戦略プロジェクト」,副知事のもとに色んな課題が出てきたら「それをどうやろうか」という形で,また,次年度の予算編成は予算編成。そして,国への提言は提言,みんなバラバラだったんですね。ここに書かれているように,やはり一連の流れとしてやっていこう。というのが今回の大きな目的であります。

  昨年度は試行という形で,ある程度この「サマークリエイト」にしてもやってきたところでありますし,「トップマネージメント枠」とか「部局間連携枠」などをやってきたわけですが,いよいよこれを実行に移していこうという段になりました。ということで,「ボトムアップ」と「トップダウン」これをうまく組み合わせていこうということで行っていきたいと思いますし,また,どうしても縦割りで「横はいったい何やっているのかな」といってね,ヒソヒソというのが多かったのですが,部局長さんが一同に会して「相手はいったい何を考えているのか」「あっ,しまった。先,越された」とかね。そうした点をよく知っていただいて,切磋琢磨を良い意味でしていただこう。そして良い施策を作り上げるとともに,今は徳島だけの施策ではなくて,国全体の施策,これもある程度動かすものがありますので,本当の意味での再生といったものを徳島から行っていく,そうした気概で是非臨んでいただきたいと思います。

  新しい形がいよいよスタートなりますが,よろしくお願いしたいと思います。

〈司会〉
  ありがとうございました。本日の議題は以上となっていますが,他に何かございませんか。
  それでは,以上で庁議を終わります。

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