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平成28年2月12日(金)9:30~

〈司会:七條政策創造部長〉
 皆様、おはようございます。
これより庁議を開催いたします。
 本日の議題であります「平成28年度 当初予算(案)について」知事からお願いします。

〈飯泉知事〉
 平成28年度の当初予算(案)が本日記者発表の運びとなりましたので、少しその点について申し上げたいと思います。
 平成28年度、どんな年にしていくのか、ということですが、「課題解決先進県・徳島」としてこれまで取り組んできた成果を「創造力・実行力・発信力」の三位一体で行うことにより、名実共に「地方創生」を先導していこうということであります。本県のモデル的な取組みが評価され、「地方創生の旗手・徳島」、このように言われるわけでありますが、これからは、あらゆる面においてそれを具現化していく。そのためには、本格的な予算の裏付けが必要となります。昨年の7月には「vs東京『とくしま回帰』総合戦略」いわば、「設計図」をつくったところであり、これをしっかりと肉付けし、具現化をしていくという意味で、今回の予算は、「地方創生・『本格展開』予算」このように呼べるのではないか。昨年が「地方創生『元年』」このように言われておりましたので、今回は積極的な対応をとらせていただいたところであります。その総額については、「4,851億円」ということで、平成27年度は当初予算が骨格でありましたので、6月の肉付けと合わせた通年予算に対し、「0.9%」「41億円」の増。7年連続の対前年増、積極型予算となったところ。

 では、この中でどのようなものが大きな柱となるのか。3つあります。
ひとつは、言うまでもなく「TPP」。この影響をとにかく最小限に抑える。そして守りを固めて、攻めに転じていく。そうしたものをはじめとする「経済・雇用対策の推進」。
 そして二つ目。昨年の3月、「国土強靱化地域計画」を全国に先駆けて作ったところであります。維持管理をはじめとして、新しい形での対応が求められる「安全・安心対策の推進」。
 そして最後は、「一歩先の未来を」と昨年から言い続けてきたところであり、これをあらゆる面で行っていく「大胆素敵とくしまの実現」。この3つを三本柱に据えたいと考えています。
 また、国が第3次安倍改造内閣の時からスタートさせた「一億総活躍社会の実現」、これについても、そのプレイヤーとして、「若い世代」の皆さん、また「現役世代」、そして「高齢者」と、それぞれのフェーズに分けて、「地方創生」を行ってきたところであります。その意味では「一億総活躍」は、この方向と軌を一にするものでありますので、よりきめ細やかにプレイヤーを定め行うことにより、名実共に「地方創生」が具現化され、そして「一億総活躍」のモデルを発信して、「日本創成」の礎が作られる。こういう設計図になると思いますので、この進め方についても様々なモデルを考えていただきたいと思います。

 また、これまでよく14ヶ月予算、あるいは15ヶ月プラスアルファ予算ということで、2月補正予算や11月補正予算と合わせるという手法をとって参りました。今回についても、平成28年度の当初予算だけでなく、27年度の2月補正予算、国が補正を打ってきた中に「地方創生」をどんどん推進しよう、加速化しようということで、すでに「地方創生加速化交付金」が作られており、これもしっかりと活用する。未来創造の枠を先取りして行っているところですが、これらを合わせスピード感を持って、まさに「『地方創生・本格展開』予算」、これを行っていただきたいと考えています。確かに本県の財政、国の財政が厳しいわけでありますので、左うちわということにはなかなかいかないわけでありますが、「財政構造改革」についても多くの目標が、平成28年度末ということになっておりますので、その仕上げを当面行うといった点もあります。場合によっては、二律背反する点もあるかもしれませんが、この二つを見事にくぐり抜け、達成していくという意味では、歳出の中に歳入を見出す、究極的な予算の形式をご提示させていただいておりますので、さらにこれに磨きをかけていく、こうした形での対応を是非行っていただきたいと思います。
ということで、予算案として取り纏めさせていただきました。また、その執行については、常に申し上げている「県民目線」そして「現場主義」。これを忘れることのないように。特に「県民目線」については、消費者庁の移転などで全国から徳島に注目が集まっているところですので、決して本県だけが良いということでなく、日本全体の発展のために徳島がしっかりと礎になるんだという「国民目線」という形で、大所高所から対応のできるように。また日頃の言動などについても是非注意をしていただきたいと思います。そういう点も踏まえ、今後の対応をしっかりと行っていただきたいと思います。
 私の方からは以上です。どうぞよろしくお願いします。

〈司会:七條政策創造部長〉
 ありがとうございました。
 この件につきまして、ご意見、ご質問などございませんか。
 本日の議題は以上ですが、他に何かございませんか。
 それでは、以上で庁議を終わります。