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ほ場整備事業について

坂野2期
坂野2期地区

ほ場整備とは

  1. 道路整備
  2. 用排水分離(パイプライン,開水路)
  3. 暗渠排水,客土
  4. 区画整理
  5. 換地による集積
  6. 作物別集団化、営農別集団化
  7. 認定農業者等の経営体(担い手)の育成
  8. その他

以上のような、農地に対する諸問題を一気に解決するほか、住み良く、親しみやすい農村環境作りができます。

整備前

整備前の図面
図面
整備前の写真(平成4年8月28日)
整備前の写真
  • 小区画、不整形なほ場は、農作業に手間がかかります。
  • 耕作地が分散していると通作に時間がかかります。
  • 農道が整備されていないと資材の搬入や農産物の搬出に手間がかかります。
  • 排水路が整備されていないと、大雨の時に度々湛水被害を受けます。
  • 用水路網が整備されていないと水管理や施設の維持管理の手間がかかります。

整備後

整備後の図面
図面
整備後の写真(平成12年7月9日撮影同地区)
整備後写真
  • 分散したほ場を標準区画30a(75m×40m)で整備します。
  • 各ほ場の端が農道や排水路、用水路と接するようになります。
  • 農道の幅員は一般的に4.0m以上となります。
  • 幹線排水路は10年に1回程度の雨水を排除できる大きさとし、畑作が可能となります。
  • 用水はパイプラインで送水し各ほ場に給水栓を設置します。
  • 土地利用上必要があれば非農用地を生み出すことができます。
  • 農道や用排水路用地は、受益農地の共同減歩で生み出します。
  • 農業生産基盤の整備と併せて農村の生活環境も改善されます。
  • ほ場整備の実施に当たっては、環境との調和に配慮します。

ほ場整備の効果

  1. 労働時間が約半分になります。
  2. 農地の貸し借りや農作業の受委託がしやすくなります。
  3. 道路からすぐ田んぼに入れるようになります。
  4. 農地の汎用化が図られ、新たな営農の展開が可能となります。
  5. 用排水の分離ができて、きれいな用水が使えるようになります。
  6. 河川や道路と一体的に整備ができ、地域開発だけでなく環境の改善・生活の質的向上にもつながります。
  7. 財産的価値が高くなります。

徳島県のほ場整備について

ほ場整備の実施状況(R5年度末)

ほ場整備率R5末時点

各局管内のほ場の整備状況(R5年度末)

局別ほ場整備率R5末時点