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ICT活用工事現場講習会(三加茂東祖谷山線 道路改良工事)の開催報告

ICT活用工事現場講習会(三加茂東祖谷山線 道路改良工事)を開催しました!

 建設現場における生産性を向上させ,魅力ある建設現場を目指す新しい取組であるi-Construction(アイコンストラクション)が推進されています。
 徳島県においては,i-Construction の3 本柱の一つである土工へのICT の全面的な活用に向けて,ICT を建設現場へ導入する「ICT 活用工事」を試行しています。
 「ICT 活用工事」に関する技術力向上を目的として,三加茂東祖谷山線にて四国開発土木株式会社が施工中の「ICT 活用工事」の現場において,講習会を開催しました。

1 開催日時

平成29年11月17日(金)13時30分~16時30分

2 場 所

座学(集合場所)/東みよし町役場2階多目的ホール 三好郡東みよし町加茂3360番地
現場見学/三加茂東祖谷山線道路改良工事現場

3 主 催

徳島県
四国開発土木株式会社

4 開催内容

(1)i-Constructionの取り組みについて
(2)工事概要説明
(3)地上型レーザースキャナーによる起工測量について
(4)3次元設計データ作成・3次元出来形管理・3次元データの納品
(5)ICT建設機械(MGバックホウ)による施工について
(6)現場見学
「地上型レーザースキャナーによる測量の実務および ICT建設機械(MGバックホウ)を用いた施工について」

5 参加者

45名(施工業者12名、測量設計業者17名、県担当者13名、市町担当者3名)

6 開催状況

 現場見学の前に、東みよし町役場にてi-Constructionの取り組み、工事概要、地上型レーザースキャナーによる起工測量、3次元設計データ作成、当該工事におけるICT建設機械による施工などについて説明しました。

 参加者は2班に分かれ、地上型レーザースキャナーによる測量の実演やICT建設機械による施工について見学しました。

 ICT建設機械に関する説明後,操作室のモニターを見ながらMG(マシンガイダンス)バックホウの操作を見学しました。

 重機のオペレーターはモニターで設計面上のどこにいるのかを確認して切り出し位置を決めており、バケットの刃先の精度は2~3cm程度とのことでした。

 なお、法面に丁張りを設置している箇所がありますが、実際のICT施工の際は必要ありません(現場見学の際に設計位置をわかりやすく示すため丁張りを設置)。