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市況情報(4月・東京)

野菜

東京都中央卸売市場の4月平均入荷日量は、上旬5,023トン(前旬比1%増)、中旬5,153トン(前旬比3%増)、下旬4,698トン(前旬比9%減)。

<総括>

4月の首都圏は気温が平年よりやや高く、春野菜の生育はおおむね順調に生育し、相場は平年並みを基本に、降雨前後で葉物を中心に短期的な強弱があった。キャベツでは4月中旬以降大玉比率が増加したものの高値反動もあり販売の苦戦が見られた。5月は各品目順調な出方が予想されているが、平年より高い気温が続くと予想されており、前進出荷が加速し端境が生じ相場に影響が出る可能性もある。さらに、中東情勢の影響から石油関連資材の調達に支障が出ており、包装資材・インクの確保に影響が出ており、量販店では、ばら売りなどを見込み大容量パックの取り扱いを増やす動きもみられている。

<ニンジン>

徳島産中心の入荷。上旬は東京都中央卸売市場への平均入荷日量266トン(前旬比6%減)。県産の関東市場への平均入荷日量279トン。生育期の干ばつの影響から、MSサイズ中心の入荷となり、秀M(10キロ)2,500ー2,000円と弱含み。中旬は平均入荷日量340トン(前旬比28%増)。県産の平均入荷日量398トン。入荷量が漸増した上、他野菜の販売苦戦も相まって、秀M(10キロ)2,300ー1,700円と下押し。下旬は平均入荷日量304トン(前旬比10%減)。県産の平均入荷日量389トン。秀M(10キロ)1,700ー1,500円と崩落。5月は後続の千葉産の入荷が増え中下旬に本格出荷となりそうだが、干ばつの影響を受けた早植え圃場の出荷が遅れ、次作型と重なりそうな気配がある。

<サツマイモ>

上旬は東京都中央卸売市場への平均入荷日量105トン(前旬比9%減)。次作の作業が始まっているが近在産の入荷は多く需要も減少しベニアズマ、紅はるかは秀L(5キロ)1,800ー1,500円と小安い。県産の関東市場への平均入荷日量6.7トン。相場は秀L(5キロ)2,300ー2,000円ともちあい。中旬は平均入荷日量90トン(前旬比15%減)。ベニアズマ、紅はるかは秀L(5キロ)1,700ー1,600円ともちあい。県産の平均入荷日量6.2トン。相場は秀L(5キロ)2,100ー2,000円ともちあい。下旬は平均入荷日量70トン(前旬比22%減)。ベニアズマ、紅はるかは秀L(5キロ)1,900ー1,600円と強含み。県産の平均入荷日量7.2トン。相場は2,100ー2,000円ともちあい。今年度は4月27日販売分で終了。

<ブロッコリー>

4月1日に「指定野菜」に加わってから初めての取引は堅調な出だしとなった。上旬は東京都中央卸売市場への平均入荷日量は138トン(前旬比2%減)。県産は平均入荷日量1.7トン。秀L(6キロ)3,000ー2,400円。中旬は平均入荷日量129トン(前旬比7%減)。県産は平均入荷日量1.3トン。秀L(6キロ)3,400ー3,000円と小高い。下旬は平均入荷日量132トン(前旬比3%増)。県産は平均入荷日量2.6トン。秀L(6キロ)3,400ー2,200円と弱気配。主要産地では干ばつが続いていた影響で生育に遅れが見られた分、5月以降は埼玉産などが潤沢な出荷となる見込み。

<ツルムラサキ>

県産の平均入荷量は上旬46キロ、中旬53キロ、下旬62キロ。相場は秀M(100グラム)150ー130円と横ばい。

<ナノハナ>

出荷終盤を迎え、県産の平均入荷量は上旬130キロ、中旬5キロと漸減。相場は上旬は秀(150グラム)400ー250円。中旬は秀(150グラム)400円と横ばい。今年度は4月14日販売分で終了。

果実

東京都中央卸売市場の4月平均入荷日量は、上旬1,029トン(前旬比1%増)、中旬1,018トン(前旬比1%減)、下旬867トン(前旬比15%減)。

<すだち>

県産の平均入荷量は上旬1,903キロ、中旬1,726キロ、下旬930キロと斬減。相場は上旬が秀L(10玉)1,200ー550円と小安い。中旬は秀L(10玉)800ー500円と続落。4月20日販売より1キロ箱の入荷が3,500ー2,500円でスタート。下旬は入荷量が少なく、秀2L(1キロ)3,700ー2,500円、秀L(10玉)800ー500円と強含み。5月以降も業務筋の引き合いが予想されるものの、入荷量が少ないため品薄高か。

水産

豊洲市場の平均入荷日量は上旬1,118トン(前旬比9%増)、中旬1,006トン(前旬比10%減)、下旬1,024トン(前旬比2%増)。

<アジ>

上旬36トン、680ー540円、小高い。中旬49トン、490ー320円、下押し。下旬53トン、580ー450円、小戻す。

<サバ>

上旬16トン、1,050ー520円、上伸。中旬22トン、740ー400円、下押し。下旬17トン、870ー500円、小戻す。

<イワシ>

上旬44トン、760ー320円、上伸。中旬36トン、870ー320円、強含み。下旬31トン、990ー320円、堅調反落。

<シラス干>

上旬15トン、1,980ー1,400円、上伸。県産は出荷無し。中旬15トン、2,520ー1,800円、続伸。県産は2,230ー1,940円。下旬20トン、2,440ー1,800円、高もちあい。県産は2,020ー1,720下押し。

畜産

東京食肉市場の肉牛平均入荷日量は、上旬474頭(前旬比27%増)、中旬522頭(前旬比10%増)、下旬347頭(前旬比34%減)。

豚平均入荷日量は、上旬819頭(前旬比6%減)、中旬874頭(前旬比7%増)、下旬926頭(前旬比6%増)。

<牛>

4月は出回り頭数が少なく、上旬は和牛去勢A4(1キロ)2,556円。交雑去勢B3(1キロ)1,773円とともにも強含み。中旬は和牛去勢A4(1キロ)2,552円、交雑去勢B3(1キロ)1,819円とともにもちあい。下旬は和牛去勢A4(1キロ)2,564円、交雑去勢B3(1キロ)は1,850円と高もちあい。5月はゴールデンウィーク需要の反動で相場が下がると予想されるものの、出荷頭数が少ない見込みのため、横ばいから若干の下落か。

<豚>

4月前半は新学期、学校給食の開始や行楽需要もあり、上旬は上物加重平均(1キロ)750円と上伸。中旬は若干一服感が見られたものの上物加重平均(1キロ)は702円と下押し。下旬はゴールデンウィーク向けの連休手当等から受給の引き締まりが強まり、上物加重平均(1キロ)840円と上昇。5月は出荷頭数が少ないと見込まれ、需給が引き締まる可能性が高く、強含むか。