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徳島県徳島市万代町1丁目1番地
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【野菜】
大阪市中央卸売市場本場の11月平均入荷日量は上旬1,493トン(前旬比3%増)、中旬1,422トン(前旬比5%減)下旬1,272トン(前旬比11%減)
<総括>
上旬はタマネギなどのカレー商材は出回りが少なく堅調である一方で重量野菜は潤沢にあり、相場はもちあい。中旬は、適度な降雨などにより、増量した品目があるものの、秋冬野菜の増量ペースが遅く、相場はまちまちであった。下旬は果菜類の高値疲れなど、徐々に相場を下げる品目が多く、相場は弱もちあいであった。
<レンコン>
11月も本県産を含め、増量しているが、時期により出荷量にばらつきがある。上旬は、前旬比13%増の日量平均11.5トン、単価は9円高の453円ともちあい。中旬は前旬比3%増の11.8トン、単価は11円高の464円と強もちあい。下旬は前旬比18%減の9.7トン、単価は26円安の438円と弱もちあい。12月は、年末に向け、安定した出荷が見込まれ、相場は下旬につれ強含みか。
<サツマイモ>
上旬は、前旬比1%減の日量平均46.9トン、単価は4円高の286円ともちあい。中旬は前旬比5%減の44.4トン、単価は10円高の296円ともちあい。下旬は前旬比6%減の42.0トン、単価は前旬比2円高の298円ともちあい。12月からは、さらに気温が下がり、焼き芋や年末の需要が増え、引き合いが強くなることが予想され、相場は強含みか。
<ダイコン>
徳島県産などがスタートし、上旬は、前旬比9%増の134.5トン、単価は20円高の119円と強もちあい、中旬は前旬比10%減の121.8トン、単価は17円安の102円と弱もちあい、下旬は前旬比2%増の123.7トン、単価は15円安の87円弱含み。12月も生育が順調に進み、各産地とも増量が見込まれるため、相場はもちあいか。
<青ネギ>
上旬は前旬比7%増の日量平均4.1トン、単価は12円安の516円と弱もちあい。中旬は前旬比6%増の4.3トン、単価は10円安の506円と弱もちあい。下旬は、前旬比4%増の4.5トン、単価は34円安の472円と弱含み。12月の相場はもちあいか。
<ニンジン>
上旬は前旬比12%減の日量平均84.7トン、単価は59円高の205円と強含み。中旬は前旬比13%減の73.4トン、単価は35円高の240円と強もちあい。下旬は前旬比7%増の78.3トン、単価は29円安の211円と弱もちあい。12月からは、九州産なども増量し、入荷量は増えてくることが見込まれ、相場は弱もちあいか。
<ホウレンソウ>
上旬は、前旬比8%増の日量平均16.9トン、単価は17円高の780円ともちあい。中旬は、前旬比38%増の23.2トン、単価は139円安の641円と弱含み。下旬は、日量が前旬比20%減の18.7トン、単価は45円安の596円と弱もちあい。12月も干ばつや冷え込みにより、増量ペースは遅い見込み。相場はもちあいか。
<ブロッコリー>
11月は、ヤマはないものの、途切れなく出荷が続いており、上旬は、前旬比20%増の日量平均18.7トン、単価は64円高の619円と強もちあい、中旬は気温上昇や適度な降雨により、前旬比8%増の20.1トン、単価は112円安の507円と弱含み、下旬は前旬比3%減の19.6トン、単価は、51円安の456円と弱もちあい。
12月は、気温の低下などにより、引き続き、不安定な入荷が予想されるが、一定の引き合いはあり、相場は強もちあいか。
<レタス>
上旬は、前旬比10%増の日量平均47.7トン、単価は30円高の175円と強含み、中旬は前旬比24%減の36.4トン、単価は2円高の177円ともちあい、下旬は前旬比21%減の28.9トン、単価は、2円高の179円ともちあい。
12月は冬春産地の出荷が本格化し、ピークが重なる可能性もあることから、相場はもちあいか。
<キュウリ>
11月に入ってから西南暖地産は徐々に増加傾向であるものの、冷え込みなどの影響で入荷量には波があり、上旬は、前旬比1%減の日量平均24.9トン、単価は189円高の622円と強含み。中旬は前旬比11%増の27.6トン、単価は132円安の490円と弱含み。下旬は、前旬比20%減の22.1トン、単価は42円安の448円と弱もちあい。12月の相場はもちあいか。
<ナス>
11月は、促成産地に切り替わったものの、冷え込み等により生育が鈍り、入荷が減少している傾向であった。上旬は前旬比22%減の18.1トン、単価は78円高の404円と強含み。中旬は前旬比10%増の19.8トン、単価は148円高の552円と強含み。下旬は前旬比28%減の14.3トン、単価は85円安の467円と弱含み。12月も入荷量が急激に増えることはなく、相場はもちあいか。
<シイタケ>
上旬は前旬比11%増の日量平均8.1トン、単価は29円高の1,004円と強もちあい。中旬は前旬比8%増の8.7トン、単価は全旬比13円安の991円ともちあい。下旬は前旬比5%増の9.1トン、単価は15円高の1,006円と堅調。12月は、鍋需要等、引き合いが強まるため、引き続き堅調な取引となり、相場はもちあいか。
大阪市中央卸売市場本場の11月平均入荷日量は上旬602トン(前旬比16%増)、中旬494トン(前旬比18%減)下旬559トン(前旬比13%増)
<スダチ>
上旬は前旬比6%増の日量平均0.7トン、単価は331円高の1,573円。相場は強気配。中旬は前旬比4%減の0.7トン、単価は141円安の1,432円と弱含み。下旬は前旬比19%減の0.6トン、325円高の1,757円と強含み。12月も貯蔵物の出荷となり、依然として高値の取引が続くとみられるため、相場については、強もちあいか。
<ゆず>
上旬は、前旬比179%増の1.5トン、単価253円安の696円と弱気配。中旬は前旬比90%増の2.8トン、単価は86円安の610円と弱含み。下旬は、前旬比7%減の2.6トン、単価は68円安の542円とじり安。12月は、冬至もあり、ゆずの需要は強まる見込みであるため、相場は強もちあいか。
大阪市中央卸売市場本場の一般鮮魚11月平均入荷日量は上旬157トン(前旬比3%減)中旬165トン(前旬比5%増)、下旬147トン(前旬比11%減)。例年に比べ11月の気温が高く、水温も高いままで推移していることや降雨などの影響から入荷量はばらつき、全体量も減少したため、相場は強もちあいで推移した。
<天然マダイ>
上旬は前旬比14%増の2.4トン。相場は弱含み。中旬は前旬比11%減の2.2トン。相場はもちあい。下旬は前旬比13%増の2.4トン。相場は急騰。出荷は兵庫が中心で、長崎などから。12月は四国、和歌山、岡山からなども入荷あり、年末にかけて焼鯛用の需要が高まるため、相場は強含みか。
<養殖ブリ>
上旬は前旬比10%増の日量平均5.9トン。相場はかなり弱含み。中旬は前旬比5%増の6.2トン。相場はもちあい。下旬は前旬比14%増の7.1トン。相場はもちあい。在池量は減少傾向で、4~5kg台中心の入荷見込みで、相場は強含みか。
<チリメン>
上旬は前旬比18%増の日量平均3.4トン。相場はもちあい。中旬は、前旬47%減の1.8トン。相場はもちあい。下旬は前旬比1%増の1.8トン。相場はやや弱含み。入荷は兵庫が中心。上品は依然として少なく、今月の相場も引き続きもちあいか。
大阪市南港市場における肉牛の11月平均日量は上旬81頭(前旬比12頭増)、中旬107頭(前旬比26頭増)、下旬114頭(前旬比7頭増)。
肉豚の11月平均日量は上旬155頭(前旬比51頭増)、中旬139頭(前旬比16頭減)、下旬108頭(前旬比31頭減)。
<牛>
和牛平均日量は上旬46頭、中旬56頭、下旬68頭。上旬は去勢A3の平均キロ単価は前旬比192円高の2,077円、去勢A4の平均キロ単価は前旬比141円高の2,221円、去勢A5は102円高の2,502円。相場は強含み。中旬は去勢A3の平均キロ単価は前旬比53円高の2,130円、去勢A4は117円高の2,338円、去勢A5は128円高の2,630円。相場は強含み。下旬は去勢A3の平均キロ単価は前旬比96円高の2,226円、去勢A4は78円高の2,416円、去勢A5は139円高の2,768円。相場は堅調。
F1平均日量は上旬34頭、中旬40頭、下旬44頭。上旬は、去勢B2の平均キロ単価は31円高の1,517円、去勢B3の平均キロ単価は76円高の1,652円、去勢B4は62円高の1,798円。一定の引き合いはあり、相場は強含み。中旬は去勢B2の平均キロ単価は47円高の1,564円、去勢B3は3円高の1,654円、去勢B4は29円安の1,769円。相場は強もちあい。下旬は去勢B2の平均キロ単価は前旬比31円高の1,596円、去勢B3は44円高の1,698円、去勢B4は29円高の1,799円。相場は、強もちあい。12月は11月下旬に引き続き、年末需要に向けた引き合いは強まる見込みではある。和牛は上旬ごろまでが、最も強い引き合いとなる見込み。F1については、中旬以降も堅調な引き合いがある見込み。相場は、強気配か。
<豚>
上物平均で、上旬は前旬比18円安の597円、中旬は前旬比10円安の586円、下旬は前旬比19円高の606円。
10月8日に京阪百貨店開業40周年イベントとして、京阪百貨店と連携し、なると金時の収穫体験や徳島県の観光名所を巡る「徳島県収穫体験満喫ツアー」が開催されました。
実際の砂地畑での収穫体験や迫力のある渦潮に参加者の皆さんの笑顔が溢れ、大盛況のイベントとなりました。
11月14日には、第63回徳島県肉牛共励会が大阪市中央卸売市場南港市場で開催され、県内17の生産者から和牛、交雑牛合わせて35頭の肉牛が出品され、和牛の部では「四国三郎牛」北谷昌也氏、交雑牛の部では「四国三郎牛」ノースバレー株式会社がそれぞれ最優秀賞に選ばれました。セリ前には、主催者を代表し、徳島県肉用牛振興協会の常務理事窪裕司氏より購買者へ徳島県産牛の積極的な購買を呼びかけました。
11月29日には、姫路市中央卸売市場において、姫路市場大感謝祭が開催され、徳島県産農産物の販売、なると金時の焼き芋の無料試食配布やすだちくんのじゃんけん大会を実施し、来場いただいた方々に徳島県産農産物のPRを行いました。
開催時間から多くの人で盛り上がり、大変盛況となりました。