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10月の東京都中央卸売市場(平均日量)の入荷は、上旬5,126トン(前旬比7%増)、中旬5,979トン(前旬比17%増)、下旬5,046トン(前旬比16%減)。
<総括>
夏場の高温等による影響から、上旬は土物の入荷量少なく上昇。果菜類は高悩みが続き、末端消費の荷動き鈍い。中旬はこれまでの安定した天候により、例年終盤を迎える東北や高原野菜の入荷が続く。ダイコンは関東産を中心に潤沢入荷。果菜類は高値継続。下旬は安定した天候からジャガイモ、タマネギ以外の多くの品目で入荷増。11月以降も安定した天候が続けば順調な入荷量が見込まれるか。
<ニンジン>
北海道産中心の入荷。上旬は東京都中央卸売市場への平均日量314トン(前旬比5%増)。2L-L中心の出荷で、秀2L(10キロ)1,300円ー1,000円、秀L(10キロ)1,600円ー1,500円。中旬は平均日量400トン(前旬比28%増)。2L-L中心の出荷。安定的な入荷も品薄感から秀2L(10キロ)1,500円ー1,200円、秀L(10キロ)2,000円ー1,600円と堅調。下旬は平均日量303トン(前旬比24%減)。L中心の出荷。北海道も終盤で、秀2L(10キロ)1,600円ー1,300円、秀L(10キロ)2,000円ー1,500円と堅調。後続の関東産も概ね順調で11月中旬頃から入荷量増え相場は弱含むか。
<サツマイモ>
上旬は東京都中央卸売市場への平均日量139トン(前旬比6%減)。関東は貯蔵作業に入っており入荷量は少ない。関東産は秀L(5キロ)2,000ー1,800円。県産は前旬比4%増の日量23トン。秀L(5キロ)2,100ー2,000円ともちあい。中旬は平均日量132トン(前旬比5%減)。さつまいもの日による引き合いから関東産は秀L(5キロ)2,000ー1,800円と高もちあい。県産は前旬比2%増の日量24トン。秀L(5キロ)2,000ー1,800円ともちあい。下旬は平均日量116トン(前旬比12%減)。入荷減も荷動き鈍く、関東産は秀L(5キロ)2,000ー1,600円ともちあい。県産は前旬比9%減の日量22トン。秀L(5キロ)2,000ー1,800円ともちあい。11月中旬頃から関東産は徐々に増量が見込まれるか。
<ツルムラサキ>
県産の平均入荷量は上旬82キロ、中旬93キロ、下旬40キロと漸減。相場は上旬が秀(200グラム)130ー100円。中旬は秀(200グラム)150ー120円。下旬は秀(200グラム)150ー130円。
<甘長トウガラシ>
県産の平均入荷量は上旬9キロ、中旬13キロ、下旬15キロ。相場は上中下旬通じて秀LM(1キロ)2,000円。
10月の東京都中央卸売市場(平均日量)の入荷は、上旬1,432トン(前旬比11%増)、中旬1,977トン(前旬比38%増)、下旬1,303トン(前旬比34%減)。
<すだち>
県産の平均入荷量は上旬1.7トン、中旬2トン、下旬1.6トン。上旬より冷蔵物の販売スタート。地元からの入荷少なく、上旬の相場は上旬が秀2L(1キロ)2,700ー1,900円と上昇。黄化による品質低下から中旬は秀2L(1キロ)2,300ー1,800円と小安い。下旬は、秀2L(1キロ)2,000ー1,300円と続落もこれまでの高値推移からの高悩みで荷動きは鈍い。11月は入荷量が徐々に減り、堅調か。
<ゆず>
中旬より黄玉の出荷がスタートし、県産の平均入荷量は中旬390キロ、下旬1.8トン。
相場は優(12玉)2,500ー2,000円、A(12玉)2,000円でスタート。下旬は優(12玉)2,200ー1,800円、A(12玉)2,000ー1,500円。見通しでは、小玉傾向、入荷量減の予測も、出そろうまでは未確定か。
10月の豊洲市場の入荷(平均日量)は上旬1,104トン(前旬比12%増)、中旬1,009トン(前旬比9%減)、下旬1,010トン(前旬比増減なし)。
<アジ>
上旬41トン、480ー360円、弱もちあい。中旬45トン、610ー450円、まちまち。下旬38トン、650ー430円、まちまち。
<サバ>
上旬16トン、930ー440円、もちあい。中旬18トン、810ー440円、小動き。下旬18トン、980ー470円、まちまち。
<イワシ>
上旬8トン、710ー380円、小動き。中旬13トン、730ー220円、小動き。下旬11トン、770ー220円、まちまち。
<シラス干>
上旬25トン、2,410ー1,720円、もちあい。県産は2,150ー1,220円。中旬22トン、2,380ー1,660円、もちあい。県産は2,090ー1,180円。下旬26トン、2,350ー1,350円、軟調。県産は2,070ー1,330円。
10月の東京食肉市場の肉牛入荷(平均日量)は、上旬482頭(前旬比14%増)、中旬481頭(前旬比増減なし)、下旬413頭(前旬比14%減)。
豚入荷(平均日量)は、上旬918頭(前旬比2%減)、中旬981頭(前旬比7%増)、下旬927頭(前旬比6%減)。
<牛>
今月は月前半は末端消費鈍くもちあいも、月後半は暑さも和らぎ、相場も上げ基調。上旬は和牛去勢A4(1キロ)は2,232円、交雑去勢B3(1キロ)は1,596円とともにもちあい。中旬は和牛去勢A4(1キロ)は2,245円、交雑去勢B3(1キロ)は1,596円とともにもちあい。下旬は和牛去勢A4(1キロ)は2,294円、交雑去勢B3(1キロ)は1,624円とともにじり高。11月は出荷頭数減が見込まれ、相場は堅調か。
<豚>
今月は月全体を通して相場は軟調。月後半は気温が下がり鍋物需要などから引き合い見られた。上旬は上物加重平均(1キロ)は561円と弱含み。中旬は上物加重平均(1キロ)は530円とじり安。下旬は上物加重平均(1キロ)で569円と小戻した。11月は出荷頭数減が見込まれるほか、鍋物需要による引き合いなどから相場は上げ基調か。