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「とくしま協働の森づくり事業」について

事業の概要

徳島県では「徳島県地球温暖化対策推進条例」と「徳島県食料・農林水産業・農山漁村基本条例」が平成21年4月に施行となり、これに伴う森林・林業部門での取組として平成21年6月より「とくしま協働の森づくり事業」がスタートしました。

条例の変更:「徳島県地球温暖化対策推進条例」は廃止され、新たに平成29年1月1日付けで「徳島県脱炭素社会の実現に向けた気候変動対策推進条例」が施行されました。

この事業は企業や一般の家庭から排出するCO₂のうち、自身で削減できない部分を間伐や植林など森林整備による吸収で埋め合わせる、いわゆる「カーボンオフセット」の仕組みをモデル的に実施するものです。皆さま方と共に森を支える協働の森づくりは、「事業者」を対象にした森づくりと「個人・グループ」を対象にした森づくりのそれぞれについて、協力していただける皆さまを募集中です。

<平成30年度からの新メニュー>

FABとくしま:豊かな森林を未来に引き継ぐ県民総ぐるみの森づくりモデル団地を目指し、100ha以上のまとまった森林活動拠点(Forest Activity Base)を設け、ホスト企業を設定し、長期の森林整備を推進するメニューです。

使う緑化プロジェクト:「植える緑化」から「使う緑化」に広げ、県産木製品の利用を促進することで、二酸化炭素の固定量を増加させるメニューです。

脱炭素社会の実現には、適正な森林整備を行うとともに、木材の利用を進め「使い・植え・育てる」といった森林サイクルの循環を実現していくことが重要です。

<令和3年度からの新たな事業の進め方>

従来の企業・団体等、徳島県、(公社)徳島森林づくり推進機構による「パートナシップ協定」方式から、企業・団体等が「主体」となりSDGsの達成に向け「SDGs森づくり宣言」を行い、徳島県と徳島森林づくり推進機構が「森づくりパートナー」として、森林整備等を実施する「森づくり宣言」方式に刷新しました!

企業・団体の皆さんの募集

「森づくり」に参画される企業・団体等の皆さまを募集します。

◇事業の進め方

(1)企業・団体等は、2030年のSDGsの目標達成に向けて、自ら「SDGs森づくり宣言」を行います。

(2)徳島県、徳島森林づくり推進機構は企業・団体等に対し、「森づくりパートナー認定書」を交付します。

(3)「SDGs森づくり宣言」をもとに、間伐や植林などの森づくりを実施します。

 (使う緑化プロジェクトの場合は、県産材で木製品を作成し、保育園等に寄贈いたします。)

(4)整備された森林におけるCO₂吸収量を県が認証し、企業・団体等に対して「森林CO₂吸収量証明書」を交付します。

 (使う緑化プロジェクトの場合は、「木製品CO₂固定モデル認定書」を交付します。)

※証明された吸収量・認定された固定量は、「徳島県脱炭素社会の実現に向けた気候変動対策推進条例」に基づく特定事業者及び中小排出事業者が作成する温室効果ガスの排出削減計画書に定める温室効果ガス排出の抑制目標を達成する手段として利用できます。

※協力企業・団体数は、173社です。(令和7年3月31日現在)

森づくり宣言書(案)
森林CO₂吸収量証明書(例)

お申し込み・お問い合わせ

個人・グループの皆さんの募集

個人やグループでも御参加いただけるよう「1口1,000円」から募金を募ります。

事業の進め方

(1)「1口1,000円」の募金をいただくと森づくりに貢献した証として「CO2吸収貢献カード」(ピンバッジ付き)を1枚発行します。

(2)頂いた募金は間伐などの森林整備の実施に役立てます。

お申し込み先

パンフレット

協働の森づくり事業について