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〔治山〕 地すべり対策工事の施工事例

これまでに徳島県で実施した代表的な地すべり対策工事の施工事例を取りまとめました。

ずい道工と打上げボーリング(神山町 臼嶽)

臼嶽地区は古くから豪雨の度に地すべりが報告されていたが,昭和51年9月の17号台風によって崩壊及び亀裂が発生し,対策工として立体排水工や集水井工などの工法を実施した。
特にすべり面深度が深い下部ブロックではずい道排水と打上ボーリングを組み合わせて実施している。


集水井工(つるぎ町 漆日浦)

漆日浦地区は古くから豪雨の度に地すべりが報告されている。昭和50年代後半から平成20年まで対策工を実施しており、ブロック内には豊富に地下水があることから、主に集水井工や水路工などの抑制工を中心に実施している。


アンカー工


杭打工(つるぎ町 蔭名)

蔭名地区は平成17度の台風14号がもたらした降雨により地すべり活動が発生、民家1軒と町道が被災し点在する民家も危険な状況となった。このため、平成17年度から抑制工(集水ボーリング等)により地すべり発生の原因となる因子を除去又は軽減し、抑止工(杭打工)によって直接抑止し地すべり防止を図っている。


排水ボーリング


排土工(三好市 黒川)