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平成21年度第4回徳島県森林CO2吸収量認定委員会を開催しました

第4回徳島県森林CO2吸収量認定委員会を開催しました!

徳島県では平成21年6月より「とくしま協働の森づくり事業」を実施しています。この「CO2吸収量認定委員会」は、協働の森づくり事業で整備した森林において、CO2吸収量を評価・認証するために設置した第三者の委員会です。委員は次の4名の方です。

会長 西正二委員 徳島県森林組合連合会副会長理事

副会長 河口洋一委員 徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部准教授

飯山直樹委員 (株)エコー建設コンサルタント技術管理部技術開発課課長代理

佐々木隆雄委員 徳島県木材協同組合連合会副理事長

◇第4回徳島県森林CO2吸収量認定委員会

平成22年3月24日13時30分から県庁会議室において、西委員、河口委員、飯山委員、佐々木委員、オブザーバーとして実践型地球温暖化対策推進支援事業に携わっておられる小串研究員、(社)徳島県林業公社、徳島県関係者で開催しました。議事と内容については次のとおりです。

(1)協定森林におけるCO2吸収量の認証について

CO2吸収量の算定は次の式を用います。

森林によるCO2吸収量=森林面積×幹材積の成長量×拡大係数×容積密度×炭素含有率×二酸化炭素換算係数

(幹材積の成長量はスギ・ヒノキ間伐は「システム収穫表」、植林と広葉樹の間伐は「簡易林分収各表」より計算)

この式を用いて各企業の協定森林におけるCO2吸収量を算定すると、次の添付ファイルのとおりとなりました。この結果について委員からは、現状で最も適した方法で算出したと考えるが、来年度以降も算定する時点で最も正しい手法で計算するようその都度見直す必要がある、とご指摘いただきました。

今回の結果は3月30日に実施される徳島県森林CO2吸収量証明書交付式において、各企業にお渡しする証明書に記載いたします。

(2)とくしま環境県民会議への報告について

今回の算定結果は3月26日に開催される「とくしま環境県民会議」での会合で報告することとなりました。この点について委員からは、現在様々な排出削減制度がある中で、当事業の位置づけをはっきりさせる必要がある、とご指摘いただきました。

(3)平成22年度の委員会運営スケジュール(案)について

平成22年度の委員会運営スケジュールについては次のとおり予定しております。