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渇水に伴う水稲作付けの節水対策と育苗管理について

令和8年3月2日

徳島県立農林水産総合技術支援センター 経営推進課

冬場から続く少雨の影響により、吉野川水系及び那賀川水系のダム貯水率が低下しています。
今後、農業用水の需要が高くなることを踏まえて、限られた用水を有効に活用し、田植えに向けた準備を行いましょう。

1.ほ場の管理
畦畔等からの漏水防止及び節水のため、以下の対策を行いましょう。

〇畝が崩れたり変形していないか確認し、補修する。
〇畝の周辺も含め、モグラやザリガニの穴、亀裂があれば埋める。
〇壁面のコンクリートのひびや穴を補修する。
〇少ない水で代かきができるよう、ほ場を均平にしておく。
・耕耘作業により、ほ場周辺に土が溜まりやすく、すり鉢状になりやすいため、高い場所の土を低い場所に移動し平らにする。
〇用排水路の配管や堰が壊れていないか確認し、補修する。
〇短時間に水が回るよう、ほ場内に通水用の溝をつくる。
・トラクターのタイヤ跡でも効果がある。

2.代かき
効率的に用水を活用するため、以下の対策を行いましょう。
〇代かき前に地域ぐるみで取水を調整する。

・一斉に取水すると代かきができなくなるので、計画的な水利用を行う。
・水の掛け流しはやめる。
〇浅水で丁寧に代かきをする。
・土が8割、水が2割見える程度を目安とする。
・代かきまではゆっくり水をため、しっかり土を湿らせておく。
・水が足りないようであれば、少しずつ入水しながら行う。

3.育苗管理(用水不足による代かき遅延で育苗日数の延長が予想される場合)
苗の徒長・老化を防止するため、以下の対策を行いましょう。
〇苗箱へのかん水は朝方1回にする。
・日中に行う場合は、覆土表面が乾き、苗がしおれる部分のみとし、午後3時以降はかん水を行わないようにする。
〇昼は換気を徹底し、夜も外気温で管理する。
・強風時は乾きやすいので注意する。
〇育苗日数が長くなるとムレ苗の発生が多くなることから、予防的に薬剤散布を行う。
〇播種25日以降は肥料切れに注意する。
・1箱あたりチッ素成分0.5gを目安に、液肥等で苗の黄化を防ぐ。
・追肥後は葉やけを防ぐために清水を軽くかける。
〇苗いもち病の発生に注意する。

 

徳島県農作物管理対策問い合わせ先一覧

受付時間9:00~17:00(土曜日、日曜日、祝日を除く)
所属 管轄区域 所在地 電話
徳島農業支援センター 徳島市、小松島市、勝浦郡、名西郡、名東郡 徳島市新蔵町1丁目67 088-626-8771
鳴門藍住農業支援センター 鳴門市、板野郡 板野郡藍住町東中富字朏榜示29 088-692-2515
阿南農業支援センター 阿南市、那賀郡 阿南市富岡町あ王谷46 0884-24-4182
美波農業支援センター 海部郡 海部郡美波町奥河内字弁財天17-1 0884-74-7491
吉野川農業支援センター 吉野川市、阿波市 吉野川市川島町宮島736-1 0883-26-3971
美馬農業支援センター 美馬市、美馬郡 美馬市脇町猪尻字建神社下南73 0883-53-2309
三好農業支援センター 三好市、三好郡 三好市池田町字マチ2415 0883-76-0691