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新時代を拓くとくしまブランド戦略

1 戦略策定の趣旨

 新型コロナウイルス感染症が世界規模で拡大し,感染防止のため,人・物の移動の制限や「新しい生活様式」の実践が求められ,働き方やレジャー等,それらに伴う人々の消費行動も,コロナ以前から大きく変容している。

 食の分野においても,私的な外出自粛のみならず,リモートワークの増加や接待など企業活動に伴う外食利用の減少,宿泊や宴会等,飲食を伴う旅行での需要が減少する一方で,家庭内食の増加,健康・衛生管理等,安全・安心への意識の高まり,コロナで影響を受けた地元事業者等への応援消費の広がり等,様々な影響が出ている。

 このような中,農林水産物の「生産・流通・販売」を取り巻く環境も次々と変化しており,産地として迅速かつ柔軟に対応していく必要がある。

 そこで,本戦略ではWITHコロナ・アフターコロナ時代を勝ち抜く足腰の強い産地づくりの推進,多様な販売チャンネルを活用するしなやかな販売戦略の推進,これら2つのアプローチの相乗効果と相互循環により,本県農林水産物のブランド力を高め,「選ばれる徳島県産品」・「もうかる農林水産業」の実現を目指す。

2 戦略の期間

 令和3年度から令和6年度まで(4年間)

3 戦略の基本理念

 徳島県は,山・川・海の豊かな自然と卓越した生産技術によって育まれた,安全・安心で優れた食材が豊富にあり,またそれら全てが美味しいという,まさに「食材の宝庫」。

 これら徳島の豊かな食を通して,つくる人,食べる人をはじめ,関わる人の全てが幸せになれる取組みを進めるとともに,WITHコロナ・アフターコロナの新たな時代を切り拓く取組みを,「オール徳島」体制で推進し,「選ばれる徳島県産品」・「もうかる農林水産業」の実現を目指す。

4 戦略の目標及び施策の推進

 基本理念の実現のため,21の数値目標を設定し,各施策目標の達成状況を評価・検証する。