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豚熱経口ワクチンの散布について

徳島県内の養豚場における豚熱発生を防ぐために、野生いのししへの経口ワクチン散布を実施します。

 「豚熱」とは、豚といのししが感染する熱性の伝染病で、家畜伝染病に指定されており、平成30年9月に岐阜県で発生して以降、全国各地で発生がみられ、令和4年7月末以降、県内各所において野生いのししの感染が確認されています。

 このため、感染要因とされる野生いのししから排出されるウイルスを減らし、県内養豚場での「豚熱」発生を防止するため、野生いのししに対する経口ワクチンを散布します。

散布地域

鳴門市、吉野川市、阿波市、美馬市、勝浦町、上勝町、石井町の森林区域等の66カ所

(散布地域は、「野生いのしし」での豚熱発生状況により、変更する場合があります)

実施時期

令和5年度後期(予定)

 1回目11月中旬~12月下旬

 2回目12月中旬~1月下旬

皆様へのお願い

  • このワクチンは「野生いのしし」を対象にしています。
  • このワクチンを見つけても、持ち帰らないでください。
  • お子様や散歩中のペットが見つけても、触ったり、食べたりしないよう、ご注意をお願いします。

経口ワクチンの安全性について

  • 散布する経口ワクチンは、国内はもとより、欧州でも使用実績のあるワクチンです。
  • 国の食品安全委員会で安全と評価された成分から出来ています。
  • 経口ワクチンを摂取したいのししの肉を食べても人の健康には影響はありません。
経口ワクチン

サイズ:4cm✕4cm✕1.5cm

外側:トウモロコシ粉、パラフィン、ミルクパウダー、アーモンド、ココナツから成る気質

内側:液状ワクチン

山林等へ入られる皆様へのお願い

  • 経口ワクチンを見つけても触らないでください(散布場所には表示を行います)。
  • いのししの餌となる残飯ゴミを放置しないでください。
  • 豚熱感染拡大防止のため、下山時には靴底の汚れを落としてください。