県立総合大学校「まなびーあ徳島」令和5年度「第2回とくしま学博士Day」の開催について

　県立総合大学校では、平成21年度から、同校での学びを深めた方を対象とした「とくしま学博士」認定制度を設け、学習意欲をさらに喚起するとともに、地域における生涯学習のリーダーとして、また講師等として社会貢献できるよう支援しています。認定者は現在83名(R5.7.14現在）で、皆さんには県立総合大学校の各講座の講師等として、幅広く活躍いただいているところです。

この度、「とくしま学博士」による自主運営講座「第2回とくしま学博士Day」を開催いたします。

皆さまのご参加をお待ちしています。

※なお、この講座は「本部主催講座」です。講座1コマにつき、1単位取得できます。

■日時

令和5年9月7日（木）午後1時30分から午後3時30分まで

■会場

県庁1階「すだちくんテラス」（徳島市万代町1ー1）

■事前申込

必要（下記までお申し込みください)＊先着20名程度＊

■問い合わせ先（県立総合大学校本部）

電話：088-612-8801

FAX：088-612-8805

メール：manabia@pref.tokushima.jp

「国家の興亡に海軍力が果たした役割」【講師】河野栄治(とくしま学博士）

　国家の興亡に海軍力が果たした役割は、日露戦争の日本海海戦と太平洋戦争のミッドウェー海戦の戦訓を比較検討することにより、日本海軍が果たした役割を理解することができる。当時の外交、国家戦略、国内政治の姿勢、日本海軍の思想的背景、索敵の不徹底、情報の軽視、戦訓などに問題点が散見される。
日本海海戦の勝因はどこにあったのだろうか。また、ミッドウェー海戦の敗因はどうだったのだろうか。
この講演では日本海海戦の大勝利とミッドウェー海戦の惨敗を研究し、この両者の戦訓を抽出して、国家の興亡に与えた役割について考えてみたいと思う。