〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
- 電話番号:
- 088-621-2500(代表)
- 法人番号:
- 4000020360007
「世代を超えて開かれつながる社会教育推進事業」(略称SeDaTuNa:せだつな)は、若い世代が地域課題を「自分ごと」として捉える契機を創出すること、加えて多様な主体が連携・協働し地域課題の解決に取り組み、徳島のさらなる魅力化や若い世代のとくしま回帰に繋げ、持続可能な地域づくりを推進することを目的に事業を実施しています。
令和5年度参加生徒の挑戦を掲載していますので、ご覧ください。
令和5年度テーマは
「みんなで考える地域のバリアフリー※」※バリアフリーとは、日常生活を送るうえで妨げとなる障壁(バリア)を取り除く(フリー)ことで、生活しやすくするという考え方です。
3代目せだつなメンバーは、障がいのある人も、ない人も 安心して移動できる住みよい社会づくりについて考え、アイデアを実践し、バリアフリーな社会の実現にお役立ちすることに取り組みます。
具体的には、ユーザー投稿型の「バリアフリーマップ」アプリWheeLog!を活用し、現地で調べたバリアフリー情報を追加・共有することで、車椅子ユーザーや高齢者・ベビーカーユーザーの方が、「移動しやすく」「楽しめる」場所や施設を発見・発信します。
令和6年2月24日(土)、「SeDaTuNa最終成果報告会」を開催しました。
当日は、31名の方にSeDaTuNaメンバーの8ヶ月にわたる活動について報告しました。
SeDaTuNaメンバーからは、活動を振り返り
○車いすまちあるきイベントを開催できて良かった。反省点としては、イベント企画時から車いすユーザーの方々にも入っていただき、多様な意見をイベントに反映させるべきだった。
○SeDaTuNaとして初めて、InstagramやFBを運営し情報発信に挑戦した。様々な世代に情報を届けられるよう内容の精選も含めて、SNSツールを上手に活用する工夫が必要だと思った。
○バリアフリーイベント開催の目標の一つ、「地域の中にある様々なバリアに気付いてもらう」について、きっかけづくりはできたと思う。もう一つの目標、「バリアフリーを一緒に考え広める仲間や、つながりづくり」については、まだまだだと思う。
○本当に面白くて格好いい大人の方に出会えた。私たちのアイデアを否定せず、実現させるための方法を一緒に考えてくれる。いつか自分もこんな大人になりたいと思った。
○最初は、学校の先生に勧められて仕方なく参加していたのに、いつの間にか、活動に全力投球していました。記者会見やラジオ放送出演、そしてイベント企画に運営、普段の自分ならできないと諦めていたことに挑戦し、自分でも驚いています。
等の意見や感想が報告されました。
また、成果報告に引き続き、参加の皆さんとSeDaTuNaメンバーが一緒に、グループトークを実施しました。
テーマは「今回のイベントを振り返り、次に『バリアフリー社会の実現』をめざすためのイベントを企画するなら、どんなところをバージョンアップさせますか?」
各グループでまとめられた意見を会場全体で共有しました。
最後に、今年度SeDaTuNa事業を応援してくださった、徳島県肢体不自由児者父母の会連合会、圓井会長さんから講評をいただき、令和5年度の活動を終了しました。
令和5年度「世代を超えて開かれつながる社会教育推進事業SeDaTuNa最終成果報告会」を開催します。
日時:令和6年2月24日(土)午前10:30から正午まで(受付開始午前10:00~)
場所:とくぎんトモニプラザ9階大会議室
※令和5年度SeDaTuNaは、「みんなで考える地域のバリアフリー」をテーマに、障がいのある方もない方も一緒に、
「徳島のバリアフリー」について考える機会の創出と、つながりづくりをめざし、
県内高校(阿波・板野・徳島商業・城ノ内中等教育学校)12名が8ヶ月にわたり取り組みました。
その活動を通して高校生が感じ考えたこと等を報告いたしますので、皆様ぜひ御参加ください。
令和6年1月28日(日)、「SeDaTuNa車いすまちあるきwith WheeLog !」開催しました。総勢67名の参加者が、10チームに分かれて、徳島市周辺を調査しました。
車いすまちあるき後は、 SeDaTuNaメンバーが進行を務め、参加者の皆さん同士、体験での気づきを共有し合いました。徳島のバリアフリーについて、考える人の輪を少しでも広げていきたいというメンバーの思いが伝わるイベントでした。
この「SeDaTuNa車いすまちあるきwith WheeLog !」は、県内外の皆様から応援いただきましたクラウドファンディングへの寄付金を活用し、高校生が企画・運営したものです。
「SeDaTuNa車いすまちあるきwith WheeLog !」当日の様子です。
「世代を超えて開かれつながる社会教育推進事業」参加の高校生が挑戦したクラウドファンディングへ、応援いただき、ありがとうございました。令和5年12月14日、目標金額50万円を大きく超える、57万3千円の寄付をいただき終了しました。(R5.12.14現在)
この度、皆様から応援いただいた寄付金により、高校生が企画する「SeDaTuNa車いすまちあるき with WheeLog!」を開催します。障がいのある方もない方も一緒に、車椅子に乗って街中を巡り、体験を通して得た気づきや学びを共有し、「徳島のバリアフリー」について考えてみませんか?ぜひ御参加ください。
●日時令和6年1月28日(日)午前10時15分から午後4時30分まで (受付開始午前9時45分から)
●会場とくぎんトモニプラザ大会議室(徳島市寺島本町西1丁目5番地 アミコビル東館 9階)ほか
●対象児童・生徒、車いすユーザーの方、ベビーカーユーザーの方、社会教育、学校教育、福祉やまちづくり関係者の方々等
●募集人数│50名程度
詳しくは、掲載チラシを御覧ください。
SeDaTuNa参加生徒による、学びのアウトプット第一弾として、今年度設定テーマ「みんなで考える地域のバリアフリー」を具体化するための資金確保(クラウドファンディング:CF)に挑戦します。
○CF期間:令和5年11月7日(火)から12月14日(木)まで
○目標金額:50万円
○寄付金使途:「SeDaTuNaまちあるき」イベント開催に係る経費(会場使用料・車いすレンタル料・広報物制作費等)や返礼品作成費に充てさせていただきます。
○CF実施サイト:一般社団法人 大学支援機構 OTSUCLE(おつくる)
※SeDaTuNaまちあるきイベント
障がいのある方や子育て世代の方、高齢者の方、障がいのない方にも参加いただき「車椅子等まちあるきワークショップ」を開催します。バリアフリー情報の必要性やより良い地域づくりに向けて、みんなで考えるイベントを計画しています。
クラウドファンディングサイトは、こちら↓(^o^)
「高校生が挑戦するクラウドファンディング!みんなで考える地域のバリアフリー『SeDaTuNaまちあるき』を開催したい!!」
今年度の『SeDaTuNa』事業も、パワフルで楽しい講師の方々が高校生たちの心を鷲づかみ!!
高校生たちは、地域課題に関わる上で必要となる知識や技術を、楽しみながら学んでいます。
『徳島市まちづくり協働プラザ』の長谷川隼さんからは、チーム運営の仕方や、取材の方法を教わり、
『大学支援機構OTSUCLE』の橋爪太さん、そして『徳島合同証券株式会社』の泊健一さんと泊愛さんからは、クラウドファンディングについての知識や始め方、どのようなリターン品がいいのかを考えるワークなどをしていただきました。
『とくしまワークショップらぼ』の吉野哲一さんには、クラウドファンディングやイベントに向けて私たちが行うべきタスクを整理するワークを行っていただき、
『一般社団法人AWAP』の浅野沙織さんからはマーケティングやSNSの運用について教えていただきました。
また、お忙しい時間を割いて、取材に協力してくださったのは
〇徳島県肢体不自由児者父母の会連合会 圓井美貴子さん
〇UP to US JAPAN 西岡充代さん
〇子育て支援創造スペース ミレア徳島 代表大西実希さん
圓井さん、西岡さんからは障がい者の方が望む声や、日々感じられている不便について教えていただきました。大西さんからはベビーカーユーザーである子育て世代の方の意見を伺いました。
NPO法人ウィーログ事務局から、松下雄一さんを講師としてお迎えし、車椅子まちあるきの体験をしました。
それぞれの班に与えられたミッションを攻略しつつ、イオンモール徳島から万代ふ頭までを2班に分かれて調査。横断歩道のわずかな段差が車椅子の操作に影響することや、エレベーターに設置されている鏡の役割、商品棚の高さ、スロープの傾斜など、これまで、あまり、気にとめることのなかった部分にこそ、バリアフリー社会を推進するための大切なヒントがあると気づきました。
令和5年度せだつなメンバーが、めざす3つのゴールについての確認と、講師の皆さんとの初顔あわせを行いました。
講師の先生方からは、これまでの活動や、活動の原動力になっているもの、高校時代に最も関心のあったことなど、様々な切り口でお話いただきました。午前の部、後半には、徳島市長内藤佐和子さまも、SeDaTuNaメンバーの激励に駆けつけて御講話くださいました。
講師の皆さんの「今」からは、想像できない、びっくり発言もあり、会場は終始笑いの絶えない初顔あわせとなりました。
<講師の皆さん>
・徳島市長:内藤佐和子さま
・徳島市まちづくり協働プラザ:長谷川隼さま
・徳島合同証券株式会社代表取締役社長:泊健一さま
・徳島合同証券株式会社:泊愛さま
・NPO法人アクア・チッタ事務局長:岡部斗夢さま
・とくしまワークショップらぼ:吉野哲一さま
・大学支援機構OTSUCLE事務局長:橋爪太さま
・(一社)AWAP代表:浅野沙織さま
○午後からは、ディスカバリー・インタビューを実施。これから8ヶ月にわたり、一緒に活動する仲間にインタビュー。緊張しつつも、仲間の言葉にじっくり耳を傾け、チームとしての土台作りをおこないました。