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☆ひろがる読書推進事業

令和2年度から実施している「ひろがる読書推進事業」についてご紹介します。

 国の「子どもの読書活動の推進に関する法律」に基づき、徳島県は令和元年10月に「徳島県子どもの読書活動推進計画[第四次推進計画]」を策定しました。この計画の着実な推進を図るため、昨年度までの「つながる読書推進事業」の内容を継承・発展させ、新たに実施するのが「ひろがる読書推進事業」です。

 子供から大人まで全ての人が読書に親しむ機会を提供すること、子供の発達段階に応じた読書習慣と能力を育成することを目的とし、学校・図書館・読書団体が連携・協働して次の施策を推進します。

(1)子供の発達段階に応じた読書習慣の育成

■高校生のための読み聞かせ講習会・実践会

県内の各地域の読書団体を講師に迎え、「読み聞かせ」に必要な基本的知識と技術を学びます。

講座受講後、希望者は県内の図書館や児童館、子ども食堂やイベント会場等で読み聞かせの実践を行います。

■徳島県中学生・高校生「書評合戦」ビブリオバトル

【令和2年度開催状況】

日時:令和2年11月22日(日)12:30~16:30

場所:徳島県立総合教育センター

参加者:【発表者】県内中学生13名(8校),県内高校生14名(10校)

 【観戦者】発表者の学校の生徒,教職員,保護者60名

(2)学校図書館資源の有効活用のための人材育成

■「図書館サポーター養成講座」の開設

 徳島県の小中学校では、専門司書が配置されている学校は約半数にとどまっており、図書館が閉まっている時間が多いのが現状です。このため、小中学校図書館の運営を支援するスキルを持つ地域人材を育成し、子供の読書環境の充実を図るとともに、学校における働き方改革の推進に寄与するため、本講座を開設します。

(3)多様な背景を持つ子供への支援

■読書活動とデジタルコンテンツを組み合わせたモデル事業の実施

「改正入管法」の施行により、徳島県においても、外国語を母語とする子供の増加が予想されます。また令和元年6月から「読書バリアフリー法」が施行され、障がいのある子供たちへの図書館利用サービスのよりいっそうの充実が求められています。このため、公共図書館においてDAISY図書の普及・啓発、多言語翻訳機ポケトークと骨伝導イヤホンを設置・活用したモデル事業を実施し、全ての子供への読書支援と図書館レファレンスの充実につなげます。

■読書バリアフリー関連事業

 視覚障がいや発達障がい等により、読書や図書館利用が困難な子供たちの読書環境の整備・充実を図るため、図書館等における障がい者サービスについての研修会や、点訳・音訳講習会の開催、また音訳図書の製作体験などを行います。

■「街角ライブラリー」事業

 個人や団体から寄贈本を募り、子ども食堂や街中の飲食店内に開設する「街角ライブラリー」に配置します。本は貸出図書として循環させ、本を通じた人との交流はもちろん、子供たちの主体的読書活動の支援につなげます。この事業はNPO任意団体「まちライブラリー・ビブリオラボとくしま」(徳島大学総合科学部教授・依岡隆児代表)に委託して実施します。