〒770-8570
徳島県徳島市万代町1丁目1番地
- 電話番号:
- 088-621-2500(代表)
- 法人番号:
- 4000020360007
児童福祉法にもとづき、徳島県が設置した児童福祉施設(児童自立支援施設)で、学校や家庭で適応が困難な18歳未満の子どもたちを受け入れ、心身の成長を支援するところです。
児童の個々の状況に応じた自立支援プログラムを作成し、生活支援・学習支援・作業支援を柱とし、支援目標の達成を目指しています。
「児童憲章及び児童福祉法の理念に基づき、すべての児童がその適性や能力に応じて最善の利益を実現できるよう万全を期す。」ことを基本理念とし、児童の立ち直りへの最適な環境を提供し自立支援を行うことを目指しています。
○健康なからだ、体力を養う。
○人や自然を愛する優しい心、豊かな精神を養う。
○自己を見つめる態度、自がの確立を図る。
○社会生活に必要な基本的な生活習慣を身につける。
○善悪の判断力を養う。
○根気や集中力、協調性や共感性、自己抑制力を身につける。
○基本的な知識を身につける。
○児童と家族との関係改善を図る。
家庭と同じように職員が児童と起居を共にし、人間的な結びつきを強め、信頼関係を築き、児童個々の状況に応じた自立支援にあたります。
和やかな雰囲気の中で規律ある生活習慣と集団生活をとおして社会性を身につけ、心身共に成長していけることをねらいとしています。
小・中学校の分教室・分校が設置され、児童は寮舎から分教室・分校に通学し、義務教育を受けます。
学習意欲の向上と基礎学力の定着を図り、進学や就職を目指しています。
園芸等の農作業や寮舎内外の環境整備等をとおして、お互いに協力し合いながら作業をしています。
自然を愛する心を培ったり、生産収穫の喜びや達成感を体得できることを目的としています。
□ふり返り
ふり返りを入所後3か月、6か月など、定期的に実施します。
目的は、児童がそれまでの生活をふり返り、自分自身の成長に気づき、今後の生活に意欲的に取り組むための目標設定を行うことです。
また、寮担当職員と一緒に行うことで、認められ愛されていることを感じながら、信頼関係を深めていきます。自分とじっくり向き合うことで、自分の中の課題を見つけ、自分にできる解決方法を見つけ出す「自立した考え方」を身につけるための時間です。
□スポーツ・文化活動
児童の情操を豊かにし、健全な生活態度を養うため、スポーツ・文化活動を行っています。
○スポーツ:野球、ソフトテニス、駅伝・マラソン、トレーニング、卓球、ソフトボール、バトミントン
○文化活動:音楽・読み聞かせ
□各種行事
○週間行事:児童朝会(たいそう、音楽、お話)・作業・トレーニング・部活動
○月間行事:寮面接・内科健診・カウンセリング・院外活動(寮単位:釣り、図書館、買い物など)
○年間行事:定期身体検査・お花見・梅収穫・野球大会・テニス大会・デイキャンプ・修学旅行・運動会・広塚祭(文化祭)・駅伝マラソン大会・クリスマス会・餅つき大会・職場体験(保育実習等)
入所した児童の状況等により、家庭と協力・連携しながら、定期的に面会などを実施します。
目的は、家族が児童のよいところに目を向け、成長を実感したり、支援の方法を知り、児童の支えになることです。家庭環境調整を行い、児童と家族の「絆」の再構築ができるよう支援していきます。
長期休業中には、生活態度が良好な者について「帰宅訓練」を行うことができます。家族の絆を深め、家庭生活や地域社会での適応を目的としています。
支援の最終段階においては、自己の成長を確認し、出身学校へスムーズに復帰することを目的とした「学校実習」を行うことがあります。
退所後においても、生活で悩んでいることや困っていることがあれば、電話や家庭訪問による相談・激励などを行い、退所後も一定期間、児童の自立を支えます。
時間 | 内容 |
6:45 | 起床 |
清掃 | |
7:30 | 朝食 |
8:50 | 登校 |
授業 | |
12:30 | 昼食 |
13:40 | 登校 |
授業(水曜日:作業) | |
15:20 | 部活動 |
17:00 | 夕食 |
18:00 | 自習 |
19:00 | 入浴 |
自由時間 | |
21:00 | 生活記録記入 |
反省会 | |
21:30 | 就寝 |
備考:平日の日課です。土曜・日曜・祝日及び夏期休業日等の日課は一部異なります。 |
JR四国:高徳線板東駅下車、徒歩30分(特急池谷駅下車、タクシー10分)
徳島バス:鳴門大麻線・ドイツ館下車、徒歩20分
■大麻山の麓にあり、付近には大麻比古神社をはじめ、四国霊場一番札所霊山寺、二番札所極楽寺、ドイツ館、賀川豊彦記念館などの自然と歴史に恵まれた環境の中に位置しています。
苦情解決事業は、入所児童の権利を擁護し、入所児童や保護者・職員の意見・要望を聞き、円滑な解決の促進と施設の信頼を高めることを目的にしています。