文字サイズ

やさしいブラウザ・クラウド版はこちらからご利用下さい

徳島県とタイ王国・プーケット県との「交流推進を目的とする覚書」締結について

徳島県とタイ王国・プーケット県は、後藤田正純知事が2024年2月にプーケット県を訪問して以来、今後の交流推進に向けて協議を続けてまいりました。
この度、2025年5月12日から14日までの間、プーケット県のソポン・スワンナラット知事を代表とする訪問団10名が来県した機会をとらえ、5月13日(火)に「交流推進を目的とする覚書」を締結いたしました。

「交流推進を目的とする覚書」の締結

概要

1 調印日
2025(令和7)年5月13日(火) 

2 覚書の概要 
覚書には、両県の交流推進を目的に、経済、文化、防災など様々な分野で相互に協力することを明記しました。

3 調印者コメント 
【後藤田知事】 
今後、本県がインターローカルを進めていくために、プーケット県に学ぶところがたくさんある。
世界中から年間約1,300万人の観光客が訪れる世界最高レベルの観光地であるプーケット県に対して、県産食材などの販路拡大をはかっていきたい。
プーケット県と徳島県の絆が深まり、さらなる発展を遂げることを期待している。
 
【ソポン知事】 
両県は地理的条件や文化、防災・減災対策に関する技術など多くの共有点を有しており、この覚書は、両県の住民にとって有益となる様々な分野での協力を推進するための重要な枠組みとなる。
観光や文化、経済、防災・減災といった分野における協力を通し、プーケットと徳島の「兄弟のような関係」がより深まり、力強く発展していくことを心から願っている。

今後の交流に生かすため、訪問団一行は
・ 環境への取組が国内外から高く評価される「上勝町ゼロ・ウェイストセンター」
・ 積極的な再生可能エネルギーの活用を行っている「株式会社大塚製薬工場 松茂工場」
・ 平時には防災啓発施設、大規模災害時には災害対策拠点となる「徳島県立防災センター」
・ 徳島県の伝統文化を体感できる「阿波おどり会館」や世界の名作が陶板名画で楽しめる「大塚国際美術館」
を視察し、徳島県への理解を深めました。

また、タイ進出企業や、今後の海外展開を考えている企業をはじめ、県産食材事業者といった方々をお招きした交流会(歓迎夕食会)も開催し、民間レベルでの交流やマッチングを図る場を設けました。