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徳島県徳島市万代町1丁目1番地
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記者の皆様には、お時間をいただきましてありがとうございます。私の方から4点報告をさせていただきます。
まず1点目です。「令和9年度徳島県公立学校教員採用候補者選考審査の募集開始」についてでございます。
実施要項につきましては、既に3月下旬に県教育委員会のホームページに掲載をいたしておりますので、御確認いただきますようお願いいたします。記者の皆様方には改めてお配りしておりますのご覧いただければと思います。採用予定人数でございます。小・中学校は昨年度より1名減の177名程度、高等学校、特別支援学校は昨年度より12名増の90名程度、養護教諭は1名減の3名程度、栄養教諭の採用は今年度、見合わせております。また、主な変更点といたしましては、今年度の実施審査では、小学校教諭の第二次審査における模擬授業の教科を、これまでの外国語科(英語)でなく、算数で実施することといたします。算数は単元が多く、受審者にとって授業構想を立てやすいため、多様な授業展開が可能であることなどが変更理由でございます。出願期間は、5月7日(木曜日)午前10時から 5月25日(月曜日)午後5時までです。出願方法については原則電子申請となっております。第一次審査の審査日は、7月18日(土曜日)、 7月19日(日曜日)となっております。7月18日に筆記審査と論文審査、7月19日に実技審査を行います。なお、大学3年生等を対象した選考受審者についても同じ日程で行います。審査会場は徳島会場と東京会場で昨年度と変更はございません。第一次審査の結果は8月3日(月曜日)に発表する予定としております。また、第二次審査は 8月16日(日曜日)から 8月24日(月曜日)にかけて実施する予定となっております。
2点目は、鳴門教育大学敷地内に設置いたします徳島県立学びの多様化学校につきまして、開校日及び教育内容、今後のスケジュールについてご報告させていただきます。
徳島県立学びの多様化学校は「自信・希望・仲間」を育む、新しい学びの場として令和9年4月に開校いたします。モニターの左側をご覧ください。学校の基本情報として、校種は中学校とし、定員は各学年20名程度、合計60名程度としております。対象は県内に住所を有する、不登校または不登校傾向にある生徒です。学校の特色として、ゆとりと独自の学びを通して、社会的自立を促して参ります。具体的には、不登校を経験した生徒の登校へのハードルを下げるため、余裕を持った始業時間を設定するほか、授業時間も1015時間から875時間に削減いたします。授業は1コマ45分の5時間とし、15時頃には下校できる、生徒の心身への負担が少ないスケジュールを考えております。また、各学年20名程度という小さなコミュニティの中で、「個別最適な学び」と「協働的な学び」のバランスをとりながら、一人ひとりにきめ細やかに寄り添う教育を展開して参ります。学習形態につきましては、通常の学級単位での活動だけでなく、異学年での学習機会もしっかり取り入れながら、生徒の成長を支援して参ります。そして、授業時数875時間のうち、105時間から210時間を活用し、「3つの特設教科」の設定を検討しております。これらは、臨床教育学に基づく「心の三大栄養素」と言われる「自信・希望・仲間」を育むための学びです。
・1つ目は「心の健康科」です。ここでは、自己理解や社会性スキル、感情のコントロールなどを実践的に学びます。
・2つ目は「表現科」です。芸術や技術の活動を通じて自分自身の感情を表現し、それが他者に受け入れられるという成功体験を積みます。
・3つ目は「自然体験・防災科」です。徳島ならではの自然の中での活動を通じて、生徒の心を癒やし、困難を乗り越える力である「レジリエンス」を育んで参ります。
モニター右側の今後のスケジュールですが、5月に校名を広く県民に募集いたします。現在、校舎の設計がほぼ完了し、7月上旬に建設に取りかかります。8月からは体験入学や転入学のための面談を実施し、開校に向けて進めて参ります。学校施設のコンセプトは、「空間が心を開く」としております。こちらに令和9年4月に開校する学びの多様化学校の模型を置いていますので、ゆっくりご覧いただければと思います。
・木をふんだんに使い、木のぬくもりで生徒の緊張を和らげるデザインを採用いたします。また、社会とのつながりを感じられるような開放感のある設計を心がけております。
・従来の閉鎖的な「教室」という概念にとらわれず、カフェやコミュニティセンターのように、生徒同士や教員との間で、自然な交流が生まれるフリースペースを充実させる計画です。
なお、この度新しく開校する、この徳島県立学びの多様化学校の校名を皆様から募集いたします。生徒がともに学校を創り、自分らしく学ぶことができる、そんな「徳島ならではの新しい学びのかたち」の学校を目指しています。どなたでもご応募いただけますので、皆様の願いや思いを込めた校名をお寄せください。応募方法や締め切りなどの詳細につきましては、徳島県教育委員会ホームページに掲載していますので、御確認ください。
3点目は、「教職員の働き方改革の取組に関する『教育長メッセージ』の発出」についてでございます。
本県におきましては、本年3月に「徳島県公立学校の教育職員に関する業務量管理・健康確保措置実施計画」を県教育委員会及び全24市町村教育委員会の共同で策定し、この4月から計画をスタート致しました。この「学校における働き方改革」を実効性のあるものとして強力に推進していくためには、学校現場の努力のみならず、保護者や地域の皆様の御理解と御協力が必要不可欠です。教職員一人一人が、心身ともに万全の状態で日々の教育活動に専念し、本県の子どもたちへの教育の質の向上を図るため、このたび、保護者・地域の皆様に向けた「教育長メッセージ」を発出することといたしました。メッセージの内容といたしましては、各学校における勤務時間や留守番電話の設定時間をお知らせし、学校へのお問い合わせは、原則、教職員の勤務時間内にお願いするとともに、一人一人の児童生徒や保護者の皆様と向き合う時間を大切にするため、電話応対や面談の時間は、一件30分以内を基本とさせていただくことなどへの御理解と御協力をお願いするものでございます。県立学校につきましては、本年4月から、保護者への配付や学校ホームページへの掲載などを通じて、広く地域の皆様の理解促進に活用するよう、取組を進めているところです。また、市町村立の学校につきましては、実施計画の共同策定の趣旨に鑑み、県と市町村が一体となって取り組んでいくため、県教育長と各市町村教育長との「連名」により発出することを基本とし、地域ごとの準備が整い次第、順次発出される予定です。県教育委員会といたしましては、このメッセージを通じ、未来を担う子どもたちのためのより良い教育環境づくりに向け、地域の皆様と一丸となって進めて参りたいと考えております。県民の皆様のお力添えをどうそよろしくお願いいたしたいと思います。引き続き、本県全体の働き方改革を強力に牽引してまいります。
4点目は、「徳島の未来を拓くグローカルリーダー育成事業」、いわゆる「徳島県版トビタテ!留学JAPAN」についてです。
募集を4月15日(水)に締め切ったところ、県内各地の高校生等から、112名もの意欲的な応募がございました。学校での「探究学習」等を通じて抱いた疑問や関心を、海外という現場で自ら検証しようとする生徒たちの姿勢は、正に本県教育が目指す、自ら学び、「未来を切り拓く力」の体現であり、非常に頼もしく感じております。また、生徒の挑戦を温かく見守り、親身に相談に乗ってこられた教職員のサポートに敬意を表するとともに、学校全体で生徒たちの「海外への挑戦」を支える土壌が育っていることを強く実感しております。選抜される50名の派遣留学生に対しては、充実した事前・事後研修を通じて、留学の経験を「深い学び」へと繋げていただきと思います。未知の環境に一歩踏み出す挑戦や、異なる文化や価値観に触れる経験は、生徒たちの人生を豊かに変える大きな転換点となるはずです。帰国後、彼らが世界で得た知見を学校や地域へ持ち帰り、自らの「挑戦の軌跡」を仲間と分かち合うことで、県内全域に「自分もやってみよう」という前向きな学びの意欲が広がっていくことを期待しております。県教育委員会といたしましては、「未来を切り拓く」子どもたちを全力で応援し、徳島の地から世界を舞台に活躍する次世代の「グローカル人財」の育成を産学官一体となって加速させて参ります。
私からは、以上です。
(読売新聞)
学びの多様化学校の校名募集について、校名を決定するのはいつになりますか。
(いじめ・不登校対策課長)
校名の募集については5月1日から約1か月間募集させていただきます。その後、校名募集の選定委員会を開催いたしまして、6月中に候補を絞り込み、7月上旬頃には決定したいと考えております。
(朝日新聞)
学びの多様化学校について、夏頃に体験入学を開催されるということですが、その頃には来春から教壇に立つ先生方は決められているということでしょうか。
(いじめ・不登校対策課長)
教員の配置については、今後、具体的に決めていくことになりますが、現地見学会や体験入学に関しましては、事務局担当者や鳴門教育大学の関わってくださっている先生方にご協力いただきながら進めて行きたいと考えております。現在、鳴門教育大学とのワーキンググループを立ち上げておりますので、そういったところで具体的な内容が決定されていくということです。
(朝日新聞)
実際にこの学校に来たら、この先生と一緒に勉強するんだよ。というところまではいかないイメージでしょうか。
(いじめ・不登校対策課長)
現地見学会では、そのような説明はまだできません。
(朝日新聞)
7月頃に建設スタートということは、見学会や体験入学の時にはまだ完成はしてないということですよね。
(いじめ・不登校対策課長)
はい。
(朝日新聞)
分かりました。 ありがとうございます。もう1点別件で、この教育長メッセージなんですけれども、いわゆるモンスターペアレントであったり、地域の方からのカスハラに対応したものなのかなという風に、拝読したんですけれども、実際に学校現場に対する本来業務を圧迫するような事案は増えてるんでしょうか。
(教育長)
調査をしたわけではないんですけども、現実的にそういう声は聞いております。対応に時間がかかる、あまりにも1人に対応時間かかりすぎて、他の人の対応の時間が取れないとかですね。そんなこともありますので、その辺りも是非ご協力いただいて、他の方の対応する時間も生み出したいという思いもございます。
(朝日新聞)
例えば、個々の学校であったり個人が特定されない範囲でですね、こういうことが起きてて、困ったというような例を可能な範囲でいくつか挙げていただけないかなと思うんですけれど。 というのが、こういうメッセージ出されるっていうことは、やむにやまれぬ状況になってるのかなという気がするんですが。
(教育長)
はい。 その辺りはですね、これも調査をしてないんですけど、聞こえてくる声としては、もうクタクタだとかですね。そういう話は実際聞いておりますし、そういう声はいろんなところからあるいは教職員組合からも聞いてますし、何よりも、ちょうど先日、横浜市の方で休憩時間がないということが報道されてたと思うんですけど、それも非常に問題だと認識をいたしておりまして、昼の休憩が取れないっていうところですね。学校にずっと先生がいたら何でもしてくれると思われてはちょっと大変なので、ここでは教職員の勤務時間がこれで、休憩取る時間もありますよ。ということも入れさせていただきました。これはいわゆる、労働者としての、先生の権利と言いますか、条件をまずちゃんとみんなに認識していただきたいなと。 結果的にそれが、今、教職を目指す人がそこでブレーキ踏んだりしてる部分だというのも実際よく聞きますのでそうならないように働く環境を整えていきたいと。そのためにはおそらく学校長だけではなかなか言いづらい部分がございますので、県教育委員会も市町村教育委員会も同じスタンスで、やってるんですよと。なので学校現場としてもそうしたいっていうその後押しができるかなと、それを一番に思ったところでございます。
(朝日新聞)
こういったような趣旨のメッセージ出されるの初めてですか?
(教育長)
何年か前にありました。
(教育改革統括監)
はい。 この具体的な形というのは、初めてです。
(朝日新聞)
具体的じゃないというのは。
(教育改革統括監)
通知文というような『保護者へのお願い』というような形だと思うんですけど。
(教育長)
具体的なことは書いていないですね。
(教育政策課長)
具体的な内容であったり、県教育長と各市町村の教育委員会の連名でというのは今回が初めてになります。
(徳島新聞)
トビタテ留学JAPANの件で112人の応募があるということですが、学校数は分かりますか?
(高校教育課長)
22校です。
(読売新聞)
先ほどの教育長メッセージというのはメールなどを通じて保護者の方に配信されるという形でしょうか。
(教育長)
これはですね、現在学校現場から保護者に通知の文章を出す時には、どの学校も電子媒体でお知らせするような形になっておりますので、基本は電子で各家庭、保護者にお伝えするということになっています。
(読売新聞)
ラーケーションが始まって1年経ったと思うんですけれども、今の申請数はわかりますでしょうか。
(教育長)
はい。県立の場合は数は把握もできてるんですけど、市町村のそういう調査はしていません。理由としては市町村は県立よりも、後でやっていただくとか、お願いしてやっていただくので、昨年度は趣旨に賛同して各市町村でうちもやってみようっていうことでやっていただくことを、目的といたしておりますので、件数はあの県立の分だけでありますけどいいですか。
(読売新聞)
はい。
(教育長)
合計で言うと昨年度令和7年度ですけど2,050件という数字になっております。
(読売新聞)
県立学校ででしょうか。
(教育長)
県立学校で。
(読売新聞)
想定としては結構な方が申し込んでる。
(教育長)
そこは何とも言えないんですけど。まず令和7年度にやってみて、だんだん広がっていけばいいと。趣旨は、学びというのは学校だけじゃなく、学校の外で学ぶっていうこと。 そのためにラーケーションを作ったので、その趣旨をどんどん広げていきたいなということで、件数としては、多分もっと増えると思います。これは間違いなく。
(読売新聞)
今年度ももっと活用してほしいということでしょうか。
(教育長)
そうですね。さらに。
(読売新聞)
ありがとうございます。
(徳島新聞)
今年1月にSNSで児童により暴行動画の拡散を受けて、見過ごされてきた暴力行為やいじめが無いかという調査を依頼してたと思うんですけど、調査結果はどうなりましたか。
(いじめ・不登校対策課長)
県教育委員会から各学校等に、件数どうだったかというところの調査は行っておりません。各学校で調査を実施をしていただいた。もし、該当があった場合は県教育委員会に報告をいただくというところでありますが、徳島県内で各学校等からの報告は上がっていないというところです。
(徳島新聞)
見過ごされてきた、見過ごしてきたいじめであったり暴力行為というのは確認できなかったってことなんですか。
(いじめ・不登校対策課長)
各学校等でアンケート調査等も進めていきながら実施をしているというところですので、報道があったような、全国での暴力動画であったり、そういったいじめ動画等の報告というのは、県教育委員会に上がっていません。
(徳島新聞)
把握していたら上がってくるってことですね。
(いじめ・不登校対策課長)
そうですね。 はい。
(徳島新聞)
分かりました。