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令和7年11月19日 教育長記者会見

教育長コメント

(教育長)
記者の皆様には、お時間をいただきありがとうございます。まず、私の方から1点、報告をさせていただきます。
いじめ防止一斉学習について、御報告申し上げます。文部科学省の「令和6年度問題行動に関する調査結果」では、全国でいじめの認知件数が約769,000件に上り、各学校で早期発見・早期対応に努めている一方で、いじめの重大事態発生件数が過去最多の1,405件となるなど、いじめ問題は重大な社会問題となっています。そこで、県教育委員会では、いじめ防止対策の更なる強化を図るため、11月7日に「とくしま いじめ問題子どもサミット2025」を開催いたしました。スライドにより活動の様子をご報告します。

(いじめ・不登校対策課)
本サミットは、各学校に設置されている「いじめ防止子ども委員会」の活動に積極的に取り組んでいる児童生徒が集い、互いに交流する機会を通じて、本委員会の中心となるリーダーを育成するとともに、県内各地で創意工夫を生かした多様な取組を一層推進することを目的として、令和3年度より実施しております。今年度は11月7日にオンラインで開催されました。今年のテーマは「いじめのない笑顔あふれる学校にするために私たちにできること ~自分たちの行動が学校を変える~」として各学校のいじめ防止子ども委員会の取り組み紹介や本テーマである「いじめのない笑顔あふれる学校にするために私たちにできること」についてグループに分かれ意見交換を行いました。その後、各グループごとに、話し合った内容をまとめ、メッセージ動画を作成しました。
4回目となった今回から、対象を高等学校にも拡大し、過去最多の県内30の小中学校、高等学校、約160人が参加しました。
いじめ防止子ども委員会の取り組み紹介は小学校については、沖洲小学校では、学校行事や学年の活動を取材し、子どもたちの頑張りを伝える「きらきら新聞」を発行しています。宍喰小学校では、友達のよいところを書いた「きらきらメール」を掲示し、その内容を給食時間に子どもたちが放送しています。南井上小学校では、「あいさつの合い言葉」を大切に、毎月正門前であいさつ運動を実施しています。土成小学校では、「ふわふわことば」を使うたびにシールを貼る活動を通して、優しい言葉づかいを広げています。
中学校については、高浦中学校では、文化祭にSNSマナーUP戦隊「まもるんじゃー」が登場し、SNSの適切な使い方を楽しく啓発しました。阿南中学校では、いじめ防止子ども委員会を中心に、生徒全員で話し合いながら「いじめゼロ宣言」を策定しました。富岡東中学校では、SNSを通じた、いじめ防止を呼びかける啓発ポスターを校内に掲示をしています。三野中学校では、生徒が自ら人権をテーマにした劇のシナリオを考え、文化祭で上演するなどの学びの成果を発表しました。
高等学校については、阿波西高等学校では、玄関前に「ありがとうの木」を設置し、生徒たちが付箋に感謝の言葉を書いて貼る活動を行っています。那賀高等学校では、人権意識を高めるため、気になるテーマについて生徒が全校放送で語る「人権放送」を実施しています。阿波高等学校では、ALPSのメンバーが主体となって企画・実践を行っており、その一つとして感謝の言葉などを記した「ALPSおみくじ」を実施しました。鳴門高等学校では、いじめやめん会が中心となって、いじめ防止に向けて各クラスの生徒から標語を募集し、優秀作品を選出・紹介する取組を行っています。そのほかにも、参加校からいじめ防止に向けた取組について発表がありました。それぞれの学校の取組についてはとりまとめ、いじめ・不登校対策課のHPにアップしておりますので、ぜひ御覧ください。次に、テーマについて話し合い、作成したメッセージ動画のダイジェスト版を御覧ください。
最後に、全体交流を行い、各グループで話し合った内容について共有を図りました。その様子を御覧ください。今後の予定としまして、作成しましたメッセージ動画を県教委いじめ・不登校対策課HP及び県教委公式SNS、徳島県YouTubeチャンネルにより発信して参ります。「徳島県いじめ防止一斉学習2025」の際に、サミットの様子も、広く周知して参りたいと考えています。

(教育長)
さらに、昨年度に続き、県内公立学校全ての児童生徒が、同じ日に、いじめ問題について考え、県全体でいじめ防止に取り組もうとする意識を高めるとともに、児童生徒が主体的にいじめ防止に取り組む態度と実践力を養うことを目的に、「徳島県 児童生徒のいじめ防止一斉学習2025」を12月17日に実施いたします。今後とも、いじめを生まない環境づくりを加速させ、児童生徒が安心して学べる学校づくりを推進してまいりたいと考えています。

私からは以上です。
 

質疑応答

(四国放送)
いじめ問題サミットですけれど、代表の生徒が参加されているということでしょうか。

(教育長)
いじめ防止子供委員会というものが各学校にありますので、その子供たちを中心にこのサミットに参加していただくというものになります。

(四国放送)
小中高全員が同じ時間にオンラインで参加し、できあがったものがメッセージ動画ということでしょうか。

(教育長)
はい。先ほどの動画です。

(徳島新聞)
県立高校の在り方を考えるタウンミーティングが県内8か所で実施を終えたと思いますが、いろんな立場の人から多様な意見が出たと思うんですけど、報告も教育長は受けていると思いますが、地域住民だったり生徒が、どのような高校を求めていると率直に感じられたか。

(教育長)
タウンミーティングは8地域でしております。合計189名の参加者がそれぞれ各会場に来ていただいているんですけれど、エリアによってですね、高校に対する期待というか、どういうことが必要だということはあるんですけど、今回のタウンミーティングは、今後の高校の在り方を、地域としてどう捉えるか、どう考えるかということなので、こんな学科があったらいいとかですね。こういう規模がいいとかですね、そういう意見はそれぞれの会場でたくさん出てはいます。今は色々な方の意見をいただくということ、率直な意見をざっくばらんに語っていただくということが目的でございます。それぞれの地域の抱えている課題がよく聞こえてきていると思います。

(NHK)
今日いただいた資料に、昨年度の問題行動、不登校生徒指導上の課題に対する調査結果を付けてくださっていますが、こちらを拝見しますと、小・中・高いずれも暴力行為といじめが前の年度より増えているんですけれども、合計は過去最多になりますか。

(教育長)
県内過去最多となります。

(朝日新聞)
「徳島県いじめ防止一斉学習2025」は昨年に引き続いての開催になるかと思いますが、子供サミットというのは今後も毎年定期的に開催していく計画でしょうか。

(教育長)
はい。先ほど動画を見ていただいたように非常に参加してくださった学校の子供たちの感想から、やって良かったという話がございますので、様子見ながらにはなるんですけども、こういう形で進めていく方向です。

(朝日新聞)
内容としては昨年と違った内容が入ってくるのでしょうか。

(教育長)
一斉学習というのは県内全ての子供たちが同じ時期に同じことを学ぶという、それだけの 1つの大きな価値がございます。去年はスタートということがあり、教材を県教委で用意したんですけど、去年の感想の中から、それも良いんだけれど、それぞれの学校の中で今課題となっていることも踏まえた授業もしたいことがありましたので、そういったことも考えながら、バージョンアップしたような一斉授業になるかと思います。

(朝日新聞)
ということは授業の内容としては各学校ごとに変わってくるようなイメージでしょうか。

(教育長)
今回は変わるような形でしました。

(朝日新聞)
去年は基本的には各校種ごとに共通の教材を使われていたんですよね。

(教育長)
共通というよりは、学年などによって様々です。

(いじめ・不登校対策課)
参考という形で昨年度は掲示しておりました。今年度も参考という形ではお送りさせていただきますが、基本的には学校の状況とか実態に応じながら、学校が取り組んで行くことになります。前半部分は先ほどの動画等を紹介する時間をいただいています。また警察からのメッセージ動画をお願いしておりますので、約10分程度の動画を見ていただいた後、各学校の学習に取り組みます。

(朝日新聞)
各学校でどんな授業をされるかというのは、事前にいじめ・不登校対策課の方で把握はされていますか。

(いじめ・不登校対策課)
こちらで事前に把握ということはありません。

(NHK)
現在、日中関係が悪化しておりまして、自治体によっては交流行事が中止になることがありますが、県の教育委員会で把握している範囲で、県内の学校の交流について影響がないかお教えいただけますか。

(教育長)
現在、徳島県内の学校が中国と交流しているということはありません。

(NHK)
そもそも影響がないということでしょうか。

(教育長)
そもそも影響はないということです。

(朝日新聞)
留学生で中国から来ている方は。

(教育長)
現在のところは0ということになります。

(朝日新聞)
中国に行っている方も。

(教育長)
行っている方もです。