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県立学校敷地内における土壌汚染状況調査の結果について

1 経緯

 今年度の県立学校体育館の空調設置工事において、空調室外機基礎工事に伴う土砂搬出を行うため、事前に土壌調査(簡易調査)を実施したところ、土壌から有害物質が検出されたことを受け、土壌汚染対策法に基づく詳細な調査(概況調査)を実施しました。

2 土壌汚染対策法に基づく調査(概況調査)の概要

(1)調査期間

 令和7年10月30日~同年11月28日 

(2)調査結果

1.徳島商業高校(調査対象4箇所) 
→ 1箇所において、土壌溶出・含有量基準を超える「鉛」を検出 
 
2.池田高校(調査対象2箇所) 
→ 1箇所において、土壌溶出量基準を超える「六価クロム」を検出 

検出結果
学校名 有害物質の種類 溶出量(検出値) 溶出量(基準値) 含有量(検出値) 含有量(基準値)
徳島商業高校 0.15mg/ℓ 0.01mg/ℓ 330mg/kg 150mg/kg
池田高校 六価クロム 0.13mg/ℓ 0.05mg/ℓ 基準値未満 250mg/kg

※ 地下水の利用がある徳島商業高校については、敷地内で地下水の水質調査を実施した結果、「鉛」は検出されていません。

3 対応

(1)両校とも、生徒の健康被害の報告はなく学校活動に支障は出ていません。 
 
(2)調査結果については、法令所管の徳島市(徳島商業高校)及び県環境管理課 (池田高校)に速やかに報告しており、今後、その指導に基づき、適切に対応して参ります。