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よろしくお願い致します。記者の皆様にはお時間をいただきありがとうございます。
私からは4点御報告させていただきます。
1点目は本日の午前中に開催致しました第7回教育委員会定例会についてでございます。
県教育委員会と四国大学及び四国大学短期大学部とのDX推進に関する協定です。
この協定は知的・人的資源を集結して県立高校におけるDX加速化推進に相互連携して取り組み、デジタルと成長分野を境に人材育成の充実及び教育研究活動の充実に付与することを目的としております。連携内容は1つ目にデジタル技術を活用した文理横断的・探究的な学びに関する事。
2つ目に生徒の興味関心を高めるデジタル課外活動に関すること。
3つ目に地域社会に貢献できるデジタル人材の育成に関すること。
4つ目にその他の目的達成のために必要な事項に関することとしております。
なお、協定書の締結式につきましては8月7日水曜日午後4時から教育委員室にて実施を予定しております。
次に徳島県と三好市との複合施設の愛称の決定でございます。
以前にもお話をさせていただきましたが、愛称が決定致しました。
今年度内にオープンする予定で工事を進めております。この徳島県と三好市との複合施設について愛称募集を行いました。県内外より186点の応募がございました。その中から選定委員会の選考により愛称が片仮名表記で「ミライケ」に決定致しました。提案者は東京都にお住いの松本直樹様です。未来と池田を合わせて覚えやすく親しみやすい響きを意識して作成されたという事です。
「ミライケ」が世代を問わず多くの人が集う場として多様な交流活動や協働活動を創出する施設となるよう取り組んで参ります。
続きまして3点目はMinecraftカップにおける「とくしま新時代賞」についてです。
すでに6月に資料提供しておりますが、改めてご報告致します。
令和6年11月3日にイオンモール徳島で開催される第6回Minecraftカップ四国ブロック地区大会では徳島県が自治体パートナーとなり「とくしま新時代賞」を設置致しました。
Minecraftカップは子供たちにプログラミング教育やデジタルなものづくりの機会を提供する事を目的として開催されており、今年で6回目となります。
今年度は「Well-being(ウェルビーイング)をデザインしよう」という大きなテーマにまちづくり部門とたてもの部門の2つの部門で作品を募集しております。このうち、まちづくり部門から徳島県の応募作品のうちとくしま新時代を感じさせる未来のまちを共創した作品に贈られる賞が「とくしま新時代賞」です。
募集期間が令和6年6月3日から令和6年8月31日までとなっており、四国ブロック地区大会では東京開催の本戦に選出する作品を選定することとしております。
最後に高校生のヘルメット着用推進についてでございます。
7月12日に公安委員会と教育委員会との意見交換会を開催し、高校生のヘルメット着用推進について話し合いをしております。委員の皆様からは高校生だけではなく全世代の課題と認識し、また生徒自ら能動的に着用する仕組みが必要といった御意見が必要といった御意見がありました。今後も連携した取組を推進することで共通認識が図られたところであります。
また、25日に高校生と教育長である私とのアイデアソンを行い、当日各学校から50名の生徒に来ていただきまして、ヘルメット着用に対する率直な意見や着用を推進するにはどうすればいいのかのアイデアをたくさん聞くことができました。全員の意見を集約できたことは非常に貴重であったと思います。
今後これらの貴重な御意見を参考にしながら二学期開始にあわせて「教育長メッセージ」を出すとともに各校のヘルメット着用に対する前向きな取組への支援を生徒達が能動的に考え、行動できる取組に努めて参ります。
私からは以上でございます。
(朝日新聞)
幹事社の朝日新聞です。発表資料から1、2点ほど私からお尋ねしたいのですが、ミライケですけども、ダブりはなかったのですか。
(教育長)
そこはどうだったかな。
(県教委担当者)
(ダブりは)ありません。
(朝日新聞)
この人は徳島にゆかりのある方。
(県教委担当者)
徳島にゆかりのある方ではございません。
(朝日新聞)
たとえばおいくつとか、そういうのは。
(県教委担当者)
年齢のほうは公表できません。
(朝日新聞)
わかりました。
(朝日新聞)
DX推進協定ですが、これは教育長と学長が。
(教育長)
はい。教育委員会と大学なので、私と学長のほうで。
(朝日新聞)
ヘルメット着用は賛否両論があり、かぶらない人が多いのですよね。
(教育長)
現状ではそういう数字が出ております。
(朝日新聞)
かぶらない理由は何でしょうか。
(教育長)
たくさんありましたね。一番多かったのは髪形が乱れるという理由が多かったです。あとはヘルメットは盗難に遭いやすいことと、費用がかかること等、いろんなお話がありました。
(朝日新聞)
今回は聞き置くというか、承ったということですか。
(教育長)
それともう一つは今回来ていたメンバーが生徒会の方が非常に多かったのですが、どうしたらヘルメットをかぶるのかという意見を、高校生自身が自分たちの問題として捉えて、アイデアをたくさんいただきました。
(朝日新聞)
どのような意見があったのか。
(教育長)
今回は、各学校が、自分の高校ではこういう活動をしたという話をして、またそれに対して聞いているメンバーから、返しの意見をもらえる仕組みにしていたんですが、
例えば、ある学校では啓発動画を作り、それを文化祭の時に上映したということで、
それに関しては、すごく「いいね」という意見が多かったです。
あとは、(ヘルメットが)かわいいデザインや、かっこいいデザインだったらいいという意見もありました。
(四国放送)
四国放送です。
このミライケの提案者の方が東京都出身ということで、例えば池田に行ったことがあり、思いがある等のエピソードがあるのか。
突然東京都の方が提案するのは考えにくいので。
(県教委担当者)
徳島には旅行で来たことがあるとおっしゃっておりました。それ以上の事はお聞きしておりません。
(教育長)
広く全国に応募を呼び掛けたので、こういう名前(愛称)を付けることに興味がある方なのかもしれません。想像の域ですが。
(四国放送)
その方に思いを聞くことができたらより放送しやすいので、また聞く機会があればお願い致します。
(県教委担当者)
今のところ来られる予定はございませんが機会があれば。
(徳島新聞)
四国大学との協定について。DX推進に関する協定は四国大学が初めてですか。
(教育長)
はい。今までいろんな連携協定がありましたが、今回はDXハイスクールに関しての連携が中心になろうかと思います。
(徳島新聞)
他の大学とも今後結んでいく予定は。
(教育長)
県内の大学の皆様方からこういうことができるという提案をいただいておりますので、今後、専門的な内容についてはお願いしますという形で進めていくことを考えております。
(徳島新聞)
今年度中とか。
(教育長)
はっきりとはまだ言えませんけども。はい。
(朝日新聞)
学区制について3つほど質問。1つ目は学区制の見直しについて教育長の今の考え、2つ目は知事は強く、「決めろ」という言い方をされていますが、それを踏まえての感想、3つ目はロードマップというか行程をどのように考えているか。
(教育長)
教育委員会の立場としてというお答えになろうかと思いますけども、現在、学区制についての有識者会議を開催しております。
前回、公開で行われた総合教育会議は、有識者会議の2回目を兼ねてたということなんですけども、結局はその有識者会議が今年度中には、結論をいただけるということですので、それに従うというか、それを重視し、その内容を尊重しながら、最終的には決定していくということになっています。今たくさん意見をいただいております。
本当に、別々の意見だということは皆さん方もご承知だとは思うんですけども、それぞれの立場によって見え方が随分違っております。
しかも、まさに高校入試に直面した人でないと分からない部分がございまして、その辺りについて、どうだっていうのはなかなか言えないんですけども、今とにかく、たくさんの方の、ご意見をいただきながら論点を整理していくということになります。
これに関しましては、先日、ヘルメットの意見交換会で、高校生に来ていただいたんですけど、その後半は、学区制のことについてお話を聞きました。
生徒は自分たちが一番体験しているので、(学区制について)どっちがいいかっていう意見もいただきながらですね。
この学区制っていうのはおそらく、学区制の撤廃だとか、流入率をどうするかとかいう話だけでなくって、高校の魅力化とか、特色化、あるいはそのコースとか学科をどうしたらいいのかとか、そもそも入試制度は今みたいに1発でいいのかとか、校舎も今は県立の高校でも本当に古い新しいがありますし、何かいっぱい変更される部分と連動しているというのがありますので、それはどこからどんなふうに手を付けるかは、当然、予算も伴いますので、なかなか計画そのものも、時間はかかるんだろうなと、もちろん実施についても時間がかかるだろうと。
ですから1つ1つ、丁寧には対応していく必要があると思います。
ただ、第2回会議の時にも、首長さんからも、「生徒の1年は非常に大事ですよ」というお話もいただいております。
なので、やはり早く結論が出せる部分と、少し慎重にする部分っていうのは当然ありますので、それを含めて、明確にしていきながら対応していくというふうに考えております。
ロードマップ等の話もあったんですけども、例えば令和7年度入試はどうなんだ、とかいうお話はありますが、令和7年度入試につきましては、もう計画が動き始めているのでその時点で何か変わるということはないです。
令和8年度はどうなんだというと、それは今回の有識者会議の結論によって何らかの変更、あるいは見直しがあることは考えられるかなというふうには思っています。
(朝日新聞)
細かいのから大きなものも含めて、前向きに見直すものは見直しということか。
(教育長)
それはもう当然そうだと思います。
(朝日新聞)
知事が先日の記者会見で、「公開討論会をやってもいい、それぐらいの気持ちだ」って言ってるんですけど、それについてはどうですか。
(教育長)
7月26日の知事の定例記者会見だったと思うんですけど、そういうお話があったことはもちろん承知をしております。
公開討論会については、教育施策等を協議する場である総合教育会議の枠組みで実施するということが想定されるんですけども、この会議については、所管は知事部局なので、所管する知事部局とも十分協議をしながら、対応を検討していきたいというふうには考えております。
(朝日新聞)
個人的見解でも結構ですので、そういうことに賛成ですか反対ですか。
(教育長)
知事部局の方から、こんなことをしたいんです、という話があった時には検討をしていきます。
(四国放送)
公開討論は知事の性格上、割と分かりやすい言い方をされると思うんですけど、多分この学区制の問題って、校長先生がこの前のアンケートで6割以上の方が「現状のままがいい」っておっしゃった、その真意はわかりませんが、公開討論をもし知事が開催したらですよ、多分正論なので、「子供の自由じゃないか」って言っちゃえば、正論が勝っちゃうんだけども、正論で片付けられないことがあるから、これだけ悩んでるわけだと思うんですよね。
だから割と公開討論はすごく危険というか、子供たちのためのことを考えたときに、一方的に正論が勝っちゃうのがいいのかどうかっていうとちょっと疑問なんですけど、その辺はいかがでしょうか。
(教育長)
前回の総合教育会議のときの学校現場の先生方からは、ちょっと数字だけが走っちゃって、本当はもう少し言いたいことがたくさんあったようなんですけど、ちょっと時間的なものがあったんですけど、現場の先生方って今目の前の子供たち、毎年100人単位で送り出してるわけですよね。
その子供たちの様子、あるいは保護者の様子とかはすごくよく分かってて、結局は、その生徒のことを心配してるんですよ。
だから、生徒ファーストには違いがないんですよ。
だから、全然対立してるわけじゃなくて、どちらも生徒のことを一生懸命考えていると。
ただちょっと見る場所が違うっていうだけであって、なので、もし公開討論等があるんであればね、そういうところが見えた方がいいんだろうなと。
そうなると、保護者の代表の方にしろ、いろんな立場の人が、結論を出すのではなく、フリートークのような感じの方が本当はいいのかもしれないですけど、いずれにしてもその内容をどうするかとかいう話は、まだ全然決まってもない話ですので。
(朝日新聞)
ちょっと確認ですが、令和7年度入試は、来年の4月1日に入ってくる人ですよね。
令和7年度入試は、現状でそのままということですよね。
(教育長)
はい。
(朝日新聞)
令和8年度入試については、何らかの見直しも考えられるということですよね。
(教育長)
可能性はありますよね。
(朝日新聞)
見直しは、全か無か、やるかやらないかだけじゃなくて、流入率の見直しとか、何らかの変化も含めての見直しということか。
(教育長)
そういうことも含めて、何らかの見直しの可能性がある。
(朝日新聞)
知事はどっちかっていうと、やるかやらないかというふうに、全か無かというような考えのようだが。
(教育長)
最終的にはね、と私は理解しています。
(朝日新聞)
その全か無かが、令和8年度入試から決まると、そういうことで言ったわけじゃない。
(教育長)
あくまでも有識者会議のことを踏まえて、令和8年度入試からはそれで見直しができるかもしれないということ。
(徳島新聞)
先ほど、校長会のアンケートが、数字が先走っているというお話だったんですけど、「現状のままで置いといて欲しい」というのが6割、7割ということで、こういう数字について先走っているということなんでしょうか。
(教育長)
そうなんですよ。
だから、何か反対のような数字に見えちゃったのかなっていう気がする。
現状維持もしくは一部改善が72%だったっていうとこなので。
それが、現状維持ってのが、ちょっと強調され過ぎたのかなっていう気はします。
つまり将来的な廃止が23%しかなかったみたいな、そういうとこですよね。
(徳島新聞)
あの場の雰囲気では何かそういうふうには思ったんですが、やっぱり知事さんがどうしても、「(学区制は)やめてしまえ」っていうふうなあれだったので、それに防戦するために、ああいう言い方になったんだろうと思うんですけども。
中学校校長会アンケートと高等学校長協会のアンケートの結果というのは、県教委さんはもらっているのでしょうか。
(教育長)
もらっており、今、精査してます。
結構たくさん、いろんな意見を自由記述で書かれているということで聞いてます。
(徳島新聞)
あの場で答えるためだけの予備的なアンケートとかいうんじゃなくても、しっかりしたアンケートということ。
(教育長)
あの時点では、それぞれの校長会等で、(アンケートを)取ってると。
ただ、この間のことも踏まえて、正式な部分っていうか、詳細っていうのはもう少しあるかもしれないんですけど。
(徳島新聞)
県教委の方で、(アンケートの)物はもらっている。
(教育長)
いただいて、そこを精査していく状態です。
(徳島新聞)
そのうち、マスコミに公表したりするのか。
(教育長)
そこはちょっと中身によって、何とも言えないですけど。
(徳島新聞)
オープンにしてもいい部分だけでも公表を。
(教育長)
ちょっとその点検討はします。
(徳島新聞)
来月下旬に、有識者会議が予定されていると思いますが、その時くらいまでにはオープンになったりしますでしょうか。
(教育長)
そこは何とも返事は言えないですけど。今、関係課で精査をしてくれてるので。
(徳島新聞)
来月の有識者会議では、何がしかの動きってありますでしょうか。
(教育長)
子供たちにどんなアンケートするかっていうような内容については、話題に上がる予定です。(子供たちへの)アンケートの内容ですね。中学生・高校生どのぐらいの範囲でとるのかとか、どんな質問をするのかとか。
(四国放送)
確認ですけど、令和7年度入試の変更がないとは、要するにこの3月に行う入試は変更がないということで、令和8年度入試に何らかの変更の可能性があるということですよね。
(教育長)
はい。今の中学2年生からは、内容によっては何らかの見直しが入ってくる可能性があるということですね。
(毎日新聞)
先ほど、今年度中に有識者会議からいただく意見を尊重して、変更、現状維持も含めて決定するというお話だったんですけれども、先日25日にあったアイデアソンで、お子さんたちの意見が大分出ましたけれども、今後、中学生ないし高校生のアンケートを検討されてるということで、有識者会議の意見と、当事者である中高生の意見が、かなりかけ離れた場合は、やっぱりそういう場合でも、有識者会議の意見っていうのが基本になるんでしょうか。
(教育長)
アンケート自身が、有識者会議の名で行うことになりますので、有識者会議の最後の結論は当然それを反映してるということです。
(毎日新聞)
25日のアイデアソンで、ヘルメットの話については生徒の意見が集約できた、有効だったと評価されたんですけども、学区制の方について出た意見はどうなのか。
(教育長)
アイデアソンでは、生徒たち一人一人が意見をどんどん個別に書いていって、こっちの方がいいとか、自分はこうだからとか、いろいろあったんですけれども、最終的にその場でのアンケートではですね、現状のままでいいのか、見直すべきか、どちらとも言えない、の3つの選択肢で答えてもらったんですけど。
「現状のままでよい」が16.3%、「見直すべき」が69.4%、「どちらとも言えない」が14.3%、全体ではそういう形になりました。
実はこのアンケート結果は、多分、生徒がいる学校の学区によって回答の意図がちょっとずつ違うので、例えば、一番該当が多い第2学区に関して言うと、「見直すべき」が73.7%と多かったですから、学区ごとに見た場合でも、そこがまあまあ多かったということになろうかと思います。
そんな結果が出ておりまして、意見はそれぞれあるんですけど、急に(学区制を)なくすとやっぱり困るみたいなとこがあったりとか、どっかに集中するんじゃないかとか、希望が多くなることで、逆に入れなくなりそうだとか、そういう意見もありましたが、逆の「見直すべき」の中でいうと、こないだの会議でも出ましたけど、住んでる場所によって選べないのは、ちょっと不平等だっていう意見は多かったと言えますね。
(毎日新聞)
この間の(アイデアソンは)出席者って50人だったと思うんですけど、16.3とか端数が出るのはなぜなんでしょうか。
(教育長)
正確に言うと49(人が参加)。
(毎日新聞)
アンケートは、中学3年生の時の在籍校を書かせる欄があったと思うんですけど、何学区のどこから入ったかとか、そういう細かな分析もやられるんでしょうか。
(教育長)
この中学校から、どこの高校に行ったときの、その生徒がどういう回答をしたかっていうことですね。
(毎日新聞)
例えば、第2学区から第3学区に行った生徒何人では、どんな意見があったかというような分析。
(教育長)
そこは一応属性としては取れるようにはしています。
ただ、49名ですので、やっぱり全体はどうなのっていうのはすごく気にはなるとこですね。
(朝日新聞)
教育長さんは、三好の方(の在住)でしたよね。学区制についてはどういう認識だったんでしょうか。
(教育長)
私みたいに西に住んでる人間にとってみたら、学区制ってこんな大きな問題なんだなと、今の立場になって、本当に、認識が新たになったということで、徳島市内を含めた中央部の問題というか、話なんだっていうのが、改めて、はい。
西の人はほとんどそうなんですけど、学区制っていうのは、ふーんっていう感じで、直接関係する人がほとんどいないので。
その辺りは私もちょっと全然不勉強な部分があるので、今一生懸命勉強しています。
(毎日新聞)
ちょっとお話変わるんですけど、午前中にあった定例会で、付議事案19号、退職手当の支給制限処分について。これ非公開なんですけど、お話しできる範囲でどういう内容なのかご説明いただいてもいいですか。
(教育長)
これ非公開なので、中身も含めてすべて非公開ということでお願いします。
(毎日新聞)
特定の職員に対するものですか、一般論的な何か制度の変更とかそういうものですか。
(教育長)
それも含めて、すいません。非公開なので。
(四国放送)
でもこれ仮に不祥事だったら問題ですよ。だからその辺を知りたいわけですよ。
もしこれが職員の不祥事の問題であれば、なんで非公開なのというところもあるので、もちろんプライバシーっていうのもあるのかもしれませんけれども。
(教育長)
それも含めて。
(四国放送)
となると、隠ぺいしてると見えるじゃないですか。
(教育長)
いや見えるかもしれないですけど、そういうのではなくて。
(四国放送)
だからそれはそういう問題であるか、ないかだけは言っといた方が。別にそれ以上つっこむつもりはないので。
(県教委担当者)
非公開です。すいません。
(教育長)
これ以上は言えない。隠ぺいではありません。
(四国放送)
都合が悪いから言えないんですか。
(教育長)
こちらの都合じゃないです。なので非公開と。
(四国放送)
職員の不祥事とは関係ないということですか。
(教育長)
それも含めて非公開。
(四国放送)
いや、不祥事だったら問題ですよ、これ。
不祥事であって非公開だったのなら、それは隠ぺいになりますよ。
(毎日)
多分、何かの理由があって教育委員会も非公開としたと思うんですけど、非公開になった理由を知りたいんですよ。教育長が先ほどからおっしゃってるのは、非公開になったから説明しないっていう、我々と発想が逆なんです。むしろ、なぜ非公開にするのか。要するに、個人的な問題だとか、特定されるとか、そういう問題があるのか、そういうのを知りたいんですけど。
結果をもって非公開って言われても、それはもう隠ぺいとしか取れない。
制度変更ということですか。
退職手当に係ることであれば、当然税金が絡んでくる話なんで、これは公的な制度に関わると思いますけど。支給する、しないっていうのも含めて。
(教育長)
もちろんおっしゃる意味はわかるんですけど。
(四国放送)
そういうのを非公開とやってたら、都合の悪いことも非公開ですっていう答え出せば、隠せることになっちゃうので。だから、そうではないと思いますけども、一体、これはなぜ非公開のものなのでしょうかということを教えてほしい。
それはやっぱり適切に、ある程度説明していただかないと。
(朝日新聞)
もう表沙汰になってるやつですか。例えば、もう逮捕されてる人がいてだとか。そういう範疇に入ってるのなら、それでいいです。どんな範疇に入ってるかなと思って。
(毎日新聞)
憶測になってしまうので余計に。
(教育長)
そうですよね。逆になんだろうと思いますよね。
(毎日新聞)
表題にある支給制限処分、処分っていうのは、それは根拠としては、地方公務員法という理解でいいんですか。
(教育長)
そうですね。
(毎日新聞)
地方公務員法に基づく処分。
(教育長)
処分はそういうことになるけど、非公開以上はなんとも。
(毎日新聞)
教育委員会だから、国家公務員法っていうのはないと思うんですけど。
地方公務員法に基づく処分。いわゆる法に基づく処分じゃないんですか。それとも誰かを恣意的に、嫌いだから処分するとかそういうことじゃないと思うんですけど。
(教育長)
はい。
(県教委担当者)
ちょっと確認いたします。
(四国放送)
別に疑っているわけではないんですけども、これが一体何なんだろうかという話なんです。
(教育長)
非公開の理由ですよね。
(四国放送)
プライバシーを侵そうとは思ってませんし、という中では、ちょっとご説明が足りないかなということで、後日でも結構なので。
(県教委担当者)
改めて、幹事社さんの方にまた。
(徳島新聞)
退職手当の支給制限っていうのは、一体どれぐらいの問題を起こしたらそういうことになるんですかね。
(教育長)
それも含めて、その辺りをまとめて、また改めて。
(徳島新聞)
例えば、一番軽微な服務上の措置とかがあって、そういう措置が行われたら翌月の5日までに公表しますっていう規定があったかと思うんですけども。
私この春から来て、そんなのは一回も聞いたことないんですが、今年度に入ってからの事案じゃないということですか。
(教育長)
それも今はちょっと何とも。
(朝日新聞)
例えば警察だったら、書類送検未満は言わないっていうような、規定があるんですよね、それがいいかどうかはともかく。そういう規定に則ってるっていうことでいいですよね。公開や非公開の規定はあるんですか。
(教育長)
非公開の規定はありますね。
(朝日新聞)
それの中に入っているので、頑なになっているということ。
(教育長)
非公開の中に入ってますね、その理由として。
(四国放送)
また御説明いただけたらと。
もう1つ、タブレット端末について、8月末までには1人1台端末環境を復元するという話でしたが、今の進捗状況はいかがですか。
(教育長)
今の故障状況ですが、直近の7月16日の調査では、1万6,500台のうち、駆動時間1時間未満のものも含めた故障等台数は1万631台で、バッテリー膨張は6,948台という数字になっております。復元状況は、5月までに7,000台を整備して、追加で4,000台を配備して、今、過不足の全体調整を行っております。8月末までには1人1台端末の環境が復元できる見込みとなっております。
(四国放送)
新学期には間に合うと。
(教育長)
はい。
(四国放送)
学区制について、有識者会議を年内中にして年内である程度意見を集約してもらったものを参考にして教育委員会で方針を決めるのですか。
(教育長)
年度内に御報告いただきます。そうしないと令和8年度入試に間に合わないので。令和8年度入試に間に合うタイミングでというのが正確な言い方かもしれません。
(四国放送)
来年春頃ですか。
(教育長)
そうなりますね。おそらくね。
(徳島新聞)タブレット問題について、今年は電波法の問題もなく、夏休み中は生徒が端末を持ち帰っているという認識でよろしいでしょうか。
(県教委担当者)
最終的に個人個人が持ち帰っているかまではきちんと把握していませんが、基本的には持ち帰りです。
(徳島新聞)
そうすると何千台か端末が足りないと思いますが、足りない子は持って帰られていませんよね。8月末に復活した時点で、今持って帰られてない生徒にも渡すのですか。
(教育長)
それは学校にわざわざ来てもらうのかという話もあるので、それぞれの学校の対応になると思います。
(徳島新聞)
(端末の)数が揃った段階で、アナウンスをしていただけるのでしょうか。
(教育長)
その予定ですが、来月も記者会見を予定していますので、そこで改めて。
(毎日新聞)
学校によっては8月下旬には授業が始まっていて、そこには間に合わないのではありませんか。
(教育長)
どの学校にどれだけまでとは、今はっきりとは言えません。