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令和元年度さわやかトーキング

「さわやかトーキング」は、教育委員が学校を訪問し、教職員と懇談する中で、教育現場の現状について理解を深め、よりよい学校の実現をめざすことを目的に実施しています。

令和元年度は、徳島県立みなと高等学園において、次のとおり実施しました。


 

日時
令和元年12月17日(火)午後2時25分から午後4時00分
出席者
徳島県教育委員会
美馬持仁教育長
藤本宗子委員
小林信行委員
河口雅子委員
菊池健次委員
みなと高等学園教職員16名
意見交換テーマ
発達障がいのある生徒の就労支援について

実施概要

最初に、みなと高等学園の教職員から、以下の内容について、その成果や課題について報告していただきました。

○授業改善について ○生徒指導について ○進路指導について

○防災教育について ○情報教育について

その後の意見交換では、

先生方から、

○「木工や園芸、ビルメンテナンスなど豊富な実習や作業があるので、それを指導できる専門的な知識や技能を持った人材の育成が必要である。」

○「さらに教育の質を高めていくためには、中学校や保護者との連携強化が必要である。」

○「本校の先生方は熱意を持って仕事に取り組んでいる。その熱意を生徒にしっかり伝えるため、授業改善など伝え方に工夫が必要である。」

○「デジタルを生徒の感性を磨き、発揮して、世界に発信できるツールとして活用できるよう指導していきたい。」

など、教育に対する熱い思いや今後の課題等、御意見がありました。

教育委員からは、

○「特別支援教育は教育の根本であると思う。生徒一人一人が持っている豊かな感性をしっかりと引き出している。」

○「いろいろなところと連携し、多くの方々と生徒の将来について考えているところは、他の学校の模範である。」

○「事業者側として生徒さんの現場実習にも関わったことがある。生徒さんの成長に少しでも貢献できてうれしく思う。」

○「きめ細やかな指導はたいへんだと思うが、いろいろな業界で活躍できる生徒さんを育ててもらいたい。」

などの御意見・御提案がありました。

美馬教育長からは、

 「生徒一人一人に細やかな指導をされている。事業者や地域、家庭との連携、そして、日々の授業など、たいへんご苦労されていると思う。消費者教育や防災教育など、いろいろな教育が求められる中で、優先順位をしっかりと付けた取組や学校行事一つにしてもいろいろな目的を組み合わせて行う工夫が必要である。」

などの、お話がありました。