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2025年大阪・関西万博 徳島県催事(阿波おどり)公募連の選定結果について

2025年大阪・関西万博 徳島県催事(阿波おどり)に参加する公募連につきまして、去る8月1日から同月31日まで募集した結果、9つの連から応募がありました。

応募締め切り後、2025年大阪・関西万博 徳島県催事(阿波おどり)公募連選定委員会において、厳正なる審査を行い、以下の2つの連を公募連として選定いたしました。
 

達粋連

選定委員の講評

応募動画において、1970年大阪万博での阿波おどり出演者から「今回、若い連員に万博を体験してもらいたい。」とのコメントがあり、次世代への阿波おどり継承に強い思いを感じた。長年、主に阿南市で活動され、阿波おどりが「身近に誰もが楽しめる伝統芸能」であることを体現しており、万博会場でも観客を惹きつけるものと思う。また、特に女性の指先の美しさから阿波おどりの優雅さも伝わったところである。

踊り(男、女、ハッピ)の内容、踊りの構成、鳴り物の演奏力、76年の歴史を感じさせる出来栄えであった。一部、昭和のレジェンド達の踊りを想起させる踊りもあり、万博の会場で、徳島の歴史を色濃く継承した阿波踊りが期待される。

阿波踊りは明るさが一番。紹介文にも「女踊りはひまわり、男踊りは黒潮をイメージ」とあるが、映像では素朴に表現がされていると思う。また、浴衣も色とりどりで、万博会場を様々に彩ることだろう。素朴で誠実な阿波踊りをぜひ観てほしい。

華舞遊

選定委員の講評

世界中から人々が集まる万博会場において、多様なスタイルの阿波踊りがあることをアピールできるのではないか。また、独自のリズムで力強い鉦と太鼓は、屋外の万博会場で大きな注目を集めることができると感じた。

踊りの雰囲気とお囃子が独特な印象を受けた。今回は、万博会場での阿波おどりを通じて、一般来場者にも阿波おどりを体感してもらう機会の提供であり、誰でも参加しやすい(格式張っていない)雰囲気を感じた。鉦と太鼓の鳴り物で奏でる大きな音量が屋外でのイベントの強みになると感じた。