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阿波しらさぎ大橋の平成23年度全建賞受賞について

本県が実施した「都市計画道路徳島東環状線阿波しらさぎ大橋建設事業」が社団法人全日本建設技術協会の平成23年度全建賞を受賞しました(本県の受賞は、平成5年度の正法寺川浄化施設整備事業以来18年ぶり)。

本賞は、社団法人全日本建設技術協会が設置し、「建設技術の活用」や「公共事業の進め方やストックの運用の工夫等」により、特出した成果が得られた事業や施策に贈られるもので、昭和28年に創設された伝統ある賞です。

平成23年度は全国から229事業の応募があり、東京学芸大学名誉教授小澤紀美子氏を委員長とする同賞審査委員会で審査され、60事業が受賞しました(当事業は都市部門で受賞)。

<参考>

社団法人全日本建設技術協会は、国や地方公共団体、機構・公社等に勤務する建設技術関係者(会員数約6万5千名)からなる公益団体です。

[表彰式(6月29日開催)]

[全建賞の盾・表彰状]

[阿波しらさぎ大橋]

受賞した事業の概要

■事業名

都市計画道路徳島東環状線「阿波しらさぎ大橋」建設事業

■実施機関

徳島県県土整備部東部県土整備局

■事業概要

(1)橋長L=1,291m

(2)全幅W=26.3~32.3m(車道8.0~11.0m×2歩道4.0m×2)

(3)橋梁形式干潟部:4径間連続ケーブルイグレット鈑桁

       一般部:5径間連続ラーメン鈑桁×2連

受賞理由

希少種など多様な動植物が生息する吉野川河口干潟への影響を軽減するための橋梁形式を採用し、長支間化により橋脚を極力減らし、また主塔の高さを抑えることで干潟を訪れる鳥類にも配慮するなど、環境に対して最大限配慮しつつも、施工の効率化やコスト縮減に努めていることが高く評価されたもの。

本県関係のこれまでの全建賞受賞歴

本県関係のこれまでの全建賞受賞歴

・末広有料道路事業(末広大橋)【S51】

・八万東土地区画整理事業【S59】

・河川環境整備事業(河道整備事業)・新町川都市計画事業(公園事業)水際公園【H元】、など12件