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海陽町で「豪雨災害時等の避難に関する要配慮者利用施設の防災担当者研修会」を開催しました

要配慮者利用施設においては、施設利用者や職員の命を守るため、土砂災害や洪水時等における迅速かつ確実な避難に向けた取組が求められています。

このたび、県と海陽町が連携し、要配慮者利用施設の防災担当者を対象に、「避難確保計画の見直しによる避難の実効性確保」を目的とした研修会を開催しました。

開催概要

<日時>

令和7年8月5日(火)午後1時30分から午後3時30分まで

<場所>

徳島県立南部防災館(海部郡海陽町浅川)

<対象>

海陽町内の要配慮者利用施設の防災担当者

<内容>

○海陽町の防災事業について(講義)

○要配慮者利用施設における避難の実効性確保について(講義)

 【説明内容】

 ・要配慮者利用施設における避難の実効性確保の重要性

 ・ハザードマップ等を活用した地域の災害リスク及び安全な避難場所・避難経路の把握方法

 ・避難のタイミング及び避難先の選定における注意点

 ・防災気象情報や避難情報の収集方法

 ・施設における防災体制の例

 ・避難訓練の種類と留意点

 ・避難に係るタイムラインの重要性

○施設の避難に係るタイムラインの作成について(ワークショップ)
 

研修会の様子

海陽町の防災事業について説明しています。
海陽町の防災事業について説明(海陽町担当者)
ワークショップにて、避難に係るタイムラインを作成しました。
ワークショップにおいて、避難に係るタイムラインを作成(各施設の防災担当者)
要配慮者利用施設における避難の実効性確保の重要性について説明しています。
要配慮者利用施設における避難の実効性確保の重要性について説明(県担当者)
県の担当者のアドバイスを受けながら、作成したタイムラインについて検討をしています。
県担当者からのアドバイスを受け、作成したタイムラインについて検討(各施設の防災担当者)

研修会資料

研修会での説明時に使用した資料や、施設の避難に係るタイムラインの台紙・アクションシールです。

各施設で研修会を開催される際などにご活用ください。

参加者からの感想

  • 海陽町の行っている防災の取り組みや、避難のタイミングを知ることができた。
  • 毎月、子ども達の命を守るために訓練を実施しているが、より細かい計画が必要なことも分かり、加えていかなくてはいけない事もあると思った。
  • 避難を素早く実施できるようにしたい。避難のタイミングについて迷うところがあったので参考になった。
  • タイムラインは全職員で話し合いの場を持つ上でも非常に有効。避難計画の見直しなどができるなと思った。
  • ワークショップでタイムラインを作成したことにより、目に見える形で何をすればいいのかということが分かった。