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令和7年度「土砂災害防止に関する絵画・作文コンクール」優秀作品について

令和7年度「土砂災害防止に関する絵画・作文コンクール」の優秀作品が決定しました。

 

 目的

国土交通省及び徳島県では、土砂災害防止に関する県民理解と関心を高めるため、毎年6月を「土砂災害防止月間」と定め、パネル展や土砂災害警戒区域の点検等の行事を実施しています。

この行事の一環として、次代を担う小・中学生を対象に「土砂災害防止に関する絵画・作文」コンクールを実施しております。

今年は、6月1日から9月30日まで作品を募集し、応募作品について、10月20日の審査委員会において審査を行った結果、次のように優秀作品を決定しましたのでご紹介します。

なお、優秀作品は、部門ごとに砂防防災課長賞、徳島県治水砂防協会長賞、徳島県砂防ボランティア協会長賞の3点を選定しました。

 受賞者について

絵画の部

●砂防防災課長賞

 徳島市国府中学校1年

 青木 勇麻(あおき ゆうま)さん

 「早めの確認 早めの避難 命を守ろう」

01

講評

構図がよく工夫されており、土砂災害が起こったときの緊迫した様子がよく伝わってくる。人物の様子や砂防ダムに押し寄せる土砂の描写も工夫して表現されている。

見る人にメッセージが明確に伝わるように、文字の配置や色も考えられている。

●徳島県治水砂防協会長賞

 鳴門教育大学附属中学校1年

 和田 実結(わだみゆ)さん

「土砂災害から命を守る」

02

講評

土砂災害から命を守るための具体的な行動が、3つに分割された画面から、見る人に伝わりやすいように端的に表現されている。

建造物や避難に必要な道具類が、細部まで丁寧に書き込まれており、人物の表情やポーズも工夫されている。

●徳島県砂防ボランティア協会長賞

 徳島市津田小学校5年

 池村 東洋(いけむら とうよう)さん

「備えに益あり」

03

講評

二宮金次郎像が、土砂災害に備えているというアイデアが面白い。避難に必要な道具類も描かれており、工夫している点が多くみられる。

高い場所から俯瞰的に街を見下ろす構図もよく考えられており、広く防災を呼びかける気持ちが表れている。

作文の部

●砂防防災課長賞

 鳴門教育大学附属中学校1年

 佐藤渚(さとうなぎさ)さん

「祖父母の家から学んだこと」

講評

それぞれの祖父母の家の土砂災害対策の違いから、土砂災害に向き合い、防災についてさまざまな視点から調べたうえで、公助・自助の視点から対策を考えている。

端的な表現で分かりやすく、構成を工夫してまとめている。

●徳島県治水砂防協会長賞

 東みよし町立三庄小学校4年

 西 透志(にしとうじ)さん

「土しゃさい害にそなえる」

講評

土砂災害について調べたことをもとに、自分の伝えたいことを明確にし、文章の構成を考えてわかりやすく書いている。

自分の住む地域について防災マップを生かして、調べたことから「備える」ことの重要性に気付き、強い決意が述べられている。

●徳島県砂防ボランティア協会長賞

 鳴門市立鳴門西小学校5年

 小西 伶奈(こにしれな)さん

「早めのひなん行動を」

講評

災害が起きたとき、自分はどうすればよいかを考え、家族と話し合ったことが書かれており、そこから防災に対しての意識が高まっていく様子が感じられる書きぶりです。