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牟岐町で「豪雨災害時等の避難に関する要配慮者利用施設の防災担当者研修会」を開催しました

要配慮者利用施設においては、利用者や職員の命を守るため、土砂災害や洪水時等における迅速かつ確実な避難に向けた取組が求められています。

このたび、県と牟岐町が連携し、要配慮者利用施設の防災担当者を対象に、防災についての認識を深めていただくとともに、避難確保計画の見直しによる避難の実効性向上を目的とした研修会を開催しました。

開催概要

<日時>

令和6年8月22日(木)午後2時から午後4時まで

<場所>

牟岐町海の総合文化センター

<対象>

牟岐町内の要配慮者利用施設の防災担当者

<内容>

○南海トラフ臨時情報(巨大地震警戒)が発令された場合の牟岐町の対応について(講義)

○要配慮者利用施設における避難の実効性の確保について(講義)

 【説明内容】

 ・要配慮者利用施設における避難の実効性確保の重要性

 ・ハザードマップ等を活用した地域の災害リスク及び安全な避難場所・避難経路の把握方法

 ・避難のタイミング及び避難先の選定における注意点

 ・防災気象情報や避難情報の収集方法

 ・施設における防災体制の例

 ・避難訓練の種類と留意点

 ・避難に係るタイムラインの重要性

○施設の避難に係るタイムラインの作成について(ワークショップ)

研修会の様子

南海トラフ臨時情報(巨大地震警戒)が発令された場合の牟岐町の対応について説明をしています。
南海トラフ臨時情報(巨大地震警戒)が発令された場合の牟岐町の対応について説明
要配慮者利用施設における避難の実効性確保の重要性について説明をしています。
要配慮者利用施設における避難の実効性確保の重要性について説明
ワークショップで避難のタイムラインを作成しています。
ワークショップで避難のタイムラインを作成
県職員のアドバイスを受けながら避難のタイムラインについて検討しています。
県職員のアドバイスを受けながら避難のタイムラインについて検討

研修会資料

研修会での説明時に使用した資料や、施設の避難に係るタイムラインの台紙・アクションシールです。

各施設で研修会を開催される際などにご活用ください。

参加者からの感想

  • 巨大地震が発生した場合、失見当を早急に脱却できるようにするためには、マニュアルを読み込んでおく。
  • 牟岐町の奇跡と言われるように、皆が助かるという意識を強く持って取り組んでいきたいと思います。
  • 台風などリアルタイムな内容もあり、再確認することができた。ハザードマップや気象庁のキキクルなど。避難訓練時の留意点や心構えなどの確認。
  • 高齢者福祉施設での計画、訓練の必要性を理解した。
  • 防災訓練とは別に防災研修を行うことは、職員の意識を高めるためにも必要だと感じた。
  • 平時の備えの大切さ、まだ未熟な部分があるので、施設にもちかえって確認を行う。次回も防災研修があれば参加し、知識を高めていく。
  • いつ災害が発生してもいいように事前の備えが本当に大切だと思った。