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令和5年度「土砂災害防止に関する絵画・作文コンクール」優秀作品について

令和5年度「土砂災害防止に関する絵画・作文コンクール」の優秀作品が決定しました。

 

 目的

国土交通省及び徳島県では、土砂災害防止に関する県民理解と関心を高めるため、毎年6月を「土砂災害防止月間」と定め、パネル展や土砂災害警戒区域の点検等の行事を実施しています。

この行事の一環として、次代を担う小・中学生を対象に「土砂災害防止に関する絵画・作文」を募集しています。

審査の結果、優秀作品が決定しましたのでご紹介します。

 優秀作品について

令和5年6月1日から9月15日まで作品を募集したところ、多数の応募がありました。

これらの作品の中から、絵画については、徳島県知事賞、県土整備部長賞、砂防・気候防災課長賞、徳島県治水砂防協会長賞、徳島県砂防ボランティア協会長賞を、作文については、砂防・気候防災課長賞を選定しました。

 受賞者について

絵画の部

●徳島県知事賞

 徳島市新町小学校5年

 和田実結(わだみゆ)さん

 「学ぼう土砂災害のこと!実践しよう早めの避難!」

徳島県知事賞

講評

 上下の2場面のそれぞれで、行動をよびかけている構成が良い。細部まで丁寧に描画されており、彩色する上での工夫も優れている。

●県土整備部長賞

 徳島市国府小学校5年

 青木勇麻(あおきゆうま)さん

「命を守ろう!」

県土整備部長賞

講評

 画面中央に大きく土石流によって山肌とともに家が押し流されている様子が描かれています。その情景を見た親子の恐怖におびえる様子が印象的です。空が黒や灰色を使い描かれていることで、災害の恐ろしさがより伝わってきます。

●砂防・気候防災課長賞

 上板町立上板中学校1年

 丸居彪太(まるいあやた)さん

「備えは大切!」

砂防・気候防災課長賞

講評

 細部まで丁寧に描かれており、描写力に優れている。伝えたいメッセージが伝わるように、構成が工夫されている。

●徳島県治水砂防協会長賞

 上板町立上板中学校1年

 井内夕優(いのうちゆうひ)さん

「守れ!!自分の命」

徳島県治水砂防協会長賞

講評

 描写力に優れており、人物の表情からよくメッセージが伝わってくる。文字の大きさや配置もよく考えられた構成となっている。

●徳島県砂防ボランティア協会長賞

 三好市立三加茂中学校2年

 川原來羽(かわはらくう)さん

「雨だ!前兆現象に注意せよ!」

徳島県砂防ボランティア協会長賞

講評

 しっかりと全体的に描きこまれており、メッセージが見る人によく伝わるように文言や色が工夫されている。

作文の部

●砂防・気候防災課長賞

 三好市立箸蔵小学校3年

 沖紗也子(おきさやこ)さん

「自ぜんとの生活」

講評

 身近な自然の時折みせる姿を具体的に挙げて、自分の住む地域で心配される土砂災害に目を向けています。また、自分の住む地域の土砂災害を防ぐ対策を知ったうえで、自然を守ること、自然について学ぶことについて触れ、「友達みたいに、いっしょに住んでいく」ことが大切だと結んでいます。自然と共に生きていくことを素直な文面で書いています。

なお、これらの優秀作品は令和6年2月19日(月)から3月1日(金)まで県庁1階の県庁ふれあいセンターで展示するとともに、6月の「土砂災害防止月間パネル展」をはじめ、県内各地で展示する予定です。