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一般国道439号 「令和5年度京上トンネル防災訓練」を実施しました

令和5年10月12日,京上トンネルにおいて,道路管理者,警察,消防等の関係機関が合同で,トンネル内における交通事故を想定した防災訓練を実施しました。

この訓練は,災害の防止と防災体制の確立を図ることを目的として毎年実施しており,今回の訓練では,関係機関の連携により,通報,交通規制,消火,防災設備の作動確認等の緊急時の一連の対応について確認を行いました。

道路利用者の皆様には、訓練当日の京上トンネル全面通行止めに御理解、御協力いただきありがとうございました。

訓練概要

  • 日程令和5年10月12日(木曜日)午前10時20分から午前11時30分

次のような想定で訓練を実施しました。

令和5年10月12日午前10時15分頃に、京上トンネル内を乗用車で走行中の観光客が、急病を発症したためハンドル操作を誤り、走行車線の管理通路に乗り上げ側壁(新居屋側坑口から約40m)に衝突して負傷。

事故直後に通りかかった車が事故車両に気付き、トンネル内の押しボタン式通報装置で事故発生状況を関係機関へ通報。

駆けつけた救急隊が車内に取り残されている運転手1名を救出し、救急車で医療施設まで搬送。

事故車両より煙が確認できるため、消防隊が消火活動を実施。その後三好警察署とともに事故原因調査を行う。

トンネル内で事故に遭遇した場合の対応のお願い

トンネル内で事故に遭遇した場合は,安全を確認した後に,押しボタン式通報装置と非常電話を使用してください。

この行動が,事故の拡大防止と迅速な通報につながります。

押しボタン式通報装置により,トンネル入口に設置している情報板が事故発生・進入禁止の表示とサイレンを鳴らし、後続車両の進入を防ぎます。

また、県民局、警察、三好市の各庁舎の警報装置に事故発生の連絡が届きます。

警察・消防には,非常電話を使って通報してください。(トンネル内では携帯電話は圏外となる場合があります。)

今回の訓練においては、後続車両運転手が押しボタン式通報装置を、三好市東祖谷支所職員が非常用電話を利用して、トンネル内の異常を知らせるという訓練をしています。

実施状況

開会式
通報状況
道路情報板表示状況(事故発生)
道路情報板表示状況(事故発生)
救助活動状況
消火活動状況
事故原因調査状況
閉会式

訓練位置図

位置図