添加物における安全確保についての取り組みは、どのように行われていますか。
添加物の安全性は、まず食品安全委員会による「食品健康影響評価(リスク評価)」で評価されます。具体的には、動物を用いた毒性試験結果等の科学的なデータに基づき、添加物ごとに、健康への悪影響がないとされるADI(一日摂取許容量)が設定されます。
この結果を受け、食品衛生基準審議会において審議・評価され、ADIに基づいた規格や基準が設定されます。
現在使用されている添加物には、こうした手続きを経て新たに指定されたもののほかに、長年の食経験などから判断して認められている既存添加物などもありますが、これらについても最新の知見に基づいた安全性試験が継続して行われており、必要に応じて基準の見直しが実施されています。
また、添加物の使用実態の調査や表示の適正性を確認するため、国や地方自治体の公務員である食品衛生監視員が製造業者や販売店へ立入り、必要に応じてサンプリング検査を実施しています。検査の結果、「成分規格」や「使用基準」に適合していなかったり、添加物が正しく表示されていない場合には、その食品の回収や廃棄などの措置が執られます。
<参考>消費者庁:食品添加物(消費者向け情報)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/standards_evaluation/food_additives/qa_consumers
<参考>一般社団法人 日本食品添加物協会
https://www.jafaa.or.jp/