「食品添加物」について、科学的な視点から理解し、感情や情報に流されず、自主的な食選択に活用するため、リスクコミュニケーションを開催しました。
・主催:徳島県、一般社団法人 日本食品安全協会 共催:消費者庁
・場所:徳島大学大塚講堂 小ホール(徳島市蔵本町3丁目18-15 徳島大学 蔵本キャンパス)
・日時:令和8年8月22日(土)13:30~16:10
・参加者:29人
・参加費:無料
・概要:食品添加物の識者2名による基調講演の後、公開ミニ講座を開催し、ロールプレイングによる実践形式のリスクコミュニケーションを行いました。最後に、参加者からの質疑に演者が答えてシンポジウムを終了しました。参加者の方からのアンケート結果において、理解度は高く、食品を選ぶときに科学的な視点を持って選びたいという感想をいただきました。
基調講演1「『不安』を『安心』に変えるリテラシー~科学の視点で食の安全を考える~」
講師:川上宏智氏(同志社大学リサーチ・イノベーション推進機構 イノベーション創出クラスター 産官学連携コーディネーター)
川上氏より、「リテラシー」と「バイアス」をキーワードに、食の安全を考える際は、自分にバイアスがかかっていないかを意識することが大切であり、情報の出典や確からしさを確認し、リスクとメリットを冷静かつ科学的に比較・判断する情報リテラシーを身に着けることが必要であることを説明いただきました。
基調講演2「食品添加物の活用及び安全性について」
講師:川岸昇一氏(一般社団法人 日本食品添加物協会 常務理事)
川岸氏より、食品添加物の4つの役割と社会的貢献及び食品添加物の安全性とリスク管理についてお話いただいた後、まとめとして、食の安全はリスク分析の考え方により科学的に判断することが重要であること、消費者は正しい知識を持ち、いたずらに不安がらずにバランスの良い食生活を心がけるべきであることを説明いただきました。
公開ミニ講座「情報に迷わない。納得!『食品添加物のホント』」
司会:山﨑毅氏(食の安全と安心を科学する会(SFSS) 理事長)
山﨑氏による司会のもと、消費者市民役とリスクコミュニケーター役に分かれた6名がロールプレイングを実践しました。まとめとして山﨑氏より、スマート・リスクコミュニケーションのポイントについて説明いただきました。