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【開催結果】平成30年度 健康食品に関するリスクコミュニケーション「健康食品との賢い付き合い方」

健康食品に関する専門家,消費者,事業者の相互理解を深めるため,健康食品に関する基調講演を行うとともに,基調講演後のパネルディスカッションは,消費者庁と連携実施するモデルプロジェクトで開発した,登壇者による「大喜利」を模したQ&A形式とし,楽しみながら批判的思考を涵養できるプログラムとして,「公開ミニ講座」を実施しました。

健康食品に関するリスクコミュニケーション
「健康食品との賢い付き合い方」

○開催日時:平成30年12月22日(土) 午後1時30分から午後4時20分
○開催場所:徳島大学長井記念ホール(徳島大学蔵本キャンパス薬学部前)
○参加者 :130名
○内容
(1)基調講演 「健康食品で命を落とさないように」
講師:一般社団法人日本食品安全協会理事長・鈴鹿医療科学大学副学長 長村洋一 先生
(2)公開ミニ講座 「みんなで学ぼう!健康食品・ここがポイント」
講師:兵庫教育大学大学院教授 竹西亜古 先生
生徒役:健康食品管理士,リスクコミュニケーター研修修了者,徳島県住みます芸人 ええでないか西浦 氏
○質疑応答等(一部抜粋)
Q:大企業が販売している健康食品であれば信用できるか?
A:大企業の場合,正しい研究に基づいた裏付けデータを有していることが多いが,第三者の評価を受けたものではない。不安であれば,薬剤師や健康食品管理士に相談すること。
Q:医薬品と同様,健康食品でもプラセボ効果が期待できるのではないか?
A:健康食品であっても,使用者が効果を実感できればそれでよいと考える。しかしながら,健康食品の場合,安全性に関する評価がなされていないため,健康被害が発生する可能性を否定できない。

徳島大学長井記念ホール
講演をしている様子 1
講演をしている様子 2
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